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世界四大文明ってなんで急に発祥したの?? @ [考古学板]


世界四大文明ってなんで急に発祥したの?? @ [考古学板]
1: 出土地不明 2006/06/09 04:01:36 ID:xfb68pu/
主観や解釈の相違で二転三転するようなチマチマしたエビデンスを出すな!理性と客観性を軸にした大局を読んだ議論を展開してほしい
4: 出土地不明 2006/06/09 13:22:09 ID:XcWNAq9j
急には発祥してないぽ
5: 出土地不明 2006/06/09 19:15:38 ID:5BnGiUT5
スレ立ては義務教育を終えてから
6: 出土地不明 2006/06/09 22:46:31 ID:qdjnaB+q
↑女を知ってからじゃなかったの?既出ならスマソ
7: 出土地不明 2006/06/10 04:03:05 ID:qXEDm1qd
じゃあ例えばインダス文明の前段階の文明について説明夜露死苦
8: 出土地不明 2006/06/10 04:28:24 ID:AXQZelQY
インダスって一番分かってないとこじゃないの
中国なら前5000年以前でも老官台文化とか後李文化とかの存在は知られてるし
エジプトなら初期王朝期に文化圏が統一される以前のアムラー文化・ゲルゼー文化の調査は
何十年も前から行われてるしオリエントにいたってはPPN期以降のウルやイェリコやメギッドや
レバントのナトゥーフ文化みたいなのの社会発展が筑波はじめ日本の大学でも研究されてる

教科書では端折られるけど新石器時代の初期村落研究って結構進んでるよ
管理人より:註釈は必要ないかなーと思ってつけてませんが、「老官台文化」「後李文化」「アムラー文化」「ゲルゼー文化」「ナトゥーフ文化」などなど、日本で言うと「縄文時代」にあたる研究の模様。
10: 出土地不明 2006/06/10 08:49:58 ID:AXQZelQY
そもそも文明の定義は?
従来言われてきたような「都市への定住と交易ネットワークの形成」みたいなものであっても
トインビー以降の「文化的同一性の共有」であってもその元になるのは集住地である都市でしょ?
じゃあ都市化の定義は?
考古学ではcivitasという言葉に集約されるような高密度居住とそれに伴う階層化・職業分化、
周辺領域を含めた集住地域に対する恒久的サービスの実現なんか
がその条件にあたるわけだけど
これらを数万年前のクロマニヨンやその直系的な末裔に求めるわけ?
現状の史料状況からはクロマニヨンだの原人類だのはいなくなってヒトのメインストリームが現生人類に
完全に移行してから大分後に都市化があり文明化があったとするしかない
わけだけど
その達成をあえて旧人類にまで遡及させる意味は何なの?
13: 出土地不明 2006/06/10 12:10:48 ID:qXEDm1qd
議論のベクトルを再考します
世界四大文明って何で急にできたの?と聞いたのは詰まる所、原生人類の起源について疑問に思うからなのです
10さんの言うような都市化、文明の定義に則った世界四大文明は原始人には創れないのは明白

12さんの大陸棚にクロマニヨン人or原生人類の集合居住区があり、川辺まで移動して来て文明を急拵えで創ったと考える説もアリとするなら、四大文明の元を段階的に創った人類はいつどこで生まれた?
スレタイを四大文明にしたのは、人類初のインフラ完備された都市を完成させた原生人類はクロマニヨン以前の原始人とは明らかに別種であり、じゃあ彼らは何者なの?詰まる所僕らは何者でどうやって生まれたの?という事を知りたいんです
14: 出土地不明 2006/06/10 12:42:12 ID:D+h2YOsH
四大文明が最初に発祥したのはメソポタミア
シュメル人がアッカド人に追われて世界に拡散して各地に文明が定着。
シュメル人の王、すなわちシュメルミコトは最終的に日本に来た。
天皇をスメラミコトというのはシュメルミコトからきている。
17: 出土地不明 2006/06/11 22:11:58 ID:8+A50qzq
>>14
シュメール語では王は「ルガル」と言う。
21: 出土地不明 2006/06/14 23:59:27 ID:XhqeoYXc
>>16
農耕以前を文明とすることがどれくらい可能か、ってことだ。
定住がないと、文明的なものは難しい。
もっとも、スンギール遺跡(南ロシア)の埋葬人骨など(28000年前)
は、たしかに高度な文化があったことは示唆される。
>>17
言語板のシュメール語スレにいろいろある。
ルガルは、「大人」という意味だ。ルー ガルに分かれる。
管理人より:フランスの伝説的な魔物に「ルー・ガルー(loup-garou)」という狼男伝説がありますが、関係…ないですね。笑
23: 出土地不明 2006/06/17 05:43:00 ID:MJvESEsr
およそ1万1千年前に発生した「ヤンガードリアス(ドライアス)」期
と呼ばれる寒冷化の時代に関係があるのではないか?
1万1400年前の遺跡から栽培種のイチジクが見つかったというスレが
科学板にあるが、この時点で栽培作物(果物だけど)があったと言う事は
栽培文化そのものの歴史はさらに前まで遡るという事で、旧石器時代末には
農業?らしきものが存在していた可能性がある。

その400年後に寒冷期が襲ってきて(氷河期のピークの気温まで戻ったと
聞いた事がある。)、食料が減少し、寒さに強い麦やヒエなどの作物栽培への
切り替えが進んだとしたらどうだろう?

当然内陸よりは水利に恵まれた河の近くに耕作地を持ちたがるのが合理的
だろうし、同種の栽培文化を持った人たちが集まってくるだろう。
すると土地と水利権を巡って争いごとが起こり、決まりごとが作られ、
権力者が発生し、生活する場所として都市が作られ始める。
メソポタミアでもエジプトでも概ねこんな具合に文明が出来上がったのだろう。

モホスでも同じ現象が起きたのではないか?(特に南米はヤンガードリアス期の
発生原因となった北米大陸の氷河と距離が近いから、より深刻な被害が
発生しただろう。)
ヤンガードリアス (Wikipedia) ヤンガードリアス(Younger Dryas)は、更新世の終わりのヨーロッパの気候区分で、亜氷期の期間である。ヤンガードライアス、新ドリアス期とも呼ばれる。また、ヤンガードリアス期の寒冷化はヤンガードリアスイベント(YD)とも呼ばれる。
この時期は最終氷期の終了に伴う温暖期である「ベーリング/アレレード期」と呼ばれる亜間氷期の後に 1300 ± 70 年間[1]続いた気候寒冷期である。ヤンガードライアス期の年代は暦年代で1万2900年前–1万1500年前、放射性炭素年代で1万1000年前–1万年前とされている。ヤンガードリアス期の後は完新世の「プレボレアル期」(亜間氷期)に移行する。
28: 出土地不明 2006/06/17 12:52:51 ID:aN/z8ri+
>>23
まず、氷河時代については、部分的な牧畜をはじめていた可能性はあるもの
の、農耕は難しかっただろうな。
だから、基本的には氷河時代の終わったこ
ろ、つまり、1万5千年から1万3千年前ごろに、なんらかの農耕が始まった
可能性はある。ただし、それはヤンガードリアス(1万3千年前から1万1千
年前かな)で、かなり大変なことになっただろう。

中近東の初期農耕文化は、ナトゥーフィアンであるけれども、彼らは、
半猟半農だったという。
農耕の本格化以前に定住が始まっていたこともわかっている。
世界的に農耕の始まりの時期、あるいは本格的な農耕は1万年前ごろに
なる。ヤンガードリアスの後だな。

中近東の麦作などや、中国南部の稲作、そしてパプア・ニューギニアの
タロ芋とかそういうのが世界的にみても初期の農業になる。
かなりいっせいに始まったという印象があるな。
31: 出土地不明 2006/06/17 14:22:44 ID:RqFjqJNP
>>28
何で氷河期だと農耕が難しいの?
32: 出土地不明 2006/06/17 14:43:34 ID:PKUWBXJH
>>31
寒いから。
33: 出土地不明 2006/06/18 13:43:51 ID:Ijmx4cVV
>>32
皮肉を書いたつもりが通用しないんだな。
34: 出土地不明 2006/06/18 19:01:39 ID:Uo2jOqSG
>31
寒冷化と乾燥化が原因で栽培作物が育てられない。
寒さに強い作物でも、水が無ければ栽培できない為、農耕が難しい。
その為、水利に恵まれた河川の近くに農耕民が集まったのではないだろうか?
24: ばか 2006/06/17 10:04:16 ID:8dvBcu5X
なぜ四大文明の近くには川があるんですか???
26: 出土地不明 2006/06/17 10:43:41 ID:2RatFcqk
文明の近くに川があるのではなくて川の近くに文明があるのです
29: 出土地不明 2006/06/17 12:56:01 ID:vz1S49yR
モホス文明についてなんだけど
日本列島と同じくらいの面積に、
四辺の包囲が完全に同じ方角を向いた数百の
100~500m級人造湖を造成し
人類初の近代農業を実現させていたわけだが
彼等はいったいいつどこから来たのか
古代アマゾン文明 (不思議館) しかし、この上空を、高度2千メートルほどで飛行すれば、眼下に広がる異様な光景に誰でも息を飲むに違いない。そこには、自然につくられたにしては、あまりにも幾何学的過ぎる奇妙な風景が広がっているからだ。・・・正方形をした不思議な湖、大草原の彼方まで点在する途方もない数の楕円型をした緑の丘、そして、地面を鋭利な刃物で引っ掻いたようなおびただしい直線の痕跡。それらは自然と考えるには、あまりにも無理がある。まるで、大地というキャンパス一杯に描かれたとてつもなくでかい抽象絵画を見るような気分なのである。
35: 出土地不明 2006/06/19 19:25:14 ID:QG7/fwGb
日光猿軍団とか、チンパンジーのアイちゃんとか見てると時々思うんだが、
類人猿のちょっと賢そうなのに、農業を教えることってできないのかな?

収穫の一部を次回の種として分離して貯蔵するとか、できないか。
36: 出土地不明 2006/06/19 20:10:24 ID:52V3Sx9I
>>35
手話を教えたら覚えるチンパンジーもいるけど
穀物や作物を貯蔵したり栽培するのは
単なる作業ではなく「労働」だから農業は無理じゃまいか?

目の前にイモとか置かれたら、とりあえず「いただきまーす」で終了。
動物が明日の飯のこと気にして働いてたら、もはや動物ではなく人間だ。
37: 出土地不明 2006/06/20 01:01:00 ID:m8hQMoEu
巣にエサ溜め込む動物などいくらでも
38: 出土地不明 2006/06/20 01:13:22 ID:S3xK45ap
チンパンジーのアイちゃん、ゴルフのアイちゃん、卓球のアイちゃん...
39: 出土地不明 2006/06/20 07:16:03 ID:H/G+Sc/c
動物だってしょくりょうを備蓄したりするし関係ない。
文字による文化の蓄積が重要だとおもうんだが
タクラマカンのロプノールなんかは小麦の灌漑農業をやっていたけど文字はなかった。
ロプノール (Wikipedia) ロプノール ロプノール(ロプ湖:Lop Nur、羅布泊)は中央アジア、タリム盆地のタクラマカン砂漠北東部に、かつて存在した塩湖である。一帯は、中国・新疆ウイグル自治区に属する。 (中略)紀元前1世紀の頃には大湖であったという記録が残されているが、4世紀前後に干上がったと見られている。しかし、1921年にタリム川の流れが変わって湖が復活した。中央アジア探検家によって、「ロプノールの周辺地域は標高差がわずかしかなく、堆積や侵食作用などによってタリム川の流路が大きく変動するために、湖の位置が南北に移動するのだ」とする説が提示され、「さまよえる湖」として広く知られるようになった[1]。
45: 出土地不明 2006/06/24 14:39:45 ID:6GvzcK6l
>>39
文字の発達は、文明とはあんまり関係ないだろ。
インカ帝国はすくなくとも普通にいわれている文字文化はなかった。
文字が発達したのは、系統として、二系統か三系統だ。
中近東の文字。シュメールのくさび形文字だな。これはたぶん、エジプト
にも伝搬して、エジプトはそれをヒントに別の文字をつくった。
あと、マヤなど中米の文字。マヤ文明以前に文字はあったらしい。
中国の漢字が独自なのか、中近東系からの刺激によるものかはなんとも
いえないが、時期が、中近東よりも数千年遅れることからして独自で
あるか疑わしい。世界の文字は、現在、中国の漢字と日本語のカナを
のぞくと、一般的に使われているものは、すべて、中近東の文字から
発達している。ベースは、メソポタミアの文字とエジプトの文字から
発達したセム文字だ。
農業の始まりは、文字の始まりよりは、いまんところ数千年は先行して
いる。都市国家もそうだ。
40: 出土地不明 2006/06/20 16:51:58 ID:OUin6bjV
おいおい、リスがドングリ貯め込むのと
植物の生育をコントロールしてる農業とじゃ全然レベルが違うだろ。
44: 出土地不明 2006/06/24 14:33:56 ID:6GvzcK6l
>>40
たしか、アリの一種が農業をすることになっているよな。
たしか、動物の死骸とかそういうのを巣の中にひっぱりこんで、そこに
菌類(キノコだよな)の胞子をくっつけて、そのキノコを育てて、
そしえt、そのキノコを食べるというやつだ。その菌類自信もそのアリ
が先祖代々維持している特定のものをつかっているんじゃなかったかな。
これは本格的な農業だぞ。人間の農業の基本とかわらん。むしろ、粗放
な農業よりもずっと高度な農業だ。

リスのドングリあつめで、それが発酵して、とかいうなら、発酵食品を
食べることになるな。そこまでやっているのか?
ハキリアリ (多様性を求めての旅) ハキリアリ ハキリアリは中南米の暖かい場所に生息する社会性のアリである。英語でもLeaf-cutter ant、Leaf-cutting antなどと呼ばれるように、葉を切りとる。その葉を何に使うかというと、巣に持ち帰って特殊なキノコをつくるために肥料として利用するのである。つまり農園(菌園)を営むアリなのだ。ハキリアリが育てている菌はアリタケと呼ばれ、ハキリアリの巣の中以外ではみつからない。ではどのような関係かというと、ハキリアリはアリタケの胞子から栄養分である糖分をもらっている。またアリタケは他の菌などの外敵からハキリアリに守ってもらっているという相互共生(mutualism)が成り立っているのだ。
48: 出土地不明 2006/06/24 23:57:21 ID:2tZTQlHh
数万年前のユーラシアのマンモスハンター達は、メイドインジャパンの
鏃を使っていたのではないかという研究もある。

バイカル湖近辺からサヌカイトの石鏃が発見されている。
当時の人類には、予想以上に広大なスケールの交易や流通が行われてい
た可能性を示唆するものだ。言語・貨幣・文字は、発掘で出土できる物
以外の形で早くからあったかもしれない。
49: 出土地不明 2006/06/25 00:14:05 ID:xvP+2jES
>>48
ほー、それはすごい。
>>ドイツもすごいもう2点めだ。
中近東に早々と進出したホモ・サピエンス(後に滅んだともアフリカに
撤退したともいわれているが)も、そうとう広い範囲で石器の石材交易
をしていたらしい。

案外、現在に残らない形で、高度な文明があったのではないかと思う。
50: 出土地不明 2006/06/25 22:52:41 ID:Mv/+YPUe
>>48
ワロタw
57: 出土地不明 2006/07/01 16:05:04 ID:pe5x/d4f
4大文明の中で発展が最も早かったのはバビロンだったと思う
幾何学を主にした数学の発展も一番速かったしね
管理人より:いわゆる「ピタゴラスの定理」と呼ばれる「直角三角形の斜辺の二乗は他の二辺の二乗の和に等しい」というアレは、バビロニアで土地の測量のため一般的に知られていたとかそんな話しですね。
ただそれを厳密に理論的に証明したのがピタゴラスであって、だから彼の名前がついています。

全然関係ないですが、英語で幾何学を意味する「geometry」は土地を表すギリシャ語の「geo」と、計測や調査を意味する「metria」が語源なんだそうです。似たような言葉の地理を意味する英語の「geology」の後半部分は、言葉を意味する「logos」から来ています。語源を辿っていくとロマンがありますね。
62: 出土地不明 2006/09/01 20:39:24 ID:7h90tAQE
4大文明、1000年単位の精度で見るなら、大体、世界共通の同時期に発祥したといえるの?無学なので質問。

基軸時代と同類の現象??
63: 出土地不明 2006/09/01 22:33:55 ID:6JQXrFDN
>>62
いまんところだけど、全ての文明は最終氷河期が終わった段階を起点として
始まっているんだよね。それは1万1千年前ごろになる(ヤンガードリアス
の終わったころだよ)。そこから、数千年かけて、農業や定住が始まる。
そして、中近東がもっとも早い段階で、文明化する。
四大文明というと、メソポタミア、エジプト、インダス、黄河とされる
けれど、このうち、メソポタミアについては、根っから独自の形で文明
が形成される過程が考古学的に判明している。
エジプトについては、どう
やら、メソポタミアからの影響による要素が大きい。インダスもこれ
またメソポタミアとの関係が示唆される。
で、黄河文明はこれら三つより
2千年以上遅い。文字をきちんと持っている遺跡の存在では、黄河文明は、
前15世紀よりはさかのぼらない。
よって、時代としては、ギリシア文明
とだいたい同時期とみることができる。ギリシア文明は場所的にも、
オリエント(エジプト、メソポタミア)からは離れているが、なぜか、
四大文明の中には入らない。ただ、黄河文明は他の文明との接点が不明確
であるので、独自のものとされるわけだ。
ただ、中国全土を考慮すると、
農耕の開始時期も、メソポタミアを始めとした中近東からそれほど遅れて
いるわけではないので、逆に、なぜ、メソポタミアなど中近東よりも、
二千年近く遅れたのか
、というのが問題だな。
65: 出土地不明 2006/09/02 08:34:08 ID:jtN73IVz
世界最古の土器を持っていた縄文人が文明を発展させなかったのはなぜ?
縄文人は土器はあるけど文字はないって生活を1万年以上も続けたことになる。
69: 出土地不明 2006/09/03 01:11:14 ID:SYtSMvyh
>>65
農耕の開始時期は、どこの地域でも比較的共通性が高い。
最近では、世界最古の農業は、中東でもなければ中国でもなく、もしかし
たら、パプアニューギニアの高地民族かもしれないという。もっとも彼ら
は農耕は非常に早い時期に始めたものの、その後の展開は非常に遅かった。

中国でも、農耕は中東と同じような時期に始まっているが、文字をもつ
文明になったのは遅い。


土器については、たしかに中国南部と日本が非常に古い段階で土器をもつ
わけで、その時期は氷河時代の終わる前だ(1万6千年前以前)。で、
この時代は、まだ、ヨーロッパではクロマニョン人が壁画を描いていた
時代でもあったりする。一方で、中東における後期旧石器時代の文化
でも(つまり氷河時代の間)、粘土を焼いて人形(フィギュリン)を作った
りするのは、ある程度行われている。土器は、逆に中国や日本よりは
かなり遅れる。

結局は、どれもかなり偶発的なものではないか。日本や中国で土器が必要
だったのは、ドングリなどを煮て灰汁抜きするためで、単に短時間の煮炊き
をするためなら、水が漏れないような皮の袋や動物の膀胱の容器に、焼けた
石を放り込むだけでよい。だから土器の必要性はほとんどないわけだ。
ドングリの灰汁抜きなどには、長時間の煮沸が必要だから、土器が必要
だったということだろう。

また、文字についても、インカ帝国は文字はなかったが十分に発達した
文化をもっていたわけだ。
農耕、土器、文字などなど文明化の指標とされるものは、どれもそれぞれ
の地域でのニーズに合わせてできたものであって、それらがなければ、文明
が成り立たないものでもないようだ。

メソポタミアの文字は、それに先行する粘土のトークンによる商業取引の
記録がベースにあるから、ようは経理処理のために発達したものだった。

中国の場合は、殷の甲骨文字の使用や漢字の成り立ちの研究からわかる
ように、より占いの要素が強く
、しかも、殷の時代は文字の使用はごく
一部の人々に限られていたようだ。ようは、文字の成り立ちも独立して
文字が発達したと考えられる地域では、別の事情で発達している。
ようは、文明はそれぞれがユニークであるということだ。ただ、エジプト
の例をみればわかるように、近くに、発達した文明(メソポタミア)が
あったときには、そこからの文化の吸収により、非常に早い段階で独自
の文化を発展させることもある。ユーラシアは農業に適した温帯が連続
していて、異なる地域が、互いに交流する可能性が高かった。
だから、
一つの地域での発明は他の地域に伝搬し、それらの互いの影響の中で、
比較的早い段階での文明化が行われたのではないかと思う。
管理人より:博識なひとがいて、全部キレイにまとめてくれましたね。笑
おおむね、マクニールの「世界史」や、ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原体・鉄」に書かれているような内容かと思います。
66: 出土地不明 2006/09/02 10:01:26 ID:YrTqTYV6
ほんと。

「基軸時代」という発想のように、人類・ヒトの共通の展開という面で見てみたい。

縄文人の農耕の規模は?
67: 出土地不明 2006/09/02 15:51:28 ID:Koncmp7T
記録上、日本列島の"文字"が登場するのは、中国の歴史書「随書倭国伝」
の中の倭人の風俗に、「文字は無く、ただ木を刻み縄を結ぶだけ」と記録
されている点だ。
「文字は無く、木を刻み縄を結ぶ」つまり中国人が考え
る、言葉を完全に表記できる真の意味での文字は無いが、木を刻んだり、
縄を結んだりする事によりコミュニケーションをとっていた事を意味して
いる。

皆さんは、縄文字と言うものを御存知だろうか。 一般的に縄文字(結縄
文字)と言うと南米インカ帝国のキープと呼ばれる紐に結び目を付けて情
報を伝達する手段だ。インカ帝国には、このキープが文字代わりに使用さ
れてきた。キープは、主に物品の種類やその数を記録するのに用いられ、
納税などの際には必要不可欠のものであった。
物品記録以外にも簡単な文章も表現していたが、今だ完全な解読はされて
いない。キープは単なる記号以上の複雑な体系を持つ文字の一種で、イン
カ帝国にはキープを教える専門の学校も存在した。

ところが、このキープとまったく同じ物が日本の沖縄でも使用されていた。
しかもなんと戦前まで実際に使用されていた。沖縄の縄文字は、藁算と呼
ばれワラザン、バラサン、ワラザイなど多くの読み方がある。
読んで字の如く、藁算は、ワラで編んだ縄、又はワラその物に結び目を付け
て情報を記録した物である。
藁算は、古墳時代以前より日本本土でも使用さ
れていた。沖縄地方では、高価な紙の替わりに藁算が情報伝達手段として最
近まで広く民衆の間で使用されてきたのだ。

さて、「縄文」式土器だが・・・なぜわざわざ縄目を入れる必要があったの
だろうね?
193: 出土地不明 2006/11/11 15:27:40 ID:h78kDBnW
>>67に俺のシナプスがビンビン反応してるぜ
91: 出土地不明 2006/09/05 21:36:26 ID:3WF4Lmby
氷河時代は、低緯度地方では1万5千年前ごろに終わりになる。
で、だいたい1万4千年前ごろにはほとんどの地域で終わる。
そのあと、中近東では、定住集落が登場するわけだ。農耕をしていたとは
思えないのだが、まずは定住なんだよな。で、そのあとヤンガードリアス
の寒冷期が来て、これが終わるのが1万1千年前ということになる。
そこから、ほどなく農耕が始まる。だいたい、農耕はどこでも、紀元前
8000年ごろとかになる。つまり1万年前だ。


で、まあ、自分としては、もっと氷河時代について考えてみる必要がある
かと思う。
氷河時代の人々は狩猟採集民で移動しながらの生活であったと
いうけれど、シベリアあたりのマンモスの骨で組み立てた半地下住居など
は、かなりの耐用年数がありそうで、季節ごとの移動はあったとしても、
基本的には半定住が始まっていたのだろうと思う。

この段階で、案外、まだ知られていない文明があるのかも、と思ってみた
りもするわけだが。
92: 出土地不明 2006/09/05 23:42:32 ID:uFBctQ+v
狩猟採集型でも、その活動にしかるべき、時間的な共通の複雑化・高度化があるのかな。
94: 出土地不明 2006/09/05 23:54:39 ID:anDbaXr/
>>92
氷河時代に着目したい理由の一つは、なんといっても、シベリアやら、
ロシアやらの当時のむちゃくちゃ寒い地域に、かなり高度な文化がある
ってことだ。
で、以前のこの板のどっかのスレでだれかがいってたけど、
氷河時代は冬は暇だった」というつぶやき。これあんがい当たっている
かもしれないと思って、がぜん興味が湧いてきた。
芸術文化の意味では、氷河時代は北のほうほど文化水準が高い。
とくに彫刻とかビーズ細工とか、スンギール遺跡とかのもふくめて、
すごい手の込んだ作業が為されているわけ。これって、冬が暇だったから
かもしれないと多うわけ。
夏から秋の狩りで、蓄えて、干し肉とかの
形で蓄積する。野菜などの食べ物も、漬け物にするとか蓄える方法が
ある。なんせ、冬は寒いから、冷凍保存という方法もある。どうせ、外
で狩りはできない。そうすると、時間がたっぷりあるし、文明発生の一
つの要素であるところの富の蓄積みたいなことが、短期的だけど行われ
るわけだろ。
当然、彼らの冬の住まいは、蓄積に適した倉庫やらも必要
で(たぶん、ピットなんだろうけれど)、かなり広く、頑丈な建物も
作られる。共同作業が必要で、リーダーも出てくる。ある意味で、貴族
階級のようなものも多少生まれてくる。
氷河時代の人々は移動する狩猟採集民だと思って、現代の狩猟採集民の
あり方からその生活を類推するのは間違いだと思うわけだ。
現代の狩猟
採集民は、工業や農業などの近代文明の手が入らないような荒れ地で
生活しているわけだし。つまり、現代社会の主流ではないわけだ。
でも、氷河時代の狩猟採集民は、とくに条件のよいところで暮らしていた
ら、それは、「当時の最先端の主流」だったわけだ。かなり豪華な暮らし
ってのがあったのかもしれない。
56: 出土地不明 2006/06/30 16:34:37 ID:2jqgJQ9m
「急に文明が発祥したので」
60: 出土地不明 2006/07/05 21:57:36 ID:kVItDRUE
「急には」発祥しとらんだろ。
地質学的年代で見れば千年とか二千年はあっという間かもしれないけど。

「急に文明が発祥したので」→「QBH」ですかな。
けっこう濃い内容で面白かったです。長文大杉でまとめるのに3時間もかかった…。
先史時代に何があったのかというのは、発掘調査からわかるほんの僅かな例証から類推するしかないわけで、ロマンがあっていいなと思います。
世界史 上 (中公文庫 マ 10-3)
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元スレ:http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/archeology/1149793296/

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