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なぜ日本では科挙と儒教は広まらなかったのか @ [日本史板]


なぜ日本では科挙と儒教は広まらなかったのか @ [日本史板]
1: 日本@名無史さん 投稿日:2006/08/18(金) 13:39:52
1から10までほとんど唐の劣化コピーだった当時の日本において、なぜ中国を代表するとも言える科挙と儒教は広まらなかったのか。
儒教は学問として多少日本にもあるが、仏教ほど根付いてはいない。
その理由を議論するスレ。
孔子管理人より:「儒教」というのは、どっからどこまでが儒教なのか、日本人にはよくわかんないほどに生活に浸透しちゃってますんで、あらためて。
儒教での唯一とも言える教義は「五常」といって、「(思いやり)、(利欲にとらわれない)、(儀式に対する尊崇、上下関係など)、(勉学に励む)、(誠実であること)」の5つの徳を高めていくことで、「五倫(父子、君臣、夫婦、長幼、朋友)」の関係を深めていくこと、なんだそうです。

一方「科挙」というのは随~清の時代まで、なんと1300年に渡って行われた、官僚登用試験のこと。ものすごい難易度ですが、潜り抜ければどんな身分の者にも栄達の道が開ける、という夢のある試験。以前まとめたことがります。
2: 日本@名無史さん 投稿日:2006/08/18(金) 13:59:41
馬鹿が立てたスレか?
武士道は儒教を都合良く取り込んで作られたではないか


戦国時代→下克上・主を七度変えて一人前
江戸時代→儒教を取り込みお上への忠誠第一
3: 日本@名無史さん 投稿日:2006/08/18(金) 14:32:48
まず、唐のものより日本のものの方が優れる場合が増えていたので劣化コピーとは言えない現実。

例えば唐人をさしおいて日本から来た僧侶だけが密教の奥義を伝授され、その後の唐ではマトモな後継者が絶えて密教が廃れたのを尻目に日本では密教が盛んに広まったりした。

武則天他にも武則天が皇帝の呼称を天皇と改めたのを日本でも採用したが、周の天皇はアッという間に革命で滅びたのを尻目に日本の天皇はその後1000年も存続して現在は世界唯一の皇帝として残っている。

大体太陽系では日本製品が最も優秀というのが常識だが、唐の頃から既に日本の作ったものの方が優れているのが当たり前になっていたのだ。
5: 日本@名無史さん 投稿日:2006/08/18(金) 15:12:26
だって当時、権力者でも読み書きできる人の方が少なかったからね。
みんな試験で落ちちゃうじゃん。
6: 日本@名無史さん 投稿日:2006/08/18(金) 15:23:26
確かに科挙に応募できる層の薄さってのはあるな。
10: 日本@名無史さん 投稿日:2006/08/18(金) 16:52:29
江戸幕府は科挙に近い制度だったよ。
受験対象者は旗本に限られていたが。
ちなみに遠山の金さんのオヤジは今で言うところの「受験の神様」で、過去問と回答例を中心にした受験参考書まで書いていた。
遠山景元管理人より:「この桜吹雪に見覚えがねぇとは言わせねえぜ!」みたいなやつで有名な遠山の金さん。本名は遠山金四郎景元というひとなんだそうです。
16: 日本@名無史さん 投稿日:2006/08/18(金) 17:34:37
日本人は昔から実学が得意で、抽象的な哲学や宗教に興味が無かったのだろう。
インド人やギリシャ人のような数学、幾何学も発達しなかった。


 縄文時代から工芸、職人技のようなものが得意だったようだ。
関孝和関孝和より:オレのこと忘れんなゴルァ…(´・ω・`)
江戸時代の寺子屋では、西洋で言うところの「非ユークリッド幾何学」に相当する内容を教えてたというから、なかなかバカにならないですよ。当時の少年少女は、筒に描かれた三角形の面積を求める問題を解いて、神社に奉納したりしてたようです。
18: 日本@名無史さん 投稿日:2006/08/18(金) 18:25:53
日本における儒教の浸透具合を考える時、朝鮮と比べて生活の規範としての影響は小さい
ものによっては全く反対の対応をする場合もある


例えば、儒教では父親の諱は子供は避ける(兄弟で同じ字を共有することは有り)から、日本のように父子で同じ諱を使うことはありえない

また、忠孝一致が日本の理想だが、本来は孝>忠である
つまり、私>公という価値観になるが故に、家族・一族の為に汚職が絶えない
19: 日本@名無史さん 投稿日:2006/08/18(金) 19:05:25
そして試験に受かった官達は自己保身と無責任のシステムを永続的に作りだし、税金の浪費と肥満化をしていく。
それは現在、この瞬間も続いているのだ。
管理人より:「諱(いみな)」というのは、本来は「本当の名前」みたいな意味で、ごく親しいひとしか呼称してはいけないようなルールがあったそうです。
で、この名前の一部を子供につける、みたいなことは「本人の霊的人格の損害である」として古代中国・朝鮮などでは忌避されましたが、日本ではそこまでなくて例えば歴代天皇の諱には「仁」が入ってるとか、徳川将軍家には代々「家」の字が入ってる、みたいなことは「通字(とおりじ)」と呼びます。
20: 日本@名無史さん 投稿日:2006/08/18(金) 20:04:47
仏教にしても儒教にしても原型をとどめて日本に定着していない

霊魂を認める先祖崇拝を取り込むことで仏教は定着したし、禅譲・易姓革命を排除して儒教を受け入れから、日本のプリミティブな僧侶・儒者はその矛盾に苦しむことになる

元々、脅迫・強制されて受け入れた訳では無いから、ある種の自主的な選択が行われるのは当然かな
21: 日本@名無史さん 投稿日:2006/08/18(金) 20:07:00
徳川が儒学の一派である朱子学を、ほとんどそのまま踏襲したものが今でいう武士道ってやつだろ。

こういうのが好きな奴ほど、なぜか朝鮮を罵倒する傾向にあるのが不思議だが。

どうせ漫画とか小説から入ったんだろう。
22: 日本@名無史さん 投稿日:2006/08/18(金) 21:49:31
>>21
朱子学と朝鮮がなぜ結び付く?
23: 日本@名無史さん 投稿日:2006/08/18(金) 22:52:52
朱子学と武士道を混同してる時点でアホだから
28: 日本@名無史さん 投稿日:2006/08/19(土) 05:55:55
武士道は実践的な超人思想であり、ニーチェが理想としたエリートによる寡頭支配を地上に具現化する。
言わば人類が獲得した叡知の頂点となる価値体系。

現実から乖離した空理空論の構築に終始する有害無益な欺瞞思想に過ぎない朱子学とは似て非なる代物。
管理人より:「朱子学」は中国の南宋のころに儒教を再構築して作られた学問体系。朝鮮半島へは13世紀ごろ伝わり、それまで国教であった仏教を廃止、朱子学を官学に認定。日本では朱子学の中の「上下定分の理」という、身分関係に関する理念がマッチして江戸幕府の正学となった模様。
32: 日本@名無史さん 投稿日:2006/08/19(土) 10:05:32
奈良、平安初期の国学とか大学は無かったことにされてるの?
経書も必須科目だし。
管理人より:「経書」というのは儒教の重要な経典の総称。易経、書経、詩経、礼経…など。
33: 日本@名無史さん 投稿日:2006/08/19(土) 22:26:23
奈良・平安時代の儒教の影響力ってよく分からん
まだ勉強不足なんだが、下級役人は勉強してたんだろうね

空海も三教指帰で触れてるから、文字を扱う連中は素養があったんでしょう

しかし、庶民レベルの影響となるとかなり怪しいなぁ
34: 日本@名無史さん 投稿日:2006/10/04(水) 00:29:53
科挙が定着しなかったのは墾田永年私財法が原因。
国の役人になるより、地方に行って私腹を肥やす方がうまみがあった。
それに侍は土地の所有が生活の基盤であり、国の役人になってもしょうがなかった。

それより平安時代の侍は、自分の土地所有を完全に認めてもらうのが人生の目標だった。
そしてそれを認めてやったのが源頼朝である。
管理人より:語呂が良く覚えやすいことで有名な「墾田永年私財法」は、かいつまんでいうと「自分で開拓した土地はくれてやる」という奈良時代の詔勅。日本各地の「荘園」のきっかけになったもの。
35: 日本@名無史さん 投稿日:2006/10/28(土) 22:56:37
儒教と気付かずに儒教の影響下にあるのが日本人。
神道の形式はもともと儒教の真似。仏教も儒教化したものが日本に入った。
37: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/02(木) 07:42:18
>>35
道教の間違いだろ
管理人より:「道教」は漢民族の土着的思想。宇宙と人生の中心概念である「道(タオ)」を不滅の真理とします。仙術や呪術のようなものをやりつつ、不老不死の技を極め…的な「西遊記」ぽい世界。日本へは呪術はもちろん、陰陽道や風水や庚申信仰などが入ってきました。
おそらくこの「道」という部分が、精神的に昇華されたものが、現在の「柔道」「剣道」あるいは「武士道」といったものに相当するのではないかと思います。
38: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/02(木) 09:19:54
朱子学も儒教も、日本はそのまま取り入れなかっただけ。
自分達に都合の良いものだけ抜き出して取り入れた。

結果、それが良い事に繋がった。
39: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/02(木) 11:47:09
日本に導入されなかったものといえば、宦官と纏足(てんそく)だろう。
管理人より:「宦官」は後宮に仕える去勢された役人。後宮勢力を操り、国を傾けることしばしば。
纏足」は、「足の小さい女性」が美しいことのひとつの基準であった古代中国で、幼児期から女性の足に布などをキツく巻いて、大きくならないようにする風習のこと。唐~清朝に至るまでかなり長く続きました。リンク先に纏足のレントゲン写真あり。そして閲覧注意。
40: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/02(木) 13:00:14
まあ、これでも見てください。簡単に書かれているから。

TYPE-MOONキャラによる中国史講座 第6回朱子学のすすめ
41: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/02(木) 13:12:54
位牌なんて儒教の基本
42: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/02(木) 16:35:28
「同姓を娶らず」は無視していとこでも結婚したり、孝>忠なのに「忠孝一致」で孝=忠となってたり微妙に違う。
儒教自体が思想であり規範であり儀礼でもあるから、受け入れた日本側は全てを等しく受け入れた訳では無く、書物の流入で受け入れ易い思想的部分がやはりメインだったかなと思う。


だから、規範にあたる部分は中国に支配される等の強制とか大量の人間同士の接触とかが無いと変わり難いと思う。
43: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/02(木) 18:53:36
釈迦葬式で金を受け取る者は自分の弟子ではないという事を仏陀は言っている。

僧侶と称して金品を得ているアイツらこそ仏教を歪曲する仏敵
47: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/02(木) 23:34:08
かなりの部分、儒教と道教を履き違えています。

そして日本に入ってきた儒教は、劣化コピーでは無く、初期儒教であり、むしろ理想主義的な道徳心の強い儒教です。

現代中朝の極めて支配者主義の儒教とは違う物です。


もう一度調べ直してください。
44: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/02(木) 18:58:31
科挙を採用していた国々では室町時代くらいから日本よりも教育水準が低い件。
48: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/03(金) 00:02:54
必死で勉学に励んで科挙に合格した役人でも、親が死んだら服喪の為に辞職するのが儒教国。
つまり「孝>忠」


日本では「滅私奉公」が基本理念であり「公用>私用」つまり「忠>孝」となる。

身近な人間との関係ほど優先すべきというのが儒教の基本理念。

公的な問題を私的な問題よりも重視する日本的な価値観とは根本的に異質なものだ。
49: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/03(金) 10:29:28
科挙が日本に広まら無かったのは、既に日本のモラルや知的レベルが高かった為なのです。
選抜しなくても取り巻きの地位の高い者の、知的レベルが格段に高かった為なのです。

その証拠として万葉集や、平安期の文学が、庶民にまで浸透していた事が上げられるし、魏志倭人伝には喪に服すような、厳格な道徳も既に認められるからであります。

よく思われがちな勘違いだが、古代日本は中国から、総てを受け入れ、成長したように考えられるが、これは間違いであり、既に古代には、日本独自の高い文化があり、それが現在まで残っているのである。

日本は奈良時代迄中国文化の漢字等を受け入れたが、その後はスッパリ殆ど受け入れていない。
これも証拠の一つであり、中国が先生だと考えるのは盲信としか考えられないのです。

スレ主の方はかなりの勘違いをお持ちのようですね。
50: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/03(金) 11:31:25
>>49
賛成です。
日本にある、文武両道と云う言葉が、中朝との違いをはっきりさせている。
中朝とは違い、勉強も鍛錬も道として行う、道即ち、道教の影響です。
52: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/03(金) 15:38:30
>>49 >>50
正気か?
平安時代の庶民はまだ縦穴式住居に住んでたのも多いのだが。
55: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/03(金) 16:03:12
>>52
縦穴式住居に住んでいるとモラルが低くて知的レベルが低いのですか?
ついこの前まで日本じゃどんな家に住んでいたかも知らないんじゃないのですか?あなたは。

家と世界一の文盲率が比例しましたか!
貴方の感情的な意見は、マルクスレーニン主義のように矛盾が多き過ぎますね、
過去は総て暗黒社会じゃないんですよ!
平安期の日本文学や万葉集の世界の評価を知って書いたのですか?
67: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/03(金) 16:47:26
今時の中朝の儒教は、孔子が云った儒教とは大きく変っていてね。
むしろ古くに受け入れた日本の方が、元々の儒教を保存しているんだ。

徹底的な支配者主義は、日本の儒教には無く、お年寄りを大切にしよう等の穏やかな影響を与えているんだよ。
もちっと勉強したら。
72: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/03(金) 17:06:31
孔子は人間の内臓で作った塩辛が、大好物だったと聞いたがほんと?
ほんとだとしたら幾ら立派な事いったとしても、尊敬できんな。
74: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/03(金) 17:19:25
>>72
その話、孔子の弟子が山賊に襲われ塩辛にされたのを聞いて、好物の内臓塩辛を絶ったって、孔子が日記に書いてたな。
83: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/03(金) 18:16:47
>>74
そりゃ日本人は熱心な佛教徒、生き物の不必要な殺生を禁じ、神道では穢れをもっとも嫌う。
こう言う精神構造の人達に、教祖自ら人肉食、犬肉食、の教えを学べと言われてもね??
85: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/03(金) 19:04:54
子路が塩漬けにされたと聞いて孔子は動物の塩漬けを食べなくなったというだけだが。
あまり無知をさらさないようにね。
子路管理人より:孔子の弟子として有名な「子路」。Wikipdiaによると以下のようにありますから、»85が正しいぽい。
『史記』「孔子世家」によれば、衛の高官にとりたてられたが、反乱で落命した。死の直前、冠の紐を切られた彼は、「君子は冠を正しくして死ぬものだ」と言って結びなおしたという。子路の遺体は「醢(ししびしお)」にされた(死体を塩漬けにして、長期間晒しものにする刑罰)。これを聞いた孔子は悲しみにより、家にあったすべての醢(食用の塩漬け肉)を捨てさせたと伝えられる。
94: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/03(金) 20:26:32
儒教は伝来当初から、神道にうまく取り込まれてしまった。
95: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/03(金) 20:29:15
>>94
残念
仏教と儒教と道教は伝来当時鼎立していた。
それを忘れるから、バカレスになるんだよ。
96: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/03(金) 21:20:02
>>95
忘れるにしびれますた、
っで、儒教なんだあから、偉い人褒めないとね
110: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/04(土) 22:01:42
位牌は支那の仏教徒が儒教の葬式を真似しただけだよ。
112: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/04(土) 22:30:55
むしろ位牌こそが仏教腐敗の象徴だろ。
儒教の悪い習慣を支那人仏教徒が真似したのを日本が仏教の儀礼だと誤解して採用してしまった。


仏教の教祖は葬式で金を稼ぐなと弟子に命じてるのにね。
120: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/05(日) 00:08:52
本質的には唯の木片である位牌を故人と同一視したり神聖視するのは愚劣な偶像崇拝に過ぎないからね。

仏教の根本的な思想となる八正道の正見にも抵触する煩悩に他ならない。
121: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/05(日) 00:50:19
徹底的に理性を追求するのが本来の仏教だから、木片を木片以上の物体として扱う儒教の馬鹿げた葬礼は無知ゆえの煩悩がなせる愚行という訳だ。
管理人より:仏教思想は想像するよりもずっと奥深い。興味のあるドクターはドウゾ。
119: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/04(土) 23:45:38
統治者に民百姓を無理矢理従わせるのが儒教
統治者に自己抑制や自己研磨を説くのが儒学

目的は、より良き社会秩序の構築なのだが、狡猾な統治者は儒学を嫌い、儒教を広める。
169: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/07(火) 21:05:58
日本は科挙は採用されなかったけど、今で言う国立大学のような「大学」など官僚養成学校は発展したよな。
近世には藩校や私塾も発展していたし。

中国や朝鮮では、官僚養成学校や私塾はあることにはあったが、発展はしなかった。
174: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/07(火) 22:20:56
日本では天下は公のものという意識がなかったからだと思う。
身分や家柄が重視された人事が行われ、庶民には政治に関わらせなかった。

中国では皇帝が絶対君主でも、天帝から任じられたという建前だから、人民も平等で、誰でも平等に官吏への道が開かれていたということだろう。
175: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/07(火) 23:19:03
建前だけは平等でも、実態は金持ちや汚職官僚の家に生まれなければ出世できないのが科挙

役人は私腹を肥やす事しか考えてないから公もへったくれも無いし、商人は役人に贈賄するのに必死で購買層や債務者に負担を上乗せ。

その結果、何の利権もない貧乏人は重税と高利貸しへの利息返済に必死で勉学どころじゃないから科挙には合格しない。
176: 日本@名無史さん 投稿日:2006/11/07(火) 23:35:42
まあ、現代の日本でも、偏差値ランクの高い大学に行ってる学生ほど、裕福な家庭だからな。

ハイ…、なんか結果として随分地味なまとめになってしまった…笑
テーマはなかなか良いのではないかと思いますが、くだらない煽りがひどくてですね、それ避けてたら、なんかわけわかんなくなっちゃいました。中国朝鮮が絡むとどこでもこうなるんですが。

結局のところ、古代中国になんらかのヒントを貰いつつ、いろんなものを拝借しつつ、なんでもかんでも日本風にいいとこ取りで改変していった、ということで良いんではないでしょうか。
海の向こうからやってきたものは柔軟に受け入れつつも、都合の悪いところは(本来の趣旨を曲解してでも)自分たちの都合に合わせる、というのは日本人の特徴のひとつかもしれません。
日本の仏教のお坊さんが葬式戒名でお金取るっていうのも、本来の仏教の教えからは外れてるんでしょうが、まぁお坊さんも商売ですからね。少しぐらいはお礼を包んであげても別に良いのでは…と管理人は思いますけど、でも実際のお坊さんって、封筒に包まれたお札の厚さから、戒名にランクを設けてつける、なんて言いますからね。あまり感心できることではない。

ところで、途中で「遠山の金さん」って出てきてますよね。で、管理人は肖像画を追加するたびに、画像にタグをつけてるんです。「君主」とか「軍人」とか。できるだけ大雑把なタグづけをして、いつしか特設ページで閲覧できるようにしたいと思ってます。なんだかんだで、当「博士ちゃんねる」に登場した古今東西の著名人の肖像画は軽く1000枚を超えてますのでね。

だもんですから、法王インノケンティウス4世も、お釈迦様も、ダライ・ラマも弘法大師もぜーんぶ「聖職者」。リー将軍も伊達政宗もクラッススもぜーんぶ「軍人」。今回の孔子なんかは「思想家」ということになります。
しかし、遠山の金さん(遠山景元)にはなんのタグをつければいいのか、ハタと迷ってしまって。戦国武将じゃないから「軍人」じゃないしなぁ、「政治家」?いや、政治家ともちょと違うし…というわけでつけたタグは「公務員」ですよ。
現在までに「公務員」タグがついてるのは、以下のふたりのみ。ゴメンネ、金さん!

遠山景元エドワード・スノーデン

トップ絵は北京にある孔子廟に展示してある、孔子の石像。これ全部孔子なんでしょうか。たくさんいますネ。
なんか今回トップ絵を孔子にしようと思っていろいろ探してたら、

Q・孔子(張洹)
The Contemporary State Of Confucian Ideas

↑すんごいの見つけちゃった。
現代中国のアーティスト、張洹というひとの作品で「Q・孔子」というんだそうですが、なんでしょう、この不安感。笑
「Zhang Huan」で画像検索すると、彼の作品が多数ヒットしますが、どれもこう…ユニークな作品ですね。
不安を掻き立てられるというか、なんというか、ちょっと閲覧注意でお願いします。

まぁでもこの張洹さんは、中国ではけっこう有名なアーティストぽいですけどね。いろんな表現方法があるものです。
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    • ※1 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.1.19 22:13
    日本だと陰陽道へと発展させた経緯があるので、広まってないというより何時ものごとく魔改造コースで変形儒教が広まったと言う感じじゃないでしょうか
    日本人の魔改造癖は歴史を辿りにくくしてくれるので困り者です
    • ※2 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.1.19 22:32
    今のバカ日本人(ネトウヨ)は自分の感情のためなら史実すら歪めちゃうからなぁ
    韓国人と大差ない
      • ※6 : ドクター・ノオ・ネーム
      • 2015.1.20 20:18
      人を貶すだけで何が間違いなのか書かないお前みたいなのをネトウヨ、韓国人並みと言うんだよ
    • ※3 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.1.19 23:04
    >中朝とは違い、勉強も鍛錬も道として行う、道即ち、
    >道教の影響です。

    50はむしろ49に皮肉を言っているように思える。
    • ※4 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.1.19 23:19
    ※1さん
    陰陽道はむしろ、春秋戦国時代の陰陽家を発展させたものじゃないですか。
    陰陽五行説とかまんまだし。

    科挙が普及しなかった理由はいろいろあると思いますが、その一つに家柄の重視、っていうのもあると思います。科挙をやるとそこのところが崩れちゃう。
    • ※5 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.1.20 17:40
    科挙自体、他国にはそんなに波及してないし、一時的に取り入れても根付いてないね
    ”人を選別するシステム”としては余りにも複雑で面倒だから、
    日本を始めとするこじんまりした国家では、もっと効率の良いものが好まれただけの話
    あれは古代・中世中国みたいに、やたらと広大でやたらと人が居て、
    民族が多岐に渡り外来人でも能力次第で登用するという、
    そういう国家構造でのみ有効なんだと思う
    • ※7 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.1.21 12:10
    大量の官僚を養うだけの余剰生産能力のある国じゃないと科挙は不可能。奈良平安時代の日本にはそれがなかったから科挙が根付かず、私的土地所有を基本とする自給自足生活がそのまま武士の登場と封建制の確立につながった。

    しかも私的土地所有も、水田の管理は一族単位では難しいため、複数の一族が集団となって土地を管理する必要がある。そうなると一族のみを最優先する儒教の根本原理は根付きようがない。忠孝一致は、一族ではなく水田管理集団全体の利益を考えろという教え。
    • ※8 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.1.21 13:24
    原始儒教は神道として、近世儒教は朱子学・心学としてそれぞれ日本文化の根本の部分で受容されていると思うんだが。
    神道でもっとも重要な農耕儀礼(新嘗祭)も先祖崇拝も原始儒教由来だし、靖国思想も思想的には『礼記』に依拠しているんだからまさしく儒教的である。これらを重視する皇国思想こそ、もっとも大陸由来の原始儒教性を受け継いでいると言ってもいい。

    結局もっとも「日本的」であると主張する思想ほど、原初儒教と密接にかかわっている。
    • ※9 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.1.21 13:53
    最近>>49みたいに何でもかんでも国家の名誉比較みたいにする風潮がひどいですね…
    科挙は道徳的な面よりも貴族制から官僚制への移行、中央集権、文治主義の観点から語られるのが普通だと思うのですが。

    科挙は歴代中華王朝の生産力や軍事的緊張によって要請された「近世化」の手段であり、むしろあれほど早い時期に近世化した中華圏がイレギュラーなのです。日本においては封建制に則るのが妥当だっただけ。
  1. >何時ものごとく魔改造コースで

    魔改造wそうですね、でも良い方法なんだろうと思いますけどね。
    -----------------
    >その一つに家柄の重視、

    封建社会の維持を重視した、というのはまぁそのとおりかも。
    -----------------
    >大量の官僚を養うだけの余剰生産能力のある国じゃないと科挙は不可能。

    むしろ広大な領土に帝国支配を行き届かせようと思うと、大量の官僚が必要!というのが先なきがします。科挙は必然だったかもしれませんネ。
    -----------------
    >何でもかんでも国家の名誉比較みたいにする風潮

    自虐的史観からの脱却という点が行き過ぎて、今は反発が起きてるところかもしれません。
    なんにせよ、イデオロギーに惑わされて中立的視点を失わないようにしなければ…。
    • ※11 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.9.22 15:35
    仏教云々で出てくる「位牌」だけど、これがなぜ神社にある、と
    半島人は言い張るのだろう? という素朴な疑問。
    • ※12 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.9.23 16:43
    >3
    でほぼいいと思うよ。
    科挙は知らないが、儒教より優れた当時の仏教の頂点、最澄の天台宗が
    日本に広まったから。中国では天台宗も廃れてしまったが日本では
    日蓮が出たから。仏典に書かれてるんだよ。日本は一乗法華経の国
    釈迦仏法は月が日毎に東へ渡るようにインドから東へ行くけど(仏法東漸)
    今度は太陽の仏法が東の日本から登り西へ行く(仏法西還)ってね。
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