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旧約聖書の神と新約聖書の神は同一なんだろうか? @ [民俗・神話学板]


旧約聖書の神と新約聖書の神は同一なんだろうか? @ [民俗・神話学板]
1: 天之御名無主 2014/04/20(日) 21:28:21.51 .net
どうにも違う別神の気がする
3: 天之御名無主 2014/04/21(月) 06:06:15.91 .net
四千年に一度ツンデレを切り替えます
5: 天之御名無主 2014/04/23(水) 21:26:02.94 .net
ユダヤ教の各種伝説を見てると、ユダヤ教の主なる神は恐らくギリシャのゼウス神(洪水伝説・敵対的な巨人の存在等)

イスラエル(神と戦って勝った者)
本来ならばユダヤの絶対的な神と戦うなんてユダヤ人からすれば有り得ない
イスラエルの祖はヤコブ・レア(ギリシャ神話のサトゥルヌスの妻もレアって名前)

キリスト教
イエス・キリストの誕生日12月25日
クリスマスの由来はサトゥルヌス(サトゥルナリアー祭り)の誕生日と一緒
キリスト教はその後ローマで主流であったオリンポス神信仰を駆逐して広まった

このことから察するにキリスト教とはティターン(巨神系)のゼウス(ヤハウェ)らオリンポス神族に対する逆襲宗教なのではないか?
天使と相撲をとるヤコブ(ウジェーヌ・ドラクロワ)
管理人より:「神と戦って…」は、相撲(レスリング的な)の強かったヤコブと、神様が勝負するエピソード。タイトルは「天使と」となってますが、実際は「天使の姿を借りた神様と」です。神様はヤコブの股関節を外して(!)負かそうとするのですが、あくまでも負けを認めないヤコブに参った!となって、「イスラエル」の名前を与えます。
6: 天之御名無主 2014/04/24(木) 01:50:59.63 .net
降誕祭の起源に付いては、サトゥルヌスの祝祭という説もある様だけど、シンプルに冬至の祭りの影響説を採りたいな
生誕には5月説・7月説・9月説・10月説があるけど、12月説もある

「どうも年末らしいぞ、どうせよく分んないんだし冬至の祭りと一緒にやっちまおう」とまでは言わなくても、何となくそれに近い流れになったんじゃないのかなあ
実際に各地の冬至の祭りの影響は複数指摘されている
8: 天之御名無主 2014/04/24(木) 13:58:37.29 .net
>>1
旧約の初めの頃の神が違う。
あとは、旧約の中期頃~新約聖書にかけての神は同じ。

↑が自分がカトリックの教会に勉強に通っていた頃の、教会の中でもよく聖書を読み込んでいる人たちの共通意見だった。
なんでも、旧約の初期の頃の神はそもそもユダヤの神ですらないとか。
「ヘブライ」というのは「越えてきた」民の意味で、カナンの地にたどり着く過程で接してきた色々な民の神が入っていて、それが旧約の初期の頃の神の性格や、神の描写に反映されているのだとか。
ちなみにその人はヘブライ語もペラペラで、こと旧約聖書に関しては神父よりも詳しい人だった。
35: 天之御名無主 2015/06/29(月) 23:23:36.23 .net
>>8
なんか聞いたことがある。
原始のユダヤ教は多神教で、ゾロアスター教等の影響で善悪二元化して、さらに一神教になったとか。
神を表す言葉が複数形で書かれてるのがその名残とかね。
旧約と新訳で神の性格が違うのは、書いた人も教義も違うから当然のこと。
72: 天之御名無主 2017/04/01(土) 19:09:23.76 .net
>>35
新約は両立してる
これまでと々ユダヤ教の教義だって人とパウロみたいな外国人のための宗教に変えた人と
だから福音書を一つに統合出来なかった
68: 天之御名無主 2017/04/01(土) 18:52:56.33 .net
>>8
旧約の最初の頃だって、ヤハウェ系とエロヒム系の二つに分かれてるでしょ
モーセの後しばらくは多神教だったとしか思えない記述だし
管理人より:「福音」というのは「良い知らせ」という意味。「福音書」はイエス・キリストの言行録まとめ、ということで新約聖書およびその外典を指します。
9: 天之御名無主 2014/04/24(木) 16:07:02.21 .net
じゃあ旧約の初期神というのはどんな神だったのだろう?
俺は洪水神話という点からギリシャのゼウスのような感じの髪だと思うんだけど
69: 天之御名無主 2017/04/01(土) 19:01:43.21 .net
>>9
ウガリットのバアルその他から話を借りて作ったんでしょ
ヘブライ語は聖書以外に先行文書資料がほとんどない
突然無から聖書みたいな文学的経典を生み出せるわけないからあちこちから借りてきたはず


ちなみにウガリットはヘブライとヘレニズムを結ぶ橋となる文化を形成してるから影響あっても不思議ない
例えばサラの逸話とか、印欧族は嫁を取られて取り返す話が大好きだけど、オリエントにはこういうのは少ない
今でもアラブはたとえ嫁は取り返しても殺す
ホメロスとギリシャはよく出てくるんだが
ウガリット
管理人より:「ウガリット」は、現在の地中海東岸のシリア近辺(いわゆるカナンの地)にあった都市国家。カナンの民の神話体系(旧約)の原型はこのウガリト神話から受け継いだものがかなり多いと言われます。
10: 天之御名無主 2014/04/24(木) 20:56:45.63 .net
「人を創ろう。我々の姿に似せて~
複数形なのがポイント
55: 天之御名無主 2016/05/13(金) 23:58:31.42 .net
>>10
ホモサピより先に宇宙文明に到達した一部のネアンデルタール人でしょ
11: 天之御名無主 2014/04/27(日) 14:10:41.26 .net
旧約聖書の神って怒ってばっかだな
70: 天之御名無主 2017/04/01(土) 19:02:58.57 .net
>>11
ユダヤ人が不甲斐ないからw
だからユダヤ人が作った神はユダヤ人を叱ってばっかり
12: 天之御名無主 2014/04/27(日) 21:16:27.67 .net
あの手の古典は複数の作者がいて、みんなで二次創作して出来たアンソロジーみたいなもんじゃないの?
あんま一貫性があると思えんのよね。
13: 天之御名無主 2014/04/27(日) 21:46:11.90 .net
タルムードなんて見当もつかないくらい膨大な人達が書いてる訳だしな
18: 天之御名無主 2014/05/03(土) 17:58:36.81 .net
>>1
いいところに気づいた
その考えを推し進めれば本当のことがわかると思う
20: 天之御名無主 2014/06/29(日) 20:16:20.60 .net
たぶん信者的には同じはず

ただ、民族神でしかないヤハウェを持ち上げるために、初期は周辺地域の神話を拝借
そしてヤハウェこそユダヤ民族の真の王であるという考え方中心の旧約(ただしこれはユダヤ特有のものではなく、オリエントの都市国家はだいたい神が真の王であり、戦争は神々の戦いの現れ)


それからイエスを中心にヤハウェは全人類の神であり王であるという考え方の新約
71: 天之御名無主 2017/04/01(土) 19:06:43.07 .net
>>20
王は神から信託されて都市や民族を統治してるわけだよね
古バビロニアでは春分の日の次の最初の満月に毎年信託を更新
これが契約のもと
22: 天之御名無主 2014/06/30(月) 15:29:17.83 .net
オオヒルメとアマテラスは別物なのに、太陽神だから同じと位置づけたのと似てる
36: 天之御名無主 2015/06/29(月) 23:28:28.17 .net
>>22
インド神話のヴァルナとアメノミナカヌシを同一視するのとも同じかな。
たしか水天宮ってそういう考えでまつってるよね。
25: 天之御名無主 2014/09/22(月) 00:39:05.78 .net
同一のわけないだろ。学問的にはなw
28: 天之御名無主 2015/03/25(水) 21:22:05.50 .net
旧約の神は物質世界を造った妬みと怒りに満ちた悪しき神であり、新約の神は精神の愛の神である
37: 天之御名無主 2015/07/25(土) 01:37:56.93 .net
違うな。
旧約では直接関わる存在を神とし、新約ではその向こう側に居る直接関わる事のない存在が神
38: 天之御名無主 2016/01/05(火) 10:11:59.55 .net
新約はインドの影響が感じられる。
神なんて本当は居なくって、内在的なものって、もう少しで言いそうなあたり。
40: 天之御名無主 2016/01/26(火) 14:44:04.20 .net
古代イスラエル(ユダ王国)の神=どこにでもいる自然神・民族の神…エホバA
             ↓
バビロン捕囚など、辛い目に合う
             ↓
徐々に一神教の性質を帯びて、善性オンリーの絶対神に…エホバB

キリスト教誕生&新約聖書で”神”を新たに独自解釈…エホバC

イスラーム誕生「神はもっと寛大や」…エホバD

中世期、キリスト拡大にともない、土着の信仰を吸収&
とくにルネッサンス以降の異教復活でゼウスと習合?…エホバE


あってる?
43: 天之御名無主 2016/01/29(金) 02:57:11.04 .net
>>40
自分も概ねその考えに同意。
他人も同じように感じていることがわかってよかった。
41: 天之御名無主 2016/01/27(水) 07:38:57.31 .net
モーセの出エジプト時が最初でしょ
44: 天之御名無主 2016/02/04(木) 11:27:13.17 .net
おそらくモーセのモデルとなった人はいたんだろうな
エジプトで迫害されてたってのもマジなんだろうが、その時点で既に唯一神として完成してたってのは後付けじゃないかな?


カナンの地にたどりついてしばらくは他の土着神(ウガリット神話、バビロニア神話)あたりと共存…もとい勢力を競ってたはずだから、それら異教の神を信じるユダヤ人がでちゃってYHVHがお怒りになって、その罰でユダヤ人迫害されたって聖書にもある。

どこかで最古の一神教といわれるゾロアスター教の影響をうけたんだろうな
地理的にも近いし
73: 天之御名無主 2017/04/01(土) 19:14:30.67 .net
>>44
エジプトで迫害されてたかどうかはわからん
もともとユダヤ人は遊牧民族由来の商人部族の要素が強い
最初に獲得した土地も購入してる
だからエジプトでもうまく商売してたかもしれん


ただエジプトでも政変が多かった時期に、エジプトからカナンにやってきたとされてるから何かあったのかも分からないが

エジプト出た後は明らかに武装しているが、当時の商人は基本的に武装していた事が当時の記録で分かってる
45: 天之御名無主 2016/02/06(土) 00:50:59.80 .net
キリスト教って、すごく現代的な感覚に貫かれている感じがする。
古代的なウンザリするような、頑迷な神に呪術的なトランス状態みたいな成分(自分の子どもを捧げろ)がグッと薄まって、ギリシア・ローマで培われたのだろう、近代的な常識感覚・ヒューマニズムが強く感じられる。


だから、作り物くさいけど、やはりルネサンスや市民革命すら、やはりもたらし得たのだろう。
キリスト教は、庶民にまで、ギリシア・ローマのヒューマニズムをもたらした。
ちょっとチート過ぎる。羨ましい。
46: 天之御名無主 2016/02/06(土) 21:59:19.96 .net
わりと後発の宗教だから、現代的かもね

魔女狩り、宗教裁判、十字軍の虐殺、免罪符
めっちゃ頑迷だし呪術的じゃないか

現代的=いいこと、みたいな進歩史観的捉え方も欧米人の側の主張する見方にすぎないし

ルネサンスはむしろキリスト教的な価値観を転換するムーブメントであり、カトリック教会が腐敗して、キリスト教の支配が弱まったから起きたもの
キリスト教は中世の暗黒時代もたらして、人間の本能に根ざした精神のありようを捻じ曲げただけ
47: 天之御名無主 2016/02/06(土) 23:44:48.96 .net
>>46
なんかこう、ホラ、聖書そのものを読むと「優しい事されたら、嬉しいでしょ」的な現代的な感覚が肯定されとるなって。
そういった感じ方って、人類としてある時期に成熟したものなのかなっていう個人的アイデアを述べたかった。
つまり、1万年前くらいから、人類社会では王朝が盛衰を繰り返して来たけど八千年目すなわち2000年くらい前から共通了解として、ようやく「優しい事されたら、嬉しいでしょ」的な現代的な常識感覚が、集団レベルで無意識レベルで「やっぱこれが基本でしょ」って、地位の上下や立場の相違を超えて、頭のある奴はみなそう思うようになったんじゃないかと。

それが人類の頭に定着した記念碑が、キリスト教なんじゃないかという個人的アイデア。
でもみんな一様にそれがこの世界の基本線とする事は不可能だと感じていた。
そこに登場したのが、無力をさらけ出し自己犠牲の方法を実践したイエス。
「神」を、人間の凄みのある利他的行為が巻き起こす感銘を上昇気流として、下からの上の方向性で逆定義しちゃうアイデア。


…でもまあ、自分は今いろいろ勉強がこれからという初学者なんで、いろいろまだうまく言葉では説明できんわ。
50: 天之御名無主 2016/02/11(木) 09:48:49.07 .net
>>47
キリスト教は権威化・形骸化したユダヤ教に対して出てきたイエスによる改革ユダヤ教・ユダヤ教革命派だからね
しかしイエスが死に代を重ねると改革派だったキリスト教も権威化・形骸化していった
そうなるとキリスト教会も絶対化を強いるし富の蓄積を図るし神の名の下に十字軍という…
48: 天之御名無主 2016/02/07(日) 09:13:17.98 .net
なにをいってんだこいつ
そんなん別に現代的な感覚でも基本でもねえよ

王朝の盛衰と何の関係あるのか分からないし

世のため人の為、的な感覚は古今東西どの宗教、どの神話にも盛り込まれてるベタなお説教だよ
第一キリスト教もユダヤ教もそういったもんの流れを汲んだものにすぎない
それでも足ひっぱり合うのが人間であり、キリスト教の登場以降の方が戦争も王朝の盛衰も激しいよ


そんなに利他が好きならイスラム教に改宗したら?
利他が義務になってるからさ
49: 天之御名無主 2016/02/07(日) 23:55:24.97 .net
>王朝の盛衰
いやそこは重要じゃない。
言いたい事はそこじゃない。

一番言いたい事は、「仏教が生まれたあたりからキリスト教が成立したあたりで、人類は"古代的コモンセンス"から"近代的コモンセンス"に移行した」んじゃねってこと(何言ってんだコイツ)。


いやすまない、自分でも何言ってんだかわかんない。
でも何となくそう思うわけよ。
「神様に生きたまま内臓食われても幸せ!!」という感覚が当たり前な段階から…
あ、分かったわ。今わかった。

要は、教育を受けた中流階級の比率が増えた地域から、現代的な感覚の宗教が生まれたというだけか。
キリスト教は広く見てローマ帝国圏の産物というわけか。
自己解決しました。
52: 天之御名無主 2016/04/15(金) 21:49:07.37 .net
>>49
俺が思うに、そういう感覚は新たに捏造されたものではなくて、人間のうちに内在している原理としての利他性や調和を概念として発見した、というのがより正確なんじゃないかな?
愛という言葉が示すものは愛という言葉が産み出される前から存在したけど、それが言語化・概念化されるまでには意識の表層に登らなかった的な
51: 天之御名無主 2016/02/12(金) 01:46:11.08 .net
歴史的な事実だけを拾うなら、キリストはユダヤ人でユダヤ教徒だしな
ローマ帝国において原始キリスト教はユダヤ教の一分派とみなされていたし
76: 天之御名無主 2017/04/19(水) 11:54:06.65 .net
>>51
国教になった時点でユダヤ教の一派とは見なされてない
53: 天之御名無主 2016/04/15(金) 21:52:58.37 .net
荒ぶる神にして理不尽な運命そのものな旧約の神から、絶対他力の愛の神への変化、というのは普通に宗教史や文化史において大きなパラダイムシフトだと思うんだけどどう思う?

哲学者キリストという本があるんだけど愛の神の下での絶対的平等という概念から人権思想や平等思想が産まれた、とあるのだけど、現代にも大きく影響してると思う
56: 44=47=49 2016/06/26(日) 10:17:21.37 .net
>>53
昨日から、新訳(新約じゃなくて)の『ヘーゲルからニーチェ』を読みながら、19世紀にキリスト教精神がどう変化したかを考えてるだけど、自分のアイデアがまさにヘーゲルの考え方にドンピシャリだったわ。

いわく、人類は人類として集団レベル集合意識を持っていると仮定すると、その集合意識は歴史的にだんだんと人間的・民主的・近代的に発展してきたと見ることができると。
そして彼曰くキリスト教はその革命的な出来事だったと。


いやあ、それにしても今評判になってるけど、昨年暮れに出たばかりの、カール・レーヴィット『ヘーゲルからニーチェ』岩波書店の新訳はめちゃ読みやすい訳だわ。
SFも最近新訳でよんでるけど、訳って大事だわ。
普通の新書感覚で読めるわ。
75: 天之御名無主 2017/04/19(水) 11:53:32.62 .net
>>53
教会の歴史を見れば、平等や人権とは真逆であることが分かる
58: 天之御名無主 2016/07/20(水) 02:51:52.73 .net
聖書の神(ヤハウェ)って、名目上は「愛の神」だの「許しの神」だのになってるけどさ、最初から今に至るまで最強の軍神(ただし勝利ではなく戦火を招く)だよ

アッラーは本来違う神(月の神)という説があるらしいから、最近は名義を貸す商売してるのかもね
金儲けが得意のユダヤ人の神だしね
74: 天之御名無主 2017/04/19(水) 11:51:28.40 .net
>>58
愛とか許しは中世以降のキリスト教の解釈でしょ
ユダヤ的にはかなり昔から怒りの神だよ
84: 天之御名無主 2017/12/21(木) 19:43:47.48 .net
旧約の精神分裂気質の妬みと激怒のデーモニック神ヤハウェをベースにせざるを得なかったのが、人間イエスのキャパシティの限界
改革派止まりで、全く新しい宗教を起こすことは出来なかった
当然、旧約・新約を混ぜ合わせたキリスト教は、矛盾だらけのいびつな奇形児
85: 天之御名無主 2017/12/22(金) 02:02:31.50 .net
イエスはユダヤ教徒なんだからヤハウェ信者なのは当たり前
89: 天之御名無主 2017/12/22(金) 15:36:39.53 .net
所詮、イエスは生まれ育ったユダヤ文化の呪縛から逃れることは出来なかった
ユダヤ民族のルサンチマンの集合体たるヤーウェの本質を理解出来なかった
改革自体が矛盾だらけで、結局破綻した
90: 天之御名無主 2017/12/27(水) 08:25:27.82 .net
そして三大世界宗教にw

神様も散々な言われようですねw
長い聖書の記述の中の神様の性格、ちょっと違いすぎねえ!?というわけです。なーるほど、おもしろかった。

イエス・キリストは、最終的に迫害されて十字架で処刑されてしまうのですが、「なんで迫害されてんのか?」という点が、どうも日本人にはいまいちピンとこないし、スレではあまり触れられてないから、前にもどっかで書いたけどもっかい書いておきましょう。

エジプトを追われて流浪の民となったユダヤの諸民族、苦難の末にたどり着いた(奪い取った)「カナンの地」は、「選ばれた民」に神様が与えてくれた地上の楽園!というイデオロギーでもってこれを正当化します。
後に、再びカナンを追われることになったユダヤ人(バビロン捕囚)ですが、いずれ「救世主」が現れて、再び彼の地を取り戻してくれることを悲願として、離散しつつも民族的アイデンティティを保ち続けます。これが神様との古い約束です。(旧約)

一方で、その最中に現れた、「神の子」を自称するイエス・キリストなる人物が説いたのは、「約束の地」はこの地上ではなく各人の心の中にあるのだ!という考え方です。
神様の教えをキチンと守って清く正しい生活してれば、ユダヤ人であろうがなかろうが最後の審判をクリアして、ホントに天上にある「楽園(≠天国)」に行けるんだよ、やったね!という方向に軌道修正しようと試みます。(新約)

この世での物質的な楽土を築くのが旧約の考え方なら、新約のそれはずっと精神的なものであり、民族至上主義を排して宗教倫理上はまぁ穏当だと言えるのですが、これには旧約を信じるものたちはガッカリもいいところだったのです。
アンタ(イエス)のことはてっきり「救世主」だと思ってたのに、そんなのズルい!死んだ後の「楽園」なんかいらん!詐欺だ!…というわけですね。

まー仮にヤハウェさんがいたとして、新旧通して同じ神様なのだとしたら、案外適当なこと言ってるし、互いに矛盾も多い、約束も守らない、信者に対してもやたらと厳しい…と、日本人的に見ればろくな神様じゃないように見えます。
信者もバカではなかろうから、そんなことには気づいてたはずですが、それ以上に神様の権威というものが重く根付いてた時代ですから、様々に理由をつけて、神様の意図には我々が及びもつかない深遠な理由があるのだ!ということで無理やり納得してたようです。

しかしながら、多数の「預言者」と呼ばれる人々が記した新旧の聖典、「神様の設定」(?)も時代に即した形に修正しなきゃ、この先生きのこれない…というわけで、そんなの当然のことに思える。
何度かリブートを行いつつ、軌道修正しつつ、希望をチラつかせて信者を増やす…という目的にはかなっているのではありますまいか。
今ほどは娯楽もなく、価値観も狭かった時代、虐げられた人々はそんなアヤフヤな希望でもないと生きていけなかったことでしょうから、宗教の存在感(あるいは効能)は、今よりもずっとずっと大きかったはず。
現在の価値観で断罪するのは、いささか不公平だと言えますねぇ。

ペルシャザルの饗宴
トップ絵はレンブラントの作品「ペルシャザルの饗宴」より。前にもどっかでチラっと書いた気がしますが、ペルシャザルというのはバビロニアの王様。
エルサレム神殿からの略奪品を前に愛妾たちと饗宴を開いていると、突然現れた光り輝くヘブライ文字に恐れおののく…という旧約聖書のエピソードより。
バビロニア人には空中に輝く文字は理解できず、王国の滅亡を予言する予言者たち。その夜王は急死してしまうのです。

バビロニアには恨みつらみのあるユダヤ人、せめて創作ではフルボッコしたい…という願望の現れたエピソードなのでしょうかねー!

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    • ※1 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.7.21 9:25
    管理人さんの書いてある文章のほとんどは間違いでは無いと思います。
    ただ、旧約の成立はモーセの頃で、その後申命記などによってその厳格な遵法性をを説いたものだと思います。その後ルツ記などを通して異邦人の重要性が説かれますが、このルツ記の成立自体がたぶんバビロンの捕囚期にゾロアスター教との接触を通して善悪・光闇との対立を深く影響されることになり、これが500年後のイエスの思想に影響を与えたものであろうと考えられます。その後絶対的な単一民族思考が段々と壊れていく段階がエステル記などを通して示されますが、そのことによってマカバイ戦争(前148年)・マカバイ記を通してもう1度純血主義的・絶対的な信仰の申命記化がおきイエスの時代までに絶対的な正統性を持とうとする選民意識の純化が起きます。そのような中で起きたのが洗礼者ヨハネの「悔い改めの洗礼運動」であり(これは捕囚解放期に起きる選ばれた民の悔い改めの改訂版)、それに続いてイエスの愛と自由のための信仰でイエスはこれこそ神の求めていたものだとするのが新約・福音ということになるのだと思います。
    ややこしい文章・長文でm(_ _)m。
    • >※1
      なるほど!詳しい解説ありがとうございます。管理人はだいたいいつも大雑把ですw
      あの考え方がひとりの頭の中から出てきたとすれば、それはだいぶん異常ですよね。良識派(穏健派)の考えをいま一歩進めてみたってところでしょうか。
    • ※3 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.7.21 16:40
    神はあなた方の中にいる
    妄想の集まったミームだから
    • ※4 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.7.21 21:53
    神はこの世界そのもので、人間と対話したり罰を与えるような事はしないとシルバーバーチは言っていた
    書物に記されている神は人間の想像であると
    • ※5 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.7.21 23:30
    律法は、信仰によって義とされるために、わたしたちをキリストに連れて行く養育掛となったのである(ガラテヤ3:24)

    現役のときは鬼教師だった先生が立派に社会に巣立った卒業生を見て慈愛の笑みを浮かべるアレ
    当時もそんな人いただろうから納得できたんじゃないですかね
    • ※6 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.7.22 19:33
    旧約の神と新約の神を別物って考える思想がグノーシス主義

    「真の神」が新約の神アイオーン
    「偽の神」が旧約の神ヤルダバオト(デミウルゴス)

    グノーシス主義では「真の神」に作られた「偽の神」が世界と人間を創造した
    「真の神」は完全な「精神的存在」であって、世界や人間のような不完全な「物質的存在」や「肉体的存在」を創造した「ヤハウェ=ヤルダバオト」は「偽の神」とされている
    • ※7 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.7.23 1:58
    画面の真ん中に居座る糞広告やめろ
    • ※8 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.7.23 17:07
    本スレ40に概ね同意だけど、

    エホバF
    アリストテレス等の影響から神学・哲学がこしらえた神。
    人格らしきものがなく、哲学的な原理というか装置のようなもの。

    っていう類型も追加だな
    • ※9 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.7.26 16:32
    スレ45からの流れはヤスパースあたりが言っている事と重なる

    インドで仏教が、中華で儒教が、東地中海世界でギリシャ哲学が、交流の少ない離れた地域で同時多発的に発生していて、そこには人類史的な転換があったと(スレ45の言うところの近代的コモンセンスの萌芽が生まれた)。キリスト教の考えは、この時代に同時多発的に生まれた思想を受け継いでいる。

    この人類史的転換の原因は、古代都市国家周辺の森林資源が枯渇した事によって物質的繁栄の拡大がストップしたことから、精神的充足へと繁栄をシフトさせたのではないかと言われている。
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