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映画「カサブランカ」に学ぶほろ苦い大人の英会話 @ [英語学習系独自まとめ]


映画「カサブランカ」に学ぶほろ苦い大人の英会話 @ [英語学習系独自まとめ]
管理人@博士ちゃんねる
Frank Sinatra - As Time Goes By (Casablanca)
Moonlight and love songs - never out of date
(月明かりとラブソングは、決して時代遅れにはならない)

Hearts full of passion - jealousy and hate
(胸を焦がす情熱、嫉妬や憎しみも)

Woman needs man - and man must have his mate
(女には男が必要で、男にもその連れ合いが必要だ)

That no one can deny
(誰にも否定することなどできやしない)
ハイ!というわけで今回の映画翻訳記事は、前回予告したとおりモノクロ時代の名作ということで、ボギー&バーグマンの「カサブランカ」です。パリでの回想シーンと、ラスト空港のシーンをふたつ取り上げます。
うわぁー、オマエ正気かよォ、おい…

今も昔も、常に映画ベスト10にランクインする名作中の名作。
ふたりの名優の素晴らしい熱演、すぐれた脚本と細かい演出、計算され尽くしたカット割り、品のある衣装と小道具たち…。すべてが美しく感動的で、本当に良い作品です。白黒だから…とか、古い映画だし…とかで観ないのはもったいないです。

せめて当記事でその魅力の一端なりともご紹介できれば…と思っておりますが、ネタバレだらけなので観たことのない方は先に本編観ることをオススメします。
あらすじ&映画について
ナチスの傀儡政権、ヴィシー政権下の仏領モロッコの都市「カサブランカ」でナイトクラブ「カフェ・アメリカン」を経営するリックの元に、かつての恋人イルザが、有名なレジスタンス活動家ラズロの妻として偶然訪れる。
過去の手痛い恋の思い出に苦しむリック。会いに来て説明しようとしたイルザにも、冷たい言葉をかけてすげなく追い払ってしまう。

深夜、閉店後のクラブでサムのピアノを聴きながら、リックはかつての楽しかったパリでの出来事を思い出していた…。
原題は同じ「Casablanca」。「casa blanca」はスペイン語で「白い家」とかいう意味ですね。
マイケル・カーティス監督の1942年の映画です。時代が時代だけに(アメリカの参戦は41年)、これは徹底して反ナチス・プロパガンダとして描かれているにも関わらず、今も変わらず人気があるのは、やはり「愛」がテーマだからでしょうか。

この映画、クランクインした時にはまだストーリーの細部や結末もちゃんと決まっておらず、映画を撮影しながらあれこれ変更していったそうです。ラストも2パターン撮影して良い方を採用。

ボギーの決めゼリフ「君の瞳に乾杯」、美しく撮影されたバーグマンのウルウルの大きな瞳、主題歌の「As Time Goes By(時の過ぎゆくままに)」など、映画史上燦然と輝く名作となっております。
主な登場人物
リック・ブレインリチャード(リック)・ブレイン
「カフェ・アメリカン」のやり手オーナー。パリにいた頃イルザと恋仲だったが、一緒に脱出できず、それ以来女性に対して心を開かないニヒルな男に。「イイ男」の優しい笑顔は、心から愛した女性にだけ向けられるのだ!演じるのはハンフリー・ボガード。

イルザ・ラントイルザ・ラント
かつてリックと恋仲にあった、過去を語らない謎の美女。よんどころない事情でリックと別れてそれっきりだったが…。「イイ女」の瞳は心から愛した男性の前でこそ、もっとも美しく輝くのだ!演じるのはイングリッド・バーグマン。

ヴィクトル・ラズロヴィクトル・ラズロ
チェコスロバキア出身の、対ナチ・レジスタンスを指揮する地下活動家。同じ女性を愛した男として、リックとも紳士的に接する目立たない「イイ男」。演じるのはポール・ヘンリード。(記事ではセリフなし。ゴメンねラズロ)

ルイ・ルノールイ・ルノー
カサブランカの警察署長。お調子者だがなかなか目端の利く男で、反骨精神丸出しのリックのことを「秘めたセンチメンタリスト」と呼び気に入っている。演じるのはクロード・レインズ。

サムサム
リックの部下で、クラブのピアニスト。ふたりの馴れ初めも辛い別れも知っているだけに、再会にやや苦悩するところもある優しい男。演じるのはジャズシンガーのドーリー・ウィルソン。

ハインリヒ・シュトラッサーハインリヒ・シュトラッサー
ドイツ空軍の少佐。ラズロを危険視し、カサブランカに封じ込めようとアレコレ画策する怜悧な悪役どころ。演じるのはコンラート・ファイト。(記事ではセリフなし)
The Last Time - Casablanca (2/6) Movie CLIP (1942) HDそれではスタート。パリでの回想シーン。
ナチス侵攻の迫るパリ、リックのクラブにて
カサブランカナチスの足音がすぐそこまで。窓辺でイチャイチャ中のふたりも思わず大砲の音にギクリ。
イルザ
イルザ
Was that cannon fire..., or is it my heart pounding?
大砲の音ね…、それともわたしの心臓が高鳴っているだけ?
リック
リック
It's the new German 77th. And judging by the sound, only about thirty five miles away.
新しくやってきたドイツ軍77師団だな。音からすると、ほんの35マイル先といったところか。
リック
リック
And getting closer every minute.
だんだん近づいて来ているな。
リック
リック
Here, here, drink up. We'll never finish the other three.
そら、飲めよ。おれたちはまだ大丈夫だよ。
カサブランカ余裕のリック。シャンパンをすすめる。
サム
サム
Dem Germans will be here pretty soon now. And dey'll come lookin' for you. And don't forget, there's a price on your head.
やつらすぐ来ますぜ。ボスを探してるんだ。忘れねぇでくださいよ、賞金がかかってるってことを。
dem,dey…脚本にそう書いてあるんでそのままにしてますが、「them」「they」のなまった表現。
pretty…「カワイイ」という意味もありますが、ここでは「かなり」の意味。両方とも頻出するのでまる覚え推奨。
リック
リック
I left a note in my apartment. They'll know where to find me.
アパートにメモを残してきたよ。どこを探せばいいか分かるだろうさ。
イルザ
イルザ
It's strange. I know so very little about you. 不思議ね。わたしはあなたのことをほとんど知らないのに。
リック
リック
I know very little about you. Just the fact that you had your teeth straightened.
おれだってそうさ。知ってるのは、君の歯がとてもキレイだってことだけだよ。
カサブランカリックの冗談に思わず苦笑い。
ここは直訳すれば「知ってるのは、君が歯を矯正したことがあるってことだけだよ」となります。要するに「歯がキレイだ」と褒めてるわけです、遠回しに。
イルザ
イルザ
Be serious, darling. You are in danger. You must leave Paris.
真剣な話しよ、ダーリン。危険が迫っているわ。あなたはパリを離れなくては。
リック
リック
No, No, No... WE must leave.
いやいや、違うよ。『ふたりで』離れるんだ。
イルザ
イルザ
Yes, of course... We.
ええ、そうね。もちろんふたりで…。
リック
リック
The train for Marseilles leaves at 5:00. I'll pick you up at your hotel at 4:30.
マルセイユ行きの列車は5時発だ。4時半に君のホテルへ迎えに行こう。
イルザ
イルザ
No, no. Not at my hotel. I..., I have things to do in the city before I leave. I'll meet you at the station.
ダメ、ホテルはダメよ…その、わたし…、発つ前にやっておくことがあるの。駅で会いましょう。
カサブランカなんだか硬い表情のイルザ。
リック
リック
All right, at a quarter to 5. Why don't we get married in Marseilles?
いいとも、なら5時15分前にしよう。マルセイユに着いたら結婚しないか?
カサブランカ「ちょっと吉野家で牛丼でも食わないか?」くらいの気軽さで、さらっとイイ男にだけ許されるプロポーズ。この世は不公平です。
quarter…「1/4」のこと。マルセイユは南仏の都市。
イルザ
イルザ
That's too far ahead to plan...
ずいぶん先の話しね…。
リック
リック
Yes. I guess it is too far ahead. Well, Let's see... What about the engineer? Why can't he marry us on the train?
ああ、先の話しだ。いや待てよ…、機関士に頼むか。列車の中で結婚しよう。
カサブランカ冗談とマジメの中間で押し切ろうとするリックに対し、でもやっぱり浮かない表情。
engineer…「技師」しかしここでは「(汽車の)機関士」のこと。
イルザ
イルザ
Oh, darling...
もう、ダーリン…
カサブランカ思わず耐え切れなくなって、顔を隠してそっぽを向いてしまう。
リック
リック
Why not? The captain on a ship can. It doesn't seem fair that...
いいじゃないか。船では船長にその資格がある。まぁちょっとずるいかな…。
Why not?…否定に対して使われる場合は、「なぜいけない?」→「別にいーじゃん」という反語表現に。
なんだって機関士だの船長だのが出てくるのかというと、キリスト教文化ですから、結婚を取り仕切る人物というのがいるんでしょう、きっと。神父さんがいれば彼がやってくれるのでは。
リック
カサブランカなぜか向こうを向いて涙を隠せないイルザ…。

リック
Hey... Hey, what's wrong, kid?
おい、おい、どうしたんだい?
kid…「子供」とか「ガキ」とかいうニュアンスで、あんまり女性に対しては使わないイメージですが、そんな使い方もするようです。
イルザ
カサブランカなんでもないのよ…という表情で、リックをなだめる。

イルザ
I love you so much. And I hate this war so much. Oh, Rick. It's a crazy world anything can happen.
あなたをとても愛してるわ。そしてこの戦争が大嫌い。ああ、リック、この狂った世界ではなんだって起こりうるのよ。
イルザ
イルザ
If you shouldn't get away...I mean if...If something should keep us apart...wherever they put you...and wherever I'll be, I want you to know that I...
あなたがここを離れずにいて…、その…もしわたしたちが離ればなれになったとしたら…、ふたりがどこにいたとしても…これだけは忘れないでね、わたしがあなたのことを心から…、
カサブランカその先を言う必要はないぜ…みたいな。
イルザ
イルザ
Kiss me. Kiss me as if it were the last time.
キスしてちょうだい。これが最後だと思ってキスして…。
カサブランカ不吉なBGMと共に倒れるシャンパングラス…。
as if…「まるで~のように」。主に仮定法で使われる用法なので、その後の時制が過去(were)になってることに注意。
その後のあらすじ
カサブランカなんだか煮え切らない態度のイルザ。待ち合わせ時刻には駅に姿を見せず、代わりに手紙を届けます。
リチャード
あなたと一緒に行くことはできなくなりました。もうお会いすることはないでしょう。
理由は聞かないで。
ただ、あなたを愛しているということだけは信じてください。
さあ、行ってダーリン。あなたに神の祝福がありますように。

イルザ

結局、リックは失意のうちに、サムと共にマルセイユへと…。

カサブランカそれから数年後、モロッコのカサブランカで、「カフェ・アメリカン」を経営するリックの元に、ラズロとその妻イルザが偶然訪れる。
実はパリでふたりが知り合う前にすでにラズロと結婚していたイルザ。その後ラズロは強制収容所で死んだと思われていたのですが、後に生きていることが発覚。苦悩のうちにイルザはラズロを選んだのでした。

カサブランカ
「この街には星の数のほども店があるのに、彼女はここを訪れた…」
イルザへの想いを捨てきれてず、ひとり苦悩するリック。

カサブランカ一方、カサブランカから、中立国のポルトガル経由でアメリカに渡りたいラズロは、八方手をつくして渡航許可証を得ようとするが、なかなか難しい。
非合法に渡航許可証を発行していたウガーテが逮捕されたということもあり、唯一リックだけがせんだって発行してもらった無記名の渡航許可証を持つのみ。

カサブランカ
「あなたのことをこんなにも愛さなければ良かった…」
リックへの気持ちを捨てきれていない、そして戦い続けることに疲れてしまったイルザは、せめて夫のラズロだけでもアメリカへ渡らせたい、自分はカサブランカに留まるから…とリックに頼み、変わっていないお互いの気持ちを確かめ合う。

カサブランカしかし、ナチスが危険視する活動家のラズロを素直に渡航させるわけがない。
リックは一計を案じ、「ラズロが渡航証を受け取りに来るから隠れて逮捕しろ」とルノー署長を騙し、逆に署長に銃を突きつけて空港まで送らせるのだった…。
Here's Looking At You, Kid - Casablanca (5/6) Movie CLIP (1942) HDそれでは続きスタート。映画史上に残る空港での名シーン。
カサブランカ空港にて
カサブランカルノー署長に運転させて夜の空港にやってきた4人。実はルノーは寸前にシュトラッサー少佐にこのことを偽装報告していたりして抜け目がない。
リック
リック
Louis, have your man go with Mr. Laszlo and take care of his luggage.
ルイ、君の部下をやってラズロ氏の荷物を運ばせろ。
ルノー署長
ルノー署長
Certainly, Ricky. Anything you say. Find Mr. Laszlo's luggage and put it on the plane.
わかったよ、リック、言うとおりにするとも。(部下に向かって)ラズロ氏の荷物を探し、飛行機に積み込め。
ルノーの部下
カサブランカ
Yes, sir. This way, please.
イエス・サー。(ラズロに)こちらです。
リック
リック
If you don't mind, Louis, you fill in the names. That'll make it even more official.
ここに名前を記入してもらえるかな、ルイ。そうすればもっとそれらしくなるだろう。
If you don't mind~…「もしよろしければ~」丁寧な頼み事の時に。
ルノー署長
ルノー署長
You think of everything, don't you?
全ては思い通りというわけか?
リック
リック
And the names are Mr. And Mrs. Victor Laszlo.
名前は…『ヴィクトル・ラズロ夫妻』
カサブランカまんまと騙されたこともあり、また恋敵のラズロだけを追っ払うというやり方に、軽蔑を隠せなかったルノー署長これにはびっくり。もちろんイルザもびっくり。
イルザ
イルザ
But... why my name, Richard?
なんで…わたしの名前があるの、リチャード?
リック
リック
Because you're getting on that plane.
君も飛行機に乗るからだよ。
イルザ
イルザ
But I... I don't understand... What about you?
なぜそんなことを…、あなたはどうするの?
リック
リック
I'm staying here with him till the plane safely gets away.
おれは飛行機が無事に離れるまで、あいつとここに留まる。
イルザ
イルザ
No Rechard, NO! What's happened to you? Last night we said...
ダメよリチャード!いったいどうしたの、昨晩言ったじゃない…。
カサブランカイルザ大混乱。このへんの演技は特に素晴らしかった。
リック
リック
Last night we said a good many things. You said I was to do the thinking for both of us.
昨晩はいろいろ話し合ったな。君はおれがふたりのことだけを考えてると言った。
リック
リック
Well, I've done a lot of it since then. And it all adds up to one thing: You're getting on that plane with Victor where you belong.
それからいろいろ考えたさ。そしてたったひとつの結論にたどり着いたんだ。君はラズロと一緒に飛行機に乗るんだ。そこが君のいるべき場所だ。
belong…「属する」
add up to…「結局~にほかならない」
イルザ
イルザ
But Richard, No, I, I...
でも、リチャード、わたし…
リック
リック
Now, you've got to listen to me. Do you have any idea what you'd have to look forward to if you stayed here?
いいか、よく聞くんだ。ここに留まったらどうなるか分かるか?
リック
リック
Nine chances out of ten we'd both land in a concentration camp. Is that true, Louis?
十中八九、おれたちはふたりとも収容所送りだ。そうだろう、ルイ?
ルノー署長
ルノー署長
I'm afraid Major Strasser would insist.
シュトラッサー少佐はきっとそうするだろうな。
insist…「強調する」「強要する」
イルザ
イルザ
You're saying this only to make me go.
そんなことでわたしを行かせようというのね。
リック
リック
I'm saying it because it's true. Inside of us we both know you belong with Victor.
それが正しいからだ。内心ではふたりとも、君がラズロのものだと知っているからだ。
リック
リック
You're part of his work. The thing that keeps him going.
君はもうラズロの活動の一部なんだよ。彼がそれを続けていくために必要なんだ。
リック
リック
If that plane leaves the ground and you're not with him, you'll regret it.
もし飛行機が離れて、君が彼と一緒でなければ、きっと後悔することになるぞ。
regret…「後悔する」
リック
リック
Maybe not today, maybe not tomorrow, but soon, and for the rest of your life.
今日でもない、明日でもない、でもすぐにそうなる。そして残りの人生ずっとだ。
イルザ
イルザ
But what about us?
でもわたしたちのことは?
リック
リック
We'll always have Paris. We didn't have it... We'd lost it...until you came to Casablanca. We got it back last night.
おれたちにはいつもパリの思い出がある。そんなものはないと…、もうなくしてしまったものだと思っていた…、君がカサブランカへ来るまでは。でも昨晩それを取り戻したんだ。
イルザ
イルザ
And I said I would never leave you!
そして、もう二度と離れないと誓ったのに。
リック
リック
And you never will. But I've got a job to do too.
そうだな。だが、おれにもやらなくてはならないことがある。
リック
リック
Where I'm going you can't follow. -- what I've got to do you can't be any part of.
おれが行くところに君は連れては行けない…、君はその役割の一部ではないからだ。
リック
リック
I'm no good at being noble, Ilsa. But it doesn't take much to see that the problems of three little people ...don't amount to a hill of beans in this crazy world.
おれは上品に振る舞うのは苦手だ、イルザ。だが、この狂った世界に比べれば、ちっぽけな3人の問題なんてたいしたことはないだろう。
カサブランカ優しく説き伏せるリックの話を、目にいっぱい涙を浮かべてじっと聞き入るイルザ。当時世界中の男性のハートをズキュン!と射抜いたのではないでしょうか。
noble…「高貴な」
hill of beans…直訳すれば「山ほどの豆」。ここではきっと「誰でも持ってるくだらない悩み」のようなニュアンスかと思います。
リック
リック
Someday you'll understand that.
君にもいずれ分かるさ。
カサブランカ涙をこらえきれなくなって下を向くイルザに「今はだめだ(Not now)」と、アゴに手を当てて上を向かせるリック。
リック
カサブランカ
Here's looking at you, kid.
『君の瞳に乾杯』
カサブランカ
この映画史上に残る名ゼリフは、おそらく「Here's」の後に「the man who is」みたいのが省略されてると思いますんで、直訳すれば「ここに君に見とれている男がいるよ、ベイビー」くらいの意味になるでしょうか。遠回しな(照れ隠しな?)表現なんですね。
君の瞳に乾杯」という素晴らしい翻訳を当てたのは字幕翻訳家の「高瀬鎮夫」というひとだそうです。清水俊二などと並んで戦後日本の映画産業を支えたひとりですが、酒がたたって早逝。惜しいことです。

ハイ、というわけで、映画翻訳まとめ第9回目。
なんかほぼ全編ネタバレしてしまいましたが、「カサブランカ」というワードに反応される方はおそらく初見ではないでしょうから、まぁいいかなと。
この後にルノー署長との「美しい友情の始まりだな」の例の名シーンが残ってますが、すでにだいぶん長いので省略。リックと一緒にナチスに対抗することを匂わせつつ、夜の霧の中に消えてゆくふたり…。

管理人はこの映画を初めて観たのが高校生くらいの時だったと思います。
当時から映画が好きで、どんな映画の本読んでも、ボギーがかっこいい!!バーグマンが美しい!!と大絶賛ですから。ほな見たろうやないか…てことでちょうど深夜テレビでやってたんで観たんです。
最初の方は全然良さがわからなかったっていうか、ボギーもただの無愛想で偏屈なオッサンにしか見えないし、コレのどこがカッコイイの…って思ってたんですよ。誰でもそう思うんじゃないですか、アレは。
ボギーは、バーグマンに再会して初めてスクリーンで人間味を見せるわけで。だんだんカッコよくなってきて→ラストシーンで、何だこれ、カッコ良すぎでしょ、ズルい…ってなりましたよね。
彼が優しさを見せるのは愛した女性にだけ、だったんですね。

今回まとめるにあたって、ストーリーをだいぶん忘れてしまったので、Youtubeに全編上がってたのを通して観てみました。
やっぱり良く出来ている…でも字幕がないと、ヤツはボソボソしたしゃべり方で、しかも早口なんで、なんて言ってるかよくわからない。字幕なしだとけっこうキツかったです。

さて現在、「英語学習・文化」カテゴリーのスケジュール等々を再編してまして、次回以降は、
世界のCM→ファッキン→(自由枠)→映画翻訳→世界のCM…
というふうにぐるぐる廻っていきます。「自由枠」ていうのはシリーズ以外の単発記事の予定。枠を消費するかもしれないししないかもしれない。良いネタがあれば。
そして世界のCMはタイトルが悪くてアクセスがなさすぎるので、例えば第2回の例で言うなら「なかなか出会えない運命のふたり、その結末は…他6本 @ [世界のCM]」みたいな感じでタイトルも改変します。それから、全体の更新頻度をちょっぴりアップ。

…こんなスケジュールでお送りします~。
次回の映画翻訳はすでにネタも決まっており、珍しく翻訳も完了しております。「あの」名作爆笑コメディです。お楽しみに!
カサブランカ [DVD] FRT-017
ファーストトレーディング (2006-12-14)
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    • ※1 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.5.21 0:16
    良い記事でした。
    管理人様の記事が一番楽しみだったりします。
    • ※2 :
    • 2015.5.21 1:54
    名作だのう..
    No,he is just a lucky guy..
  1. >良い記事でした。

    いえいえ、ありがとうございます。あんまり人気ないんですが。笑
    ----------------------
    >No,he is just a lucky guy..

    Play it, Sam. Play..., "As time goes by".
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