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ヴュルム氷期の頃の人類ってどんな感じだったの? @ [考古学板]


ヴュルム氷期の頃の人類ってどんな感じだったの? @ [考古学板]
1: 出土地不明 投稿日:2005/12/28(水) 12:50:59 ID:vQqS6T7O
アメリカ大陸に渡ったり、かなり活発な移動してたらしいね

この頃の人類の足跡追ってみたい
最終氷期の氷床に覆われた部分(灰色
管理人より:こんなスレまとめて、誰が読むのか…ということはさておき、ヴュルム氷期というのは、7万年前~1万年前に起こった最後の氷期(最終氷期)の中の1時代。当時はベーリング海峡が陸でつながっており、シベリアの大地から北米大陸へと渡っていった人類。北米大陸は氷だらけすナァ…。
3: 出土地不明 投稿日:2005/12/28(水) 21:27:46 ID:j+oXItam
この話題は大歓迎です。是非やりましょう。
どうしてこの時代、極端に北方から遺跡が大量にみつかるのか、っていうあたりが非常に面白いところです。


ヴュルム期の前の3万年前後前から、人類はロシアあたりまで進出し、しかも、そのロシアやシベリアに進出した人々が一番豪華な文化を持っています。スンギール遺跡などもそうです。
永久凍土の上の草原が広がり、雪も降らず、雨も降らず乾燥した気候であったため、動物もいろいろいて気温は極端に低いが、かなり豊かな大地が北方に広がっていたということだろうと思います。
だから、ロシアあたりからアメリカまで移住するような人々がでてきた、ということでしょう。

このころは、後の文明が生まれた中近東からは案外遺跡がないようでもあります。
続グラヴェット文化あたりでしょうが、これも中近東から中央アジア、シベリアにかけて進展していますし。
フランスにおけるソリュートレ文化とアメリカのクローヴィス文化との関係もちょっと気になるところです。
4: 出土地不明 投稿日:2005/12/28(水) 22:41:38 ID:dFZdCTB1
当時の海岸線は今は大体海の中ですよね?
遺跡とかもやっぱ沈んでるんでしょうかね?
5: 出土地不明 投稿日:2005/12/28(水) 23:00:23 ID:wJVzg58m
>>4
最大で、150メートルくらい水位が低かったはず。
地図で、海の深さが100メートル、200メートルと色分けされているのをみると、氷河時代の海辺は、かなりの部分が沈んでいることになるんですよね。


ただ、氷床が数千メートルにも及ぶような地域では、大陸自体が、かなり沈み込んでいたので、この効果を考えるとまた違うかもしれない。
氷河時代が終わって1万年たちますが、現在でもヨーロッパやアメリカ大陸の北部は隆起しているらしいです(氷床がなくなった結果、軽くなったので)。
6: 出土地不明 投稿日:2005/12/29(木) 23:03:32 ID:50gfPUB+
北アメリカ大陸の氷河が溶けて、その水が大洪水となって北大西洋に流れ出し、一時的に海洋深層水などの循環が止まったというのはこの時期ですか?
7: 出土地不明 投稿日:2005/12/30(金) 12:38:06 ID:X39usTt9
>>6
ヤンガードリアス期ですね。
ヴュルム氷期の終わりが1万5千年前で、そこから、2、3千年たったころがヤンガードリアスで、1万1千年前ごろまで続きます。

紀元前9000年ごろまでという文献が多いですね。

ローレンタイド氷床だっけ?が融けたんですよね。っていうか氷河時代が終わってとけていたんだけど、一部が氷河で遮られていたので流れ出さず、でっかい湖になっていたのだけど、最後の一部がどっと融けたので、いっきに大西洋にそそぎ込んだということで。
管理人より:「ヤンガードリアス」というのは、最終氷期の直後気候が温暖になった頃~溶けた氷床が海に流れ込み、海流(温暖なメキシコ湾流)が乱れて寒冷化を起こしたあたり。
8: 出土地不明 投稿日:2005/12/30(金) 15:00:48 ID:59aynHzy
ふーん。そのころ日本では縄文土器が出てきた頃だな。
日本が先進文化持っていた頃…。
9: 出土地不明 投稿日:2005/12/30(金) 20:09:04 ID:H4haed2k
縄文時代はヴィルム氷期のあとでしょう
10: 出土地不明 投稿日:2005/12/31(土) 13:21:34 ID:4OLsqAe5
縄文草創期は上の記述だとヤンガードリアス期とかぶるきがするのだが。
氷河期が終わったと思った時に、縄文土器出てくるよね。
11: 出土地不明 投稿日:2006/01/01(日) 02:40:11 ID:bYVM+KOR
>>9
青森の大平山本遺跡が16500年前
従って縄文時代の開始は是より遡ると考えられる。


なお現代は氷河時代真っ最中です。
18: 出土地不明 投稿日:2006/01/05(木) 01:13:33 ID:QzlQx+4Y
縄文土器っていうか、それに先行する土器は、たしかに、1万5千年以上前にさかのぼるようだ。
中国の土器も、1万8千年前だ。土器ではないが、粘土を高温で焼きかためることは、3万年前からやっているから、土器の発明もそれほどたいした意味をもつわけではないのかもしれない。
日本でも中国でも、ドングリなどの灰汁抜きに土器が必要とされたからだ、という説がもっぱらだ。

氷河時代まっさかり、あるいは末期でよいかと思う。ヤンガードリアスは、普通もうすこし後だ。
中国にしても、農耕の開始時期は紀元前8千年ごろにさかのぼるとしても、ヤンガードリアス期直後ごろで、ヴュルム氷期には届かない。

土器が農耕に先行してもなんにもおかしくはないし、中東では農耕が土器よりもはるかに先に始まる。
管理人より:ここからしばらく大平山本遺跡の年代測定法についての話題になりますが、馴染みがなさすぎるのでカット。
19: 出土地不明 投稿日:2006/01/14(土) 18:34:33 ID:K9729hGp
一万900年前に新大陸に人類がすごい勢いで広がったらしい

ヴュルム氷期が終焉したからか??
20: 出土地不明 投稿日:2006/01/16(月) 22:17:56 ID:oaVCdPJD
>>19
まだこの事情がわかっていないが、アラスカあたりまでは氷河時代の間に、ベーリング海をわたってきていて、その後、氷床が融けたので、アメリカのいたるところに、ひろがっていけた、ということのようだな。
アラスカあたりから、最南端の地域まで、1000年程度で移動している。


ところが、いったん移動したあとは、相互にほとんど無関係になってしまったようだ。
21: 出土地不明 投稿日:2006/01/17(火) 11:36:49 ID:B6AI5id6
>>20
人類が拡散中は、野生動物(マンモスとか)が豊富だったのかもね
考古学上のバブル期??


で、野生動物がかなり絶滅して・・・移動もなくなったのかも
22: 出土地不明 投稿日:2006/01/20(金) 21:22:34 ID:1EJvU+0p
>>21
たしかに、人類のアメリカ大陸への移動はその前段階としてシベリアへの進出
その後のベーリング海沿岸までの進出ということがあるわけだが、これがおこなわれたのは、氷河時代のもっとも寒かった時代だ。


ところがこの時代は、非常に乾燥していたので、凍土の上の薄い表土にそれなりに植物が繁茂して、草食動物を中心にかなり北方で栄えていたようだ。
ネアンデルタール人は無理だったが、ホモ・サピエンスは3万年ぐらい前からシベリアに進出して、そこで非常に高度な文化を築いている。

で、その後、氷河時代が終わったころにはなぜか、そういう寒いのに適応しまくった動物が絶滅しているんだよね。
人間の乱獲というのもあったようだが。

最近読んでいる Martin Jones "The Molecule Hunt" Penguin によると、家畜動物の多くが、遺伝的に比較的多様で、家畜化の紀元が案外氷河時代にさかのぼる可能性が出てきたという見解があった。
ユーラシアの動物の多くは、家畜化というか、人間と共生可能なまでに慣れていたが、アメリカ大陸の動物はそうではなかったので、乱獲により大型哺乳類は氷河時代のあと滅びたようだ。


バブルってのもあったかもしれない。
23: 出土地不明 投稿日:2006/01/20(金) 21:34:17 ID:jf50NVuO
次はオーストラリア大陸進出の話題に入りたいね・・

>>22で家畜化の話が出たけど・・・
オーストラリアにはディンゴって言う犬の仲間の野生動物いるよね・・・
ヴィルム氷期時代に家畜化した・・犬の末裔かな??
ディンゴ
管理人より:こういう感じのアレ。タイリクオオカミの亜種、だそうです。
アボリジニがオーストラリアに移住する際、一緒に連れてきたと考えられている(ただしその時期は最終氷期終了以降、数千年前と思われる。
24: 出土地不明 投稿日:2006/01/20(金) 21:51:17 ID:jf50NVuO
ああ、それからアメリカ大陸進出の話は結構ロマンかきたてるらしくて・・・

藤子・F・不二雄大全集 T・Pぼん 1: 藤子・F・不二雄大全集 第3期 藤子不二雄のタイムパトロールぼんと言う漫画にも、その話あるし・・
ベーリンジアの記憶 あと有名じゃないけど、ベーリンジアの記憶(星川淳著)と言う小説もある。
25: 出土地不明 投稿日:2006/01/20(金) 22:08:39 ID:1EJvU+0p
>>23
オーストラリアの犬は、どうやら、ポリネシア系が海洋に進出していった、時代にニューギニア経由でオーストラリアに入ってきたらしい。
犬の家畜化は、もっとも古いとされていて、あちらこちらのだいたい4カ所で(ユーラシアに集中するようだが)10万年以上前になされたということらしい。

狩猟民族でも、家畜化はしなくても、ペットはいくらでもいるのであって、それこそ、ペットにされていない動物はいない、といってよいくらい人間はなんでもペットにするから、その中でオオカミもペットにされたのだろう。

オーストラリアのディンゴも、ペットにはなっている。っていうか、「生きた毛布」として寒い夜に使う。「犬五匹の夜」とはとても寒い夜という意味らしい。

>>24
アメリカ大陸進出はたしかに面白いね。
しかも、あそこにヨーロッパ系といってよい人々が混ざり込んでいるので(mtDNAハプログループX)、そのあたりで、さらに最近、いろいろな文献が出ている。
スー・ハリスンの「象牙彫刻家三部作」なんて、なかなかよいと思う。
ちょっと話が暗いけれど。
31: 出土地不明 投稿日:2006/01/23(月) 20:26:26 ID:51adkuYh
旧石器時代と言うくくりで、いいんじゃないかと思いますが
32: 出土地不明 投稿日:2006/01/24(火) 15:17:19 ID:soxiUdpf
<旧石器時代と言うくくりで
余りに、永遠すぎる、長すぎるよ

ヴュルム氷期の頃(約2万年前)の人類・・・・
33: 出土地不明 投稿日:2006/01/24(火) 21:42:23 ID:vv3+s35y
31-32
そうだねぇ。

旧石器時代
1)前期旧石器時代 250万年前からおよそ10万年前ごろまで。
オルドワン文化(250万年前から150万年前)ホモ・ハビリス/エレクトス(東アジアではずっと続く)
前期アシューリアン文化(150万年前から50万年)ホモ・エルガスター
後期アシューリアン文化(50万年前から10万年前)ホモ・ハイデルベルゲンシス

2)中期旧石器時代 10万年前ごろから5万年前)
ムステリアン文化(ヨーロッパ)ネアンデルタール人
MSA文化(アフリカ、中東、インド)ホモ・サピエンス

3)後期旧石器文化(5万年前から氷河時代の終わりまで)

4)末期旧石器文化(氷河時代後からヤンガードリアス後まで)

ってことで、旧石器時代はすごくながい。

5)新石器文化(約1万年前から以降)
6)銅石器文化(青銅器の使用の開始 前4000年ごろ)
7)青銅器文化(前3000年ごろ)
8)鉄器文化(前1000年ごろ?)

ヴュルム氷期は、後期旧石器文化の中葉から後半といったところ。3万年前ごろから、1万5千年前ごろとしておこう。
だから、だいたい2万年前後前ってことでいいかと思う。
ちょうど、ホモ・サピエンスと、それ以外のホモ属とが完全にいれかわる時期だ。
37: 出土地不明 投稿日:2006/02/05(日) 06:44:20 ID:V1YD9s2m
ネアンデルタール人ってクロマニヨン人に食われたのか??
38: 出土地不明 投稿日:2006/02/12(日) 21:44:50 ID:hNPhqM3y
ヴュルム期氷期の話に関連して、最近"Lost World"という本を読んだのでちょっと書いてみる。
Tom Koppel というカナダ人の著作で2003年にかかれたもの。
ISBN-13:978-0-7434-5357-8/3 /5359-2/X

アメリカ大陸に移住したのはいったい誰なのか、どうやって移住したのか、ということで、これまでの常識とされていた氷期末期のベーリンジアを歩いて渡り、大陸の氷河の間の「無氷回廊」を通って南下したという説に対して、ヴュルム氷期のマキシマムのころに、シベリアから沿岸航路によってベーリンジアを渡り、そのまま大陸の西海岸沿いに南下、南米にまで至り、その後、氷期が終わったころに、大陸内部に移住したとする説を検証するために、アメリカ大陸の西海岸沿いにアラスカから沿岸の海底遺跡を求めて研究している人々を追ったドキュメンタリー風の作品。
もちろん、ノンフィクションです。

まだ、最終的に1万5千年前以上の古さの海底遺跡や海底遺物は見つかっていないものの、詳しい調査により、本来ならあり得ない南米においてかなり古い、クロービス文化以前の遺跡が発掘されるなどしていて、今後のアメリカへの人々の移住に関する考え方が大きく変化しようとしていることがわかりました。

なかなか面白い本でした。
40: 出土地不明 投稿日:2006/02/27(月) 21:59:35 ID:s9Xj1Cwn
>>38
面白かった もっと書いて
43: 出土地不明 投稿日:2006/03/10(金) 00:14:47 ID:L5y5y8Id
>>40
カメですが。
結構面白いのは、氷河時代に大陸に氷床があったころは、大陸の中心部が数千メートルの氷床の重みで沈み込んだため、逆に大陸の沿岸部は隆起していて、よって氷河時代当時の沿岸部は、現在では非常に深い海の底にあるということ(150メートル以上とか)。

それから、海底発掘ロボットなるものを作ってみたが、アンビリカルケーブルが海流にながされてしまい、ほとんど全く使えないということとか。

ちょこっと掘ると、水の中がもうもうとホコリだらけで、もうロボットのカメラがなにも使えない状況であること。
それはダイバーがやっても同じこと。

結局、海底の土砂をクレーンですくい上げて、その中の人工物を発見するという方法が一番よいのだが、そのためには、海底の地形の丹念な調査が必要で、船の底から音波を櫛状に発射して反射音で海底の細かい地形を計る装置を開発。
それで、かなり当たりをつけておいてから、顎のような形のものをクレーンで海底にずどんと落として、で、なんとか、1万年前ごろの骨製のモリを発見したりしたとか。

ただ、なんとしても、クロービス以前という1万3千年前ごろの人工物を発見したいのだが、それがどうしてもなかなか発見できないということで、でも期待しているよ」みたいな感じで話は終わりでした。
なかなかわくわくどきどきでストーリーっぽい話でした。
44: 出土地不明 投稿日:2006/03/10(金) 18:14:59 ID:DokGgjLj
ヴィルム氷期のスレならば、ヴィルム氷期以降、海に沈んだ土地の話もして欲しいね

ベリンギピア
スンダランド


伝説の始まりかもしれないし・・・

ニライカナイ
アトランティス
ムー
45: 出土地不明 投稿日:2006/03/14(火) 21:23:36 ID:ll955OWb
>>44
洪水伝説の一部が、氷河時代の終了後の、場所によってはかなり急激な海面上昇と関係している可能性は否定できないよな。

ヴュルム氷期が終わって、温暖化したあと、ヤンガードリアス期に入るときには、アメリカのローレンタイド氷床が融けて広大な湖になっていたのが、突然決壊し、非常に短時間にすさまじい量の淡水が大西洋にながれ込んだとされている。
場所によっては10メートルとかそれ以上の海面の隆起があったのではないか。
とすれば、数日から数週間のうちに水没するような地域も当然あったと思われる。
管理人より:「ニライカナイ」は沖縄の奄美なんかに伝わる海底都市伝説だそうです。
スンダランド」は、ヤンガードリアス期の海進前に、東南アジア一帯にあったとされている小大陸?みたいなもの。
「ベリンギピア」はこのスレしかヒットせずよくわらない。かつてつながってたベーリング海峡(陸橋)のことかな?
53: 出土地不明 投稿日:2006/03/21(火) 03:42:57 ID:joK1UJuF
ヴュルム氷期が始まった頃・・考えると・・
気候の変化で動物、植物、海産物なんかも変化&移動したわけだろ・・

定住ってのは・・気候の安定期じゃないと・・無理だべさ・・
54: 出土地不明 投稿日:2006/03/21(火) 09:57:28 ID:RmQfhe1y
でも安定したと思っても数千年の規模で気候なんてすぐに変動しちゃうし…
素早く定着!素早く農耕!素早く移動!
…かな?
55: 出土地不明 投稿日:2006/03/22(水) 10:04:09 ID:8AZNQToG
ヴュルム氷期の頃って日本海も湖だったんだろ・・
淡水だったのかなあ??
56: 出土地不明 投稿日:2006/03/23(木) 00:18:11 ID:yULgeIjv
53-54
ヴュルム氷期の間のたぶん3万年前から2万年前のマキシマムのころまでの1万年くらいは、かなり安定した「氷河時代」で、比較的安定した気候だったようだが。

ヤンガードリアス以降現在までってのは、だいたい1万年っていうところだが、これと同じくらい安定していたと思う。
もちろん、3万年前からマキシマムの1万8千年前ごろまでだんだんと気温がさがるわけだが。

で、その時代っていうのは、人類が一番北まで進出していた時期でもあると思う。
マンモスを追って、巨大なマンモスの骨の住居とか作っていたわけだが、これ、あんだけ立派な家だから、かなりの定住性があったと思うんだがな。

数ヶ月のテント生活のためにあんな立派なものは作らないだろう。
57: 出土地不明 投稿日:2006/03/23(木) 18:43:11 ID:DQsHgoGl
マキシマムって何?(´・_・`)
58: 出土地不明 投稿日:2006/03/24(金) 22:30:20 ID:ZFFTDbdP
ちょこっと調べたら、ヒプシサーマルは、ヤンガードリアスのあとの、紀元前5000年ごろの話だね。
一番温かくて、あっちこっちでいっきに農業が始まった時期だと。

マキシマムってのは、「最大」ってことだよ。
ヴュルムマキシマムといえば、1万8千年前後。一番寒い時期ってこと。
63: 出土地不明 投稿日:2006/03/26(日) 11:29:27 ID:gGIk41qI
農耕の発祥はイモ類からか??

クリなんかの木の実系かと思ってた
65: 出土地不明 投稿日:2006/03/26(日) 18:43:57 ID:TzQ6xaxe
>>63
> 農耕の発祥はイモ類からか??

> クリなんかの木の実系かと思ってた
木の実とかは よくて狩猟採集文化なんじゃない?
試行錯誤で取り組むとしても、一からの栽培ではものすごくスパンが掛かる。


雑穀の栽培文化にしても同じ 早や作りなんかを別にすれば1年スパンなんじゃない?

地下茎型の植物だと、俗に言う『芋づる式』みたいに勝手に増えてくれるし、種芋を植えてもいいし、蔓や茎を切って地面に挿し木しても増えてくれる。

アフリカにはオリエントよりも古い雑穀文化があるみたいだから、それよりも古いイモ食(地下茎)文化がないと言うのは不自然。
痕跡さえ探せば見付かるのではないだろうか。
(アフリカは穀物や家畜の原産地やルーツが多い)
64: 出土地不明 投稿日:2006/03/26(日) 18:31:46 ID:TzQ6xaxe
40万年か50万年くらい前の人類に地下茎を主食にしてた種がいたってNHKでやってたな。
肉食の種とかもいたが結局は存続出来なかったみたいだが。


アフリカのブッシュマンとかにはそういう原生人類の生活様式の痕跡があるみたい
67: 出土地不明 投稿日:2006/03/26(日) 21:55:30 ID:Do5N3z3P
農耕の起源が1万年以上前にさかのぼるってのは、かなりトンデモだろう。
西南アジア(いわゆる中近東肥沃な三日月地帯)でも、農耕の開始ってのは、ナトゥーフとかのあたりで、ヤンガードリアス以降だから、ヒプシサーマルの数千年前っていう認識。

だいたい、紀元前7000年とかになるかな。

つまり、1万年前前後よりは後だろう。
ただな、氷河時代の終わりについては、いろいろと地域差もあって、日本や中国南部はそれほどヤンガードリアスの影響はうけてないのであって、その意味では、土器の古いものが、氷河時代末期にさかのぼるので、そのあたりから、農耕とはいわないまでも、栽培型の食物採集が行われていた可能性は高い。

っていうか、私の考えているのは、氷河時代だった3万年から2万年前段階で、家畜化の一部はユーラシアでは進行していたのではないか、ということ。
71: 出土地不明 投稿日:2006/03/27(月) 10:25:07 ID:p2cypRXj
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) >>67
銃病原菌鉄では南西アジアで紀元前8500年前が最古となっている。
確認されたのがその時期ならその数割前に起源を設定するのが合理的。
それから長江で1万年以上前の遺跡から米が発見されたという記事を読んだぞ。
78: 出土地不明 投稿日:2006/03/29(水) 20:25:31 ID:rd2gb7fw
>>71
っていうか、ヤンガードリアスの前に農耕があったという痕跡はないんだよね。
ヤンガードリアスが終わってから、だんだんと農耕になったということだ。


だから、上限は紀元前9000年ごろで、いまから1万1千年前ってことになるだろう。
ヤンガードリアスの前の温暖化した時代は比較的短く、2千年かそこらだ。紀元前1万3千年から、1万1千年くらいだろうか。その後、ヤンガードリアスが、千年かそこら続く。
中近東の遺跡としては、だいたい末期旧石器時代に属する。ケバランとかそういう文化の年代だろ。
農耕は、ナトゥーフ期からになっていると思うが。
76: 出土地不明 投稿日:2006/03/29(水) 18:17:27 ID:tPDOaRXe
なんか、農耕発生スレになっとるな

先週の土曜日の世界不思議発見でやってたけど、アボリジニはオーストラリア大陸渡ったのはヴィルム氷期の頃らしい
おーすとらりあの野生化した犬ディンゴは、もっと前から家畜化してたんだろうかね??
77: 出土地不明 投稿日:2006/03/29(水) 20:22:16 ID:rd2gb7fw
>>76
残念。
アボリジニがオーストラリアに渡ったのは、ヴュルム氷期の始まる前だという説が多い。6万年以上前だという。
ただ、証拠があるのは4万年前ごろの遺跡だ。


ディンゴは、実は、オーストラリアにアボリジニが渡ったときはいなかった。
後に、パプアニューギニアあたりからわたったことになっている。
っていうか、ポリネシア系が海に進出するころの初期にオーストラリアにわたった犬らしい。

だから、せいぜいここ2,3千年前のことなんだ。
88: 出土地不明 投稿日:2006/04/02(日) 12:49:09 ID:ymhuY7zK
ラスコーの壁画はヴュルム氷期の時だよね
89: 出土地不明 投稿日:2006/04/02(日) 12:55:12 ID:SlmVGl3+
ラスコーより、ずっと古い壁画もいっぱいあるね。
人間て大して変わらないな、あの頃と。
ラスコー洞窟の壁画
管理人より:「ラスコー洞窟」はフランス南部で発掘された、先史時代の遺跡。非常に雄勁な(?)動物壁画が残っていることで有名ですね。
79: 出土地不明 投稿日:2006/03/30(木) 13:24:36 ID:qaP845rn
なんで氷河期なんてきたんだろう…
80: 出土地不明 投稿日:2006/03/30(木) 15:28:37 ID:vOoTJNAv
寒かったからじゃないか?
81: 出土地不明 投稿日:2006/03/30(木) 18:10:48 ID:qaP845rn
>>80
凸(`ω´)ムキーッ!
84: 出土地不明 投稿日:2006/03/31(金) 13:23:06 ID:TT9Mj2EF
太陽だって、たまには一息つきたくなるんじゃね?
85: 出土地不明 投稿日:2006/03/31(金) 15:28:26 ID:tm46yMql
むしろ地球が一息ついてんじゃね?

♪あンの頃は!ハッ!

ハイ、というわけで、誰が読むんだろうコレ…と思いつつ、長文レスがやたらと多く、まとめづらいスレ。

氷河期の頃の人類はなんだってまた、わざわざあんな寒いところにいたんでしょう?
ただでさえ寒いというのに!なぜ?ホワイ?プルコワ?
…と思ってましたが、スレ見ると案外マンモスさんなんかもいて、食うのには困らなかったのかな。野菜も食べないと大きくなれませんよォ~。

我々日本人は、いわゆる「平たい顔族」ということで、この「平たい顔」って寒冷地仕様なんだそうですね。顔のでっぱりを抑えることで、表面積を減らし、体温の発散を防ぐ。
つまり寒いところからやってきたひとたちが多くいたのでしょう。
ベーリング海峡が繋がってたのと同じく、カムチャツカ半島と北海道も繋がってたそうなので、一部はアラスカへ、一部は気まぐれに南下してアジア方面へ…という経路なんでしょうか。
そやって考えると、アメリカン・インディアンとか、アラスカの原住民とか、なんとなくアジア人ぽい顔してますもんね。

逆に現在の欧米人は、落ち窪んだ目とでっかい鼻なわけで、熱を発散しやすい熱帯地仕様。言ってみれば双方、顔と居住地のミスマッチが起きているわけで、これから数万年たてば、あるいは温暖地域に住む日本人がキリッと彫りの深い顔立ちになり、北部ヨーロッパ人はのっぺりした「平たい顔族」になったりするんでしょうか。
ウーム、生まれてくる時代を間違ったナァ…って、以前も似たようなこと書いた気がしますが、細かいことは気にしない方向でよろしく。

トップ絵のキュートな美女(?)はアリス・ロバーツというイギリスの考古学者・解剖学者。バーミンガム大学の先生です。考古学界きっての美女!…なのかわかんないですが、BBCなどのテレビ番組によく出てるそうです。現在41歳。
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元スレ:http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/archeology/1135741859/

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    • ※1 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.4.22 22:44
    高緯度地方のマンモスハンターばかりが注目されがちだけれども、低中緯度地方では栽培植物の原種を含む雑多な植物の採集や播種を始めていた(が耕作には至っていなかった)。東南アジアではバナナ栽培が始まっていた可能性がある。栄養繁殖作物の品種分化には種子繁殖作物よりはるかに長い時間がかかるから、バナナ栽培を含む根菜農耕が一番古い農耕文化だろう。ただし、彼の農法の痕跡はスコールに流され樹木にひっかきまわされて消滅するので永久に推測の域を出ない。
    • ※2 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.4.23 1:58
    本の紹介でISBN書いてあるのには笑ったw
    こういう重厚長文スレもたまに読むにはなかなかおもしろいね。銃病原菌鉄をもう一回読み直そうかなー。
    • ※3 :  
    • 2015.4.23 12:59
    年代が三万年と割と近いのに、世界地図の地形が全然違うから面白いよね。
    スンダランド亜大陸とかサヘル大陸とか。
    ドッガーランドとかちょっとしたミニ欧州サイズだし。
    • ※4 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.4.23 21:37
    シベリアに文化があったとかはじめて知った。考古学とか興味無かったけど意外と面白いのね
  1. 意外や意外。
    誰も読まないと思ってましたが、Twitter経由でも案外「おもしろかった」という意見がチラホラでした。

    >バナナ栽培を含む根菜農耕が一番古い農耕文化だろう。

    気候の問題があるでしょうかねぇ。
    あのへんは氷河期でも比較的過ごしやすいところだったと思いますし。
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    >重厚長文スレもたまに読むにはなかなか

    良かったです。もう考古学は超クソスレと、専門的すぎるスレしか残ってないですw
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    >世界地図の地形が全然違うから

    ですよねー!
    海に沈んだ土地では、現在は海底なので発掘も大変だと思うけど、地上よりは状態よく残るものもありそうだし。問題はコストかな…。
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    >シベリアに文化があったとかはじめて知った。

    ただでさえ寒いはずのシベリアの、氷河期の話しですもんね!
    なんか人間の可能性を感じます。
    • ※6 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.5.17 18:46
    縄文土器をただの土器と思ったら大間違い、土だけではなく植物を混ぜた作成したため、薄く作ることができた。そのため、食べ物を煮ることが可能になった最初の土器
    縄文以外の土器は厚いため、煮ることなどできなかった。
    • ※7 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.5.17 20:13
    彫りが深いのと浅いのは、同じ寒冷地でも湿度の違いらしい。
    湿度が高いと鼻の鼻腔で温めることができるので、鼻がでかく高くなる。
    湿度が低いと、副鼻腔で空気を暖めないと湿度が逃げてしまうため頬骨が高くなり
    ノッペリになるらしい。
    ちなみに暑い地域では、鼻の穴が上を向いてくるそうですよ。
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