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ラノベ風の異世界召喚モノにつながる文学史 Part2 @ [ニュー速VIP板]


ラノベ風の異世界召喚モノにつながる文学史 Part2 @ [ニュー速VIP板]
206: 名無しさん@おーぷん 2018/07/16(月)22:42:53 ID:zpC
例えば主人公がスキル見たりステータス見るってのはなろう以外で見たことない。
ゲームとか、TRPG、ゲームブックはメタ的な要素でステータスはあると思うんだけど、なろう系はメタ的な要素としてではなく、世界観としてステータス見れたりする
これはなろうが初出なの?
攻殻の2巻でちょっとそれっぽいのはあった気もするけど
管理人より:前回の精霊の話の続きで、今回はゲーム的表現のあるラノベファンタジーの流れについて。
208: 名無しさん@おーぷん 2018/07/16(月)22:44:45 ID:hX6
魔法陣グルグル 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス) >>206
グルグルが日本では元祖かと
211: 名無しさん@おーぷん 2018/07/16(月)22:48:13 ID:P8H
ソードアート・オンライン1 アインクラッド (電撃文庫) >>206
SAOとかドットハックとか、ゲームに閉じ込められる類の作品なら、ステータスの話題も、作中で、キャラが話してるけどね。

90年代には、無かったと思う。
90年代の作品の本編中でキャラがステータス画面を見る作品は、見当たらなかった。

ドラクエのアニメのアベル伝説で、CMの前後のアイキャッチで、その回の話の事典でのキャラのステータスがドラクエ風に表示される演出なら、あったけど
214: 名無しさん@おーぷん 2018/07/16(月)22:55:15 ID:zpC
グルグルはゲームっぽい世界のメタ要素が入ったギャグ漫画だから自然だったのかもしれないな
それがいつの間にか、ステータス閲覧が普通になったりしてるもんな
218: 名無しさん@おーぷん 2018/07/16(月)22:57:56 ID:P8H
文学板での投稿で、
24
異世界転生モノブームで気になるのは

・冒険者ギルド登録が身分証明書代わりになるの元ネタはなに?
・主人公「ステータスオープン」←これの元ネタってあるの?
・そもそもにスキルってゲーム(ボードゲームやTRPG)が由来なの?

ここあたり
ってのがあった。
219: 名無しさん@おーぷん 2018/07/16(月)23:07:16 ID:hX6
まあグルグルで多少補記しておくと、さしものグルグルもキャラクターが直接ステータス欄を覗く事はできなかった
司祭様とかの特定拠点にいる人の魔法でレベル等を確認できるという世界設定であって、冒険中MPが減っててもキャラクター達は数値としては自覚できてない(読者には数値見える)

キャラクターがウィンドウ欄を閲覧してる所まで行くのはドラクエ4コマしか当時は無かったかな
220: 名無しさん@おーぷん 2018/07/16(月)23:12:53 ID:hX6
って、大事な事思い出した
グルグルより前にスカウターがあるじゃん
221: 名無しさん@おーぷん 2018/07/16(月)23:14:28 ID:qOc
>>220
そんなん言うたらキン肉マンとか言い出すぞ?
222: 名無しさん@おーぷん 2018/07/16(月)23:15:47 ID:zpC
スカウターとかは筋力系とか温度計と同じようなもんじゃないかね
ウォーズマン理論
管理人より:100万パワーのウォーズマンがいかにして1200万パワーを出すにいたったのか。ゆでたまご先生の繰り出す圧倒的な説得力に「そ、その手があったか!」と、当時の子供たちは酔いしれたものです。
224: 名無しさん@おーぷん 2018/07/16(月)23:27:58 ID:hX6
結局、一番原始的な形にまで遡ると、身体測定の結果表と取得資格一覧になって、結果表もどきを紙に書いて遊んでたのがTRPGって事になるかしら

名著ドラゴンクエストへの道で、ドラクエ1の簡易ウィンドウをHP、MP表記のみにしようとしたら、プロデューサーがスタッフに「プレイヤーだけじゃなく観戦してる人にレベルが分かる様にしろ」と指示した逸話は、バトル漫画がキャラの強さを数値化して途中読者に配慮してたのと関連?
225: 名無しさん@おーぷん 2018/07/16(月)23:31:55 ID:zpC
プレイヤーにだけじゃなく観戦してる人にってどういう意味?
大きく表示ってこと?
226: 名無しさん@おーぷん 2018/07/16(月)23:36:27 ID:hX6
ドラクエってステータスコマンド選択しなくても最初から
HP
MP
LV

って表示されるじゃん、あの部分よ
LVはプレイヤーならいま大体いくつか把握してるから常に出さんでいっか、という判断をしようとした所に待ったとかけたというシーンがある
230: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)13:22:48 ID:QGs
猫を助けようとしてトラックに轢かれたら神様のお情けでチート能力受け取って異世界ファンタジーの世界へ
着いたら少女の叫び声、モンスターをチート能力で倒し驚かれる、近くに街があるという情報をゲット(言葉は普通に通じる)

街に着くと門番から身分証明書無いやつは金貨1枚と言われるが少女が大商人の娘で顔パス通過

「身分証明書ってどこで手に入れるの?」
「冒険者ギルドで冒険者になればいいよ」
と、いうわけでギルドへ行きギルド試験を受ける

「お前のような実力者はAランクが相応なんだがしきたりですまん」
というわけでDランクスタート
「Dランクの仕事は報酬安いし、とりあえずランク上げるか・・・」


とかいうありがちな異世界転生(転移)なテンプレ
232: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)13:29:37 ID:bTF
この後ゴブリンを倒してなんやかんやあって、ある日盗賊に襲われてる馬車を助けたら貴人が乗ってましたパターンに入ります
231: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)13:26:41 ID:QGs
>>230みたいなのがテンプレのひとつだけどいろいろ疑問湧いてくるな
ドラクエもゼロの使い魔どっちにも冒険者ギルドって無いよな(あったらすまん)

ドラクエは魔物(モンスター)いたけど、ゼロの使い魔って魔物いたっけか?
233: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)13:48:08 ID:CQC
技術を研鑽する為って事での職業ギルドは割と前からあったけど、冒険者ギルドとしてだとどうだったかな
昔の本でも殆どが酒場で意気投合からのスタイルな気がするし
MMOでのギルドってのはユーザが設立するもの(クランと呼んでいるものも)な印象だったな
234: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)13:55:12 ID:bTF
モンハンは明確にギルドがあるけどさすがに新しすぎるか
アークザラッドIIにはハンターズギルドがあって依頼とか受けれた気がするけど知名度はどんなもんなんだろう
235: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)13:59:17 ID:lnZ
ルイーダ「あのさぁ」
237: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)14:03:39 ID:BaD
>>235
よう、酒場のねーちゃん!
242: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)15:07:31 ID:LlO
>>235
なんかワロタwww
236: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)14:00:19 ID:CQC
「あなたは冒険者ですね、まずは登録してください」ってのは新参の冒険者がワラワラいる世界の話で「あなたは唯一無二の存在です、じゃ後は適宜説明するから宜しく」の展開がメインだった世代では無いのかも
239: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)14:16:55 ID:CQC
・王様と謁見
・元々、騎士爵を持ってる


この辺がわざわざ冒険者として身分登録する必要が無いのは当たり前か
ゲーム的なワードの出てこないメタではない世界においての冒険者登録証ってのは、身元保証制度であり他の町や国を通行する為の通行手形だろうし
243: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)17:55:13 ID:WF1
ドラクエ1ってどういう経緯でラダトームの王様に会いに来たんだっけか
よくよく考えると王様と直接会えるってすごいよな
管理人より:ドラクエ1の主人公は伝説の勇者ロトの血を引く勇者で、竜王にさらわれた姫君の救出を王様に依頼される…という流れ。
244: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)18:15:30 ID:BaD
なんとなくだが、90年に職安からハローワークと呼ばれるように変わり、99年にイギリスの公文書でニートという言葉が使われ、それが輸入され、その後ネットでハロワ行けと揶揄されるようになってから
つまりその頃にハロワ的な冒険者ギルドが溢れたんだと思う

冒険者なら荒くれ者の集まる何とかって酒場行きゃいくらでもいるぞ、みたいなのがそれまでの定番で、職安要素を持たせた、殺戮の仕事をしてる連中と接してるとは思えないお上品な受付がいる組織になってったのは比較的最近と
246: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)18:41:08 ID:O7B
>>244
あーなんかそういうイメージあるよな
D級冒険者とハロワ行ってる人ってなんか被るわ目が死んでるし(経験者談)
249: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)19:02:18 ID:1Sa
新フォーチュン・クエストII(9) エルフたちの逡巡 (電撃文庫) 冒険者ギルドの前身はフォーチュンクエスト(1989~)の冒険者協会ではないかと思ってるんだが
250: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)19:19:36 ID:iBS
「冒険者」ギルドだとD&Dでもなかったような
各職業のギルドはあったはずだけど
248: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)18:49:08 ID:Otv
ギルドは実際の中世ヨーロッパ商工業界の中心組織だから、単にファンタジーの普及による、中世知識浸透の時間の問題なんじゃないの

FFのジョブシステムが、終身雇用制から転職社会に変わった世情を反映してる、みたいな説は聞いたことあるが
252: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)20:16:39 ID:fVe
FF1の発売された1987年はバブル景気の最中。
当時の日本経済は終身雇用の時代。

いっぽう、株価大幅下落のバブル崩壊の年度は1991年。

1987年は転職社会ではない。
253: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)20:19:26 ID:fVe
単に、ウィザードリィの転職システムが、年齢アップなどのペナルティが多かったから、FFでは転職をしやすくしようとしただけだろう。

なお、ドラクエ3の発売の1998年よりも、FF1の1997年の発売のほうが早い。
261: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)20:29:06 ID:Rfs
FF1はクラスチェンジで能力アップ
FF2は4キャラ目が入れ替わる
FF3でクリスタルごとにクラス変更

じゃなかったっけ。3のイメージはメチャクチャ大きいけどね
264: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)20:34:44 ID:1Sa
>>261
「クリスタルごとにクラスチェンジできる職が増えていく」だな
クラスチェンジ自体は敵を倒して得られるポイントが足りていればいつでも可能
263: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)20:34:37 ID:O7B
バブル崩壊のころにも「正社員なんて奴隷みたいなもんだ俺は縛られたくない」ってフリーターやってる人もいたしな
あの時代にもいろんな価値観があったわな
251: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)20:01:42 ID:O7B
今の異世界転生(転移)系だと、初っ端から王様が出るのって問答無用で召喚からの
「ワシが王様じゃ、さっそくだが魔王を倒してきてくれい」
みたいな流れが多いな
言う通りにするケースもあれば無理やり連れてこられて主人公「ふざけんな」→王様「死ぬがよい」→復讐なパターンもある感じ
267: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)21:00:27 ID:1Nn
なろう系ってクラスチェンジとかあんまりイメージないんだけど、頻繁に出てくるの?
268: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)21:02:31 ID:fVe
この素晴らしい世界に祝福を! 14 紅魔の試練【電子特別版】 (角川スニーカー文庫) >>267
クラスチェンジは、私の知る限り、あまり無いね。
「このすば」も無し。
デスマーチも無し。

スキル組み換えなら、あるけどね。「このすば」とか。
271: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)21:06:40 ID:fVe
>>268
しかも、スキル組み換えを手軽にできる人物が、主人公だけという。
他のキャラクターは、年月をかけて修行しないと、スキル組み換えをできない。
272: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)21:15:53 ID:Y3O
>>267
あんま聞かないな
転職するとデメリットあるけどチートな俺だけデメリット無しみたいなのは見たことある気がする
275: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)23:20:15 ID:lnZ
俺個人がゲームで始めて見たのがPCソフトのアリーナで、昔から魔法を教えてくれる便利所感あったけど、なんか魔術系の胡散臭くガメツイ組織ばかりって思ってたわ、冒険者ギルドなんて爽やかさには縁遠い

97年のウルティマオンラインからプレイヤー達でギルドを組むというシステムあるらしいが、これが現在ネトゲのサークル的ニュアンスのギルドのきっかけなのかな
276: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)23:54:21 ID:O7B
魔界塔士Sa・Ga(1989年)で仲間パーティを作るためにはアドベンチャーズギルドにお金を払う必要があったんだけど

当時アドベンチャーズギルドの意味がさっぱりわからなくて「なんでここでお金払うと仲間が増えるんだろ」と、かなり疑問だった記憶があるわ
277: 名無しさん@おーぷん 2018/07/18(水)00:30:54 ID:vJm
そういやギルドって世界史で出てきてたな
278: 名無しさん@おーぷん 2018/07/18(水)00:41:49 ID:Shr
まあ義務教育もろくに覚えてない馬鹿が、どこから影響受けたかを探るのが分析の前提な雰囲気はあるな
いろんな分野で
280: 名無しさん@おーぷん 2018/07/18(水)13:20:45 ID:Us0
黄昏の岸 暁の天 十二国記 (新潮文庫) 異世界物と言われると十二国記くらいしか思い浮かばない
281: 名無しさん@おーぷん 2018/07/18(水)18:07:16 ID:rj5
>>280
正統派の異世界ものやね
282: 名無しさん@おーぷん 2018/07/18(水)18:27:54 ID:5pZ
アニメ・ラノベ中のステータス画面の起源の件だけど、子供の頃の記憶で、ドラクエのアベル伝説のアニメのCMアイキャッチに出てくるステータス画面を見た時に、当時の私は「かっこいい」という印象を感じた記憶があったような

それまでのアニメでは漠然と、「強い」「弱い」と表現されてたのが、どう強いのか、力持ちなのか、剣術が上手いのか、体力が丈夫なのか、耐久度が高いのか、…そういうのを表現できてて、なんか好印象だったような


ただ、昔すぎて記憶が曖昧なので、他の作品の印象と混ざってるかもしれない
283: 名無しさん@おーぷん 2018/07/18(水)18:37:41 ID:5pZ
レスの小まとめ:
冒険者ギルドの起源は魔界塔士Sa・Ga(1989年)。サガ作中に「アドベンチャーギルド」が登場する。

それ以前は、漫画『コブラ』の海賊ギルドなどで、ギルドに悪印象があった。
なお、ドラクエやウィザードリィでは、冒険者用の「酒場」が、冒険者の同業者組合を兼ねていた。

しかしアニメ業界・ラノベ業界では、サガ登場後の90年代でも、まだ「ギルド」という名称はまだメジャーでなかった。
スレイヤーズなどファンタジー系ラノベでは「冒険者協会」と呼んでいた。もはや酒場ではない。

2002年発売の第一期.hackシリーズではギルドは出てこなくて2006年発売の第二期シリーズではギルドが出てくる
273: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)22:34:41 ID:lnZ
COBRA vol.3 COBRA THE SPACE PIRATE ギルドがメジャーになる前からギルドが何なのか知ってたけど、コブラのせいか、ギルドは悪いイメージのが強かったな(結社的な)
274: 名無しさん@おーぷん 2018/07/17(火)22:40:34 ID:1Sa
どちらかと言うと悪いのは「海賊」の方なんでギルドさんの方はアツい風評被害としか…w
299: 名無しさん@おーぷん 2018/07/19(木)11:18:43 ID:lLe
ドイツの職能集団として登場したギルドの色を持つ組織として、各種の職業ギルドとして形を残してる事は前提知識としてあって、それがいつから「冒険者ギルド」に変化したのかの話をしている所に、ボクちゃんギルドは勉強してる中で知りましたとドヤ顔で言われても、と言う空気、そろそろ感じて欲しい

毎回シリーズ記事は、そのスレを上から総なめにするのですが、今回に関してはテーマごとにまとめる箇所を絞ろうかなと思います。(長いから)
前回は四大精霊の初出はどこか?みたいな話だったので、今回はゲーム的なラノベのメタ表現について。

「SAO」みたいにゲームの中に入ってるんならまだしも、ゲーム関係ない「ダンまち」なんかでも、こういうゲーム的なレベルアップとかステータスとかスキルとか、そういう表現がありましたね。お付きの神様がこれを更新する云々。
「魔法陣グルグル」(92年~)はあんまり読んでないけど、確かにそんな表現があったな!ギャグの小道具としてのアレですが、ガチで登場したのってどれになるんだろ…。
ドラクエからずいぶん間が開いてるし、その間になんかあっても良さそうですが、さすがにファンタジーの雰囲気が壊れる!という判断なんでしょうか。時代ですかねぇ。

続いて冒険者ギルド。
唯一無二の存在である世界を救う勇者様と、有象無象の中の駆け出し冒険者か!なるほど。
後者は言われてみれば80年代にはあまりなかったですが、ゲーム機のハードの限界でストーリーが簡単になってるのか、そういう時代なのか、というのは判断が難しい。
「ウィザードリィ」の時点で、「冒険者の宿(The Adventurers' Inn)」ていうのがあるから、まぁこれは冒険者ギルドのハシリのようなものでしょうか。パーティも募集できるし。

スレでもちょっと出てるけど、本来の「ギルド」は職能集団であり、技術の継承、徒弟制度を完備した相互扶助グループでもあります。また価格のダンピングを避ける目的も。冒険者におけるギルドの意義とは…?みたいなことを考えてみるのもまたおもしろいですね。
考えてみれば「冒険者」なんていうくくりはめちゃくちゃ曖昧。魔術師のギルドとか、剣士のギルドとかならまぁわかるけど…。

管理人はやっぱり冒険者の収入というのが気になる。冒険者ってちゃんと生活できたのかな。だいたい宿に止まるお金が安すぎますよね。寺院での蘇生もえらい安価…。
なんでモンスターがお金持ってんのか知らないけど、実際にはそうそう簡単に財宝やレアアイテムは見つからないと思うし、そんな都合よくモンスター退治の依頼とかたくさんあるようにも思えないし。
「冒険者」というとカッコいいけど、実際のところは住所不定の浮浪者と紙一重なのではありますまいか。明日から本気だす!

メルニボネのエルリック
トップ絵はマイケル・ムアコックのファンタジー小説「エルリック・サーガ」の主人公、「メルニボネのエルリック」のイラスト。
かつて「新王国」を荒らし回った、亜人種であるメルニボネ人の住む島イムルイル。その帝国の最後の後継者であるエルリックは、残虐で耽美的な、魔法を操る歴代の皇帝とは異なった考えを持つ、白子(アルビノ)の青年。
小さいころから体が弱く、滋養薬なしには歩くこともできないが、そのせいか哲学書に拘泥し、新王国の人々をもっとよく知りたいと思うのだが…。

というわけでですね、このエルリックというのは実に複雑なパーソナリティを持っており、殺した相手の魂を吸い取る邪悪な意志を持つ魔剣「ストームブリンガー」からもたらされる活力なしには生きることができません。
本人はこの剣を扱うのを嫌悪してはいても、どうしても剣とは切り離せない運命を背負っています。
混沌の魔王アリオッホへ忠誠を誓う身でありながら、よく混沌の神々には敵対する。
女性や弱いものには優しいが、同時にメルニボネ人の常として、執拗な復讐心も持ち合わせていて、残虐なところも。

呪われた悲運の皇子・エルリックは神々の運命に翻弄され、自身の業の深さに悩み、さりとてそれから逃れて平安を得ることもできず…と言った、当時基準ではけっこう珍しいダークヒーローだったかもしれません。

この作品に出てくるメルニボネ人というのは、そうとはっきり書かれてはいませんが、高い頬骨と尖った耳、やや釣り眼でスラリとした長身。魔術を操り人間とは違う古い種族で…とまるでエルフのような描かれ方。
当時はまだそんな言葉はなかったはずですが、言ってみれば色は白いけど「ダークエルフ」ですよ。

ドリッズド・ドゥアーデン
このエルリックの影響を強く受けていると思われるのがD&Dを元にした「ダークエルフ物語」「アイスウィンド・サーガ」などに出てくる、フォーゴトン・レルムの有名人「ドリッズド・ドゥアーデン(Drizzt Do'Urden)」でしょうか。
彼は「ドロウ」という、地下に住んでいて、人々から忌み嫌われる残虐なエルフの種族なのですが、正義の心を持っているせいか、一族を離れて安住の地を求めて放浪の旅をしています。(なのでアラインメントはカオティック・グッド)

「トゥインクル」「アイシング・デス」という2本の曲刀を操るスゴ腕の剣士で、「大いなる力の像」を使って1日に1回魔法の黒豹「グウェンワイヴァー」を召喚して戦闘に参加させることができる云々。

で、彼はドロウの常として浅黒い肌をしており、銀色の髪をしています。
このへんから、ダークエルフは浅黒い肌をして薄めの髪の毛の色…というのが定着したんじゃないかなーと思います。

ピロテース
して、ダークエルフの女性というと露出が多くてセクシー悪女…と相場が決まってるのですが、このビジュアルの初出はどうやら「ロードス島」のピロテースらしい、ということですね。まぁ少なくとも作った関係者らはそう主張しています。
銀髪+浅黒い肌をしっかりと継承して、見た目にもアイキャンディに。

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    • ※1 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.10.23 22:04
    スキルとかレベルとかステータスとか登場人物が把握してるの見るとなろうは小説というよりはゲーム実況に近い分野なんじゃないかと思う
    • ※2 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.10.23 22:17
    90年代RPGのソーサリアンがキャラクター毎に職業を設定出来て
    能力値の増減があった
    冒険してない時にも仕事してるって設定が印象に残ってる
    • ※3 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.10.23 22:27
    ステータス
    https://togetter.com/li/1150705
    冒険者ギルド
    https://twitter.com/enders_shadow/status/1051506113709932544
    • ※4 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.10.23 23:02
    スレ内に出てたフォーチュンクエストでは、冒険者ギルドから配布される冒険者カードに所持者の冒険者レベルが書いてあった気がする
    所持者の行動から経験値を自動で算出してレベルを上げる優れもの

    90年頃のコクーンワールドってラノベで、すでに冒険者はその日暮らしの流れ者で、善良な市民からは人格破綻者として扱われるという設定だった

    この頃にはすでに冒険者を揶揄する風潮があったようだ
    • ※5 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.10.24 11:36
    日本のファンタジー界でのギルド設定ってのは、フォーチューン・クエスト他を生み出し、グループSNEが祖ですね

    「レベルやらスキルやらステータスを認定したり更新したりするのって、どういう仕組みなんやろね」っていう発想から、件の頭脳集団が生み出したシステム
    騎士やら神官やら魔法使いなんかは、特別な訓練がないとなれないもんだし、当然それを統括する組織だったりするものがあるけど、それらの特殊技能に匹敵する力を持ちながらも何の縛りも受けない自由人には、それに該当する組織がない
    だからその手の自由人を統括する組織として、中世欧州の職能組合であるギルドを設定に持ち込んだ
    これにより異世界感が醸し出せるってんで、そのうち冒険者だけじゃなくて全ての職業にギルドが設定されるという先祖返りを果たしたでけでなく、他の世界もそれに追従するようになったという、元祖テーブルトークRPGのダンジョン&ドラゴンズが開発した、生命力・体力・精神力を(だけでなく武器や防具などの性能までも)数値に置き換えるという、いわゆるステータス表記というものに並ぶ便利アイテムとなりました
    ステータスについて付記しとくと、経験によって数値が上がるのは、基本は一連のの冒険が終了して、神殿なり学院なり冒険者の店なりギルトなりに辿りついて認定を受けないと上がることはなくて、冒険の最中にレベルアップするというのは、ドラクエなどのコンピューターゲームの形態を紙上に逆輸入した既出のフォーチューン・クエストが初出ですし、プレイヤーたちは自分の能力が変動したことは、実際に戦闘をするとか天啓を受けるとかしないと実感することはありません
    フォーチュン・クエストでもレベルアップしたことは冒険者カードが教えてくれますが、何がどう変わったのかを具体的に、ましてや数値で知るということはありませんので、登場人物が自分の能力を数字で確認できるとかは、やっぱりコンピューターゲーム(&その他の漫画)とかの影響でしょう
    ファンタジー世界の紙上での初出となると、最近はソッチ方面はとんとご無沙汰で、スマンですがサッパリわかりません

    ロードス島戦記(これもG・SNEの作品ですね)に出てくる冒険者がたむろする酒場というのも、ワイス&ヒックマンの『ドラゴンランス』に出てくる、「憩いの我が家亭」あたり(その『憩いの我が家亭』も、遡れば『指輪物語』で、フロドが仲間たちとエールを飲みながら、ガンダルフからされた指輪の話をするところからの発想)が元ネタでしょう
    管理人さんが触れてる「ウィザードリィ」でも導入されてますが、流浪の冒険者が所縁のある酒場に集まってそこから冒険が始まるという流れは、「仲間が集まってくれんと話が始まらんやんか」という作者及びゲームマスターにとって、とっても便利なモノですからね
    脛に傷持つ連中やら胡散臭い人間のたまり場となる酒場があって、そこに「ワケありの仕事」を依頼したい人間が顔を出すってのはハードボイルド小説の常套だし、危険な人間と危険な仕事と酒ってのは親和性がいいんですよ、きっと
    そのうち、酒場のマスターが片手間でやってた「危険な仕事斡旋業」が、冒険者向けに仕事の仲介(と酒と飯と宿)を提供するために専業化していっても、別に不思議ではないですけどね

    ここまで書いて思い出したけど、ドラゴンランスの訳者である安田均さんも、G・SNEの出身だったんだよね
    新神戸駅に向かって上がる坂道のビルから、今も移動してないんだろうか?
    • ※6 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.10.24 12:04
    管理人さんが疑問としてる冒険者の収入ってことですけど、高名な冒険者であるスイフリー(エルフ140歳、ハイレベルのシャーマン/ファイター)がこう言ってま
    「悪事は金にならない、不正は見逃してこそ金になる」と

    自ら危険を買って出る冒険者にとっては、「リスクを冒してまで自ら悪事を働くことはしないけど、不正の度合いによっては、別に何の痛痒も感じず見逃して金に換えますよ」ってとこでしょうか
    バブルの頃の人(エルフ?)で当時の風潮をよく著してますが、どこの業界にも(たまにそこそこデカイ会社の人でも)、「この人、何やって飯食ってるんだろうか?」っていう不思議な人が一定割合いますけど、ファンタジー界の冒険者ってのも、その手の一定割合の人たちなんでしょう、きっと
    • >※6
      なーるほど読み応えのある長文で、うなずきながら読んでました。
      日本でのグループSNEの影響力は大きいですねぇ。
      冒険者は冒険してないときなにをやってんのか、次の冒険までのインターバルはいかほどか…わりとそういうどうでもいい部分が気になる管理人です!
    • ※8 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.10.25 0:24
    作中にステータスが出てくるってのは
    90年代にけっこうよくあった「お約束」のように思う
    確か魍魎戦記マダラのころからあったな
    • ※9 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.10.25 19:20
    なろう読んでいる人でも、ゲームやった事がない人も多いんじゃない?
    でも、ステータス画面が定着しちゃっているんで、そういうものだと思ってそうw
    • ※10 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.10.28 2:03
    フォーチュンクエストはレベルアップしたらみんなでレベルアップおめでとうの歌を合唱するのが記憶に残ってるな
    あと主人公がマッパー(地図係)で戦闘ではどちらかというとお荷物だったのが印象深い
    そういえば料理が上手くて挿絵とかに作った料理をレシピ込みで載せてたのはダンジョン飯に影響与えてたりするかも
    • ※11 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.10.30 15:32
    ジャンプでダイの大冒険やってたのが90年台だが
    • ※12 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.11.2 17:11
    >唯一無二の存在である世界を救う勇者様と、有象無象の中の駆け出し冒険者か!
    DQ1の時点でロトの子孫が大量にいて勇者「達」扱いで有象無象よか少しマシ程度の扱いだったぽい。
    王に謁見できるけど大した装備や金や従者を貰えるわけじゃない。
    戦時徴発権をもらってて民家に入ってアイテム取ってたのが合法な可能性は無くはない。
    死んでも半金で復活が神に選ばれし王から与えられた特別な加護な可能性も無くはない。
    • ※13 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2018.11.12 10:10
    面白かった
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