そもそも電子という粒子は存在しているのか? @ [物理学板]
- 2015.10.17 21:01
- カテゴリー : 量子力学
- 2重スリットの実験 . [トリビア] . [ミステリー] . [理系議論] . エヴェレットの多世界解釈 . コペンハーゲン解釈 . シュレーディンガー方程式 . ジョン・フォン・ノイマン . スピン . デコヒーレンス . フラーレン . ユージン・ウィグナー . リチャード・P・ファインマン . レプトン . 位置 . 原子 . 局在 . 干渉縞 . 意識 . 波動 . 波動関数 . 波動関数の収縮 . 粒子 . 素粒子 . 観測 . 観測問題 . 観測装置 . 質量 . 重ね合わせ . 電子 . 電子軌道 . 電荷
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1: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/15(金) 00:35:43 ID:Khe4xdS0
電子見たことある人~ (..)ノ
管理人より:というわけで今回は量子力学カテゴリーでの更新。ミクロの世界のおかしな振る舞いは以下に大雑把な感じで補足してるので合わせてドウゾ。
Wikipediaの「電子」によれば、宇宙を構成するレプトンに分類される素粒子である。素粒子標準模型では、第一世代の荷電レプトンに位置付けられる。電子は電荷-1、スピン1/2のフェルミ粒子である。記号は e− で表される。 また、ワインバーグ=サラム理論において弱アイソスピンは-1/2、弱超電荷は-1/2である。という、素人お断りの説明が書いています。
大きさ、内部構造などまったく不明。外部と内部を区別する明確な境界もなく、原子核の回りをクルクル回っているということが(どうやら)分かっています。
8: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/15(金) 02:59:07
アインシュタインの先生が電子は宇宙に一つしかないと言った
その一つが光速で動き回り時空を越え、至る所の存在すると
その一つが光速で動き回り時空を越え、至る所の存在すると
10: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/15(金) 13:46:45 ID:q8VEGAuR
9: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/15(金) 08:47:36 ID:Yq7pHOQ/
全部、繋がっているってこと?
もしかして、それって僕と電子をつなぐ赤い糸?
もしかして、それって僕と電子をつなぐ赤い糸?
15: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/15(金) 23:34:56 ID:EUSDNHTD
普通の大人なら電子って粒があるのは常識だけど、それって誤解?
そもそも大きさ、どのくらいなんだろう。
陽子との質量比は教科書にも書いてあるけど大きさは書いてないね
そもそも大きさ、どのくらいなんだろう。
陽子との質量比は教科書にも書いてあるけど大きさは書いてないね
17: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/16(土) 18:48:38
大きさって、電子がパチンコ玉みたいな存在だと考えてはいけない。
非常に微小な領域に、質量、電荷、スピンが集中している「モノ」が電子。
これを particle と呼んでも問題は無かろう。
particleの訳語が「粒子」なだけ。
非常に微小な領域に、質量、電荷、スピンが集中している「モノ」が電子。
これを particle と呼んでも問題は無かろう。
particleの訳語が「粒子」なだけ。
18: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/16(土) 22:45:37
>>17
>質量、電荷、スピン
その分布ってみんあ一緒なの?19: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/17(日) 01:09:26 ID:SDIAL6t8
>>17
>非常に微小な領域に、質量、電荷、スピンが集中している「モノ」が電子。
まったくわかりません。20: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/17(日) 01:27:11
>>18
不明。
つーか、集中している領域があまりにも小さいため、分布(内部構造)があるのかどうか、現時点では調べられない。
>>19
そうでもないよ。
不明。
つーか、集中している領域があまりにも小さいため、分布(内部構造)があるのかどうか、現時点では調べられない。
>>19
そうでもないよ。
23: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/17(日) 02:01:28 ID:SDIAL6t8
なかってことは、殻かなにかの中に入ってるの?
27: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/17(日) 03:11:34
>>23
非常に微小な領域に収まっている、とゆーこと
「殻」はないと思われるが、内部構造があるのかどーかは不明
非常に微小な領域に収まっている、とゆーこと
「殻」はないと思われるが、内部構造があるのかどーかは不明
25: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/17(日) 02:30:18
電子は波であり粒子
何にも観測されてないとき、電子は波として存在し、その位置は何かが観測した時、確率によって決まる
ちなみに量子って物体は存在しないから
何にも観測されてないとき、電子は波として存在し、その位置は何かが観測した時、確率によって決まる
ちなみに量子って物体は存在しないから
28: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/17(日) 03:15:24
>>25
未だにそんな、頭の悪いサイエンスライターがヒリ出したウソを信じてるバカがいるとは、情けない。
未だにそんな、頭の悪いサイエンスライターがヒリ出したウソを信じてるバカがいるとは、情けない。
29: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/17(日) 07:26:31
コペンハーゲン学派って >>25 みたいなこと考えてたんじゃないの?
ちなみに現代人は、波とか粒子っていう概念が意味ない事を知ってるので
「波と粒子の性質を持つもの」=「量子」
と再定義してるわけだが。
ちなみに現代人は、波とか粒子っていう概念が意味ない事を知ってるので
「波と粒子の性質を持つもの」=「量子」
と再定義してるわけだが。
管理人より:「コペンハーゲン学派」は、量子の振る舞いを説明するための仮説のひとつ「コペンハーゲン解釈」を提唱した一派。(波と粒子の両方の性質を持ち、量子の揺らぎは観測により収束する云々)
38: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/17(日) 21:07:03 ID:EeO9EwGM
現在の電子軌道計算や分子計算が、シュレーディンガー方程式のみの計算でほぼ足りている以上、一般的な認識としては電子=波でいいでしょ。
現状電子=粒子としても有益な結果は得にくい。
でも一般の波と違って電気素量e単位にしか分解できない波。
だから量子なわけだ。
現状電子=粒子としても有益な結果は得にくい。
でも一般の波と違って電気素量e単位にしか分解できない波。
だから量子なわけだ。
43: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/18(月) 00:47:14
シュレディンガー方程式で計算できるから電子=波って、そんな無茶苦茶な。
39: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/17(日) 22:51:28
>>38
全然違うから
電子軌道計算w
シュレーディンガーww
シロート丸出しのアホが知ったかぶりして間違えるのって、何が目的?
全然違うから
電子軌道計算w
シュレーディンガーww
シロート丸出しのアホが知ったかぶりして間違えるのって、何が目的?
44: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/18(月) 00:47:35
>>38
最初の二行は合ってるけど残りがひどいな
最初の二行は合ってるけど残りがひどいな
46: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/18(月) 01:02:12
電子も波としても粒子の性質を持つし、>>38の一般的な認識としては、どっちもいいんじゃねーの
波動も量子も何とでも言える限り全然違うとは言えんな、俺は
波動も量子も何とでも言える限り全然違うとは言えんな、俺は
49: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/18(月) 01:11:08
>>46
電子は粒子。
電子の振る舞いが波動関数で記述されるだけ。
これの区別がちゃんとできてないと「1個の電子が2個の穴を同時に通過する」みたいなウソを平気で信じるようになる。
電子は粒子。
電子の振る舞いが波動関数で記述されるだけ。
これの区別がちゃんとできてないと「1個の電子が2個の穴を同時に通過する」みたいなウソを平気で信じるようになる。
50: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/18(月) 01:15:35
電子が粒子と確定されてるなら、電子の振る舞いを波動関数で記述する必要はないだろ
51: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/18(月) 01:19:20
粒子の位置と運動量が不確定だから、波動関数が必要なんだよ
管理人より:「波動関数」は、上に挙げた「コペンハーゲン解釈」で、量子の存在する確率を比較的少ない計算量で計算するための方程式。
10.17追記:コメント欄より波動関数は状態ベクトルであって方程式ではないし、コペンハーゲン解釈特有の概念でもありませんよだそうです。
67: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/21(木) 11:09:04
量子スレで
違うのかな。しろーとなんでわかりません。状態の重ねあわせじゃなくて、統計的に見ると変みたいな。
例えば、二重スリットに電子を1個だけ入射させる場合シュレディンガー方程式を解くと、スクリーン上には干渉縞の確率分布が得られる。
ところが、実際に実験を行って観測してみると、スクリーン上では1個の輝点になるだけで干渉縞にはならない。
つまり、「収縮」はシュレディンガー方程式では表せない。
しかしながら、電子を1個だけ入射させる実験を繰り返し行って観測すると、スクリーン上の輝点の位置の分布が干渉縞の分布と一致する。
シュレディンガー方程式に従うのは、観測の統計平均。
ってのがあったので粒子は存在してるってことでいいんでないの。 ところが、実際に実験を行って観測してみると、スクリーン上では1個の輝点になるだけで干渉縞にはならない。
つまり、「収縮」はシュレディンガー方程式では表せない。
しかしながら、電子を1個だけ入射させる実験を繰り返し行って観測すると、スクリーン上の輝点の位置の分布が干渉縞の分布と一致する。
シュレディンガー方程式に従うのは、観測の統計平均。
違うのかな。しろーとなんでわかりません。状態の重ねあわせじゃなくて、統計的に見ると変みたいな。
68: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/21(木) 22:07:43
観測の統計平均ってなんだ?
74: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/22(金) 08:15:32
電子を一個一個通していくと、二重スリットに観測装置を付けどちらか通ったか明確にしておくと干渉縞は現れず、二重スリットに観測装置を付ない場合は電子が上下を同時に通る重ね合わせの状態が起きて干渉縞が見られる。
ってことでOK?
ここにそう書いてあるけど。
http://myhome.cururu.jp/tsutsuji/blog/article/91001652129
ってことでOK?
ここにそう書いてあるけど。
http://myhome.cururu.jp/tsutsuji/blog/article/91001652129
76: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/22(金) 10:52:01
>電子が上下を同時に通る重ね合わせの状態が起きて
電子がどのように通過したのかは、何も言えない。 「同時に通過した」と「記述」すればうまく説明できるだけ。
80: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/23(土) 03:17:16
同時に通過した、と記述すれば現象を説明できるが、ホントに同時に通過しているわけではない。
これが古典力学とは違う、量子力学の考え方。
馬鹿なサイエンスライターの嘘を鵜呑みにしているとそれが理解できない。
これが古典力学とは違う、量子力学の考え方。
馬鹿なサイエンスライターの嘘を鵜呑みにしているとそれが理解できない。
81: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/23(土) 08:42:35
馬鹿なサイエンスライターって>>80のことか?
電子の2重スリットの実験で、観測装置やスクリーン上に点で残るのは、電子の衝突で反応したスクリーン上の原子の形。
原子が粒子なのは電子顕微鏡で明らかだしな。
だから、電子がぶつかって点の痕が出来たからって、電子が空間的に局在する粒子である証拠にはならないよ。
波動としてスリットを抜けてスクリーンまで広がった電子の波動場が、スクリーン上のある一個の原子とたまたま反応して、その原子の燃えかすみたいなのが結果見えているというのが素直な考え方だろ。
電子の2重スリットの実験で、観測装置やスクリーン上に点で残るのは、電子の衝突で反応したスクリーン上の原子の形。
原子が粒子なのは電子顕微鏡で明らかだしな。
だから、電子がぶつかって点の痕が出来たからって、電子が空間的に局在する粒子である証拠にはならないよ。
波動としてスリットを抜けてスクリーンまで広がった電子の波動場が、スクリーン上のある一個の原子とたまたま反応して、その原子の燃えかすみたいなのが結果見えているというのが素直な考え方だろ。
88: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/23(土) 21:58:36
>>81
電子が粒子である、という証拠はないが、原子と絶対に1対1で反応する、というのをもって十分に粒子的性格をもっている、
といえないか?
あ、「たまたま」1つの原子と反応するんだっけww
あと、原子も波動性を帯びてるけどな。
電子が粒子である、という証拠はないが、原子と絶対に1対1で反応する、というのをもって十分に粒子的性格をもっている、
といえないか?
あ、「たまたま」1つの原子と反応するんだっけww
あと、原子も波動性を帯びてるけどな。
89: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/23(土) 21:59:46
そうそう、フラーレンC_60あたりも波動性を帯びてることが実験で示されているので、顕微鏡うんぬんは勘弁な。
101: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/27(水) 17:33:13
(×)波でもないし、粒でもない
(◯)波の性質をしめす、粒
(◯)波の性質をしめす、粒
106: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/27(水) 22:02:20
>>101
あんなよくわからない挙動を示すものを粒とよんでいいんだろうか。
検出するときは粒みたいにみえるけど。
> 波の性質をしめす、粒
粒かあれ?粒の定義によるだろうけど。 あんなよくわからない挙動を示すものを粒とよんでいいんだろうか。
検出するときは粒みたいにみえるけど。
107: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/27(水) 22:31:24
物質波は、何らかの力(の変化?)を受けると収束するってことでいいの?
観測がどうのじゃなくて。
観測がどうのじゃなくて。
111: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/28(木) 19:01:05
>>106
>>107
「物質波」って、空間に存在するわけじゃなくて、脳内の記述。
単なる「記述」が何かと相互作用して力を受けることなど、ない。
>あんなよくわからない挙動を示すものを粒とよんでいいんだろうか。
particleと呼べばぁ? >>107
「物質波」って、空間に存在するわけじゃなくて、脳内の記述。
単なる「記述」が何かと相互作用して力を受けることなど、ない。
118: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/30(土) 18:03:19
観測問題は量子デコヒーレンスで解決でいいの?
119: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/30(土) 23:30:45
>>118
具体的にどういう時にデコヒーレンスが起きるのかを何も説明してないから、観測という謎の現象をデコヒーレンスという謎の現象に言い換えただけで何の解決にもなってない
具体的にどういう時にデコヒーレンスが起きるのかを何も説明してないから、観測という謎の現象をデコヒーレンスという謎の現象に言い換えただけで何の解決にもなってない
管理人より:量子力学的に「コヒーレンス」…量子の存在が確定していなくて「ゆらいでいる」状態。
「デコヒーレンス」…その逆。
125: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/31(日) 12:16:50

この解釈によれば人間の眼はまだ「観測対象」であり、収束が起こるのは人間の脳においてである、ということになる。
127: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/31(日) 15:50:21
管理人より:ここで扱ったテーマみたいな話ですね。
126: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/31(日) 12:28:34
たとえば、電子の二重スプリットの実験で、片方の穴をふさぐ行為は、ふさがれなかった穴を通った、電子には全く影響を与えていない。
ただ重ね合わせ状態には影響を与えた。そして世界が分岐した。でOK?
ノイマンの観測の話はもはや疑似科学って事だね。
ただ重ね合わせ状態には影響を与えた。そして世界が分岐した。でOK?
ノイマンの観測の話はもはや疑似科学って事だね。
129: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/06/01(月) 11:36:27
>>126
「重ね合わせ状態」は脳内の記述。
2重スリットの観測装置が影響を与えるのは不可能。
もっと実験結果に素直になれば良いだろう。
片方の穴を観測装置でふさいで繰り返し実験を行えば、装置に入る電子と、空いている穴をスルーする電子が半々になる。
つまり、電子は必ず片方の穴を通過している。これが実験事実。
しかし、量子力学の本には、干渉縞ができるときに「電子が片方の穴を通過した」とは書いていない。
それは何故か?
答は簡単で、波動関数でうまく記述できないから。
「電子が片方の穴を通過する」のを波動関数で記述しようとすると、通過しなかった穴の位置における確率振幅をゼロにするしかない。
が、これは、境界条件で片方の穴をふさいでしまったのと同等になる。
これでは、干渉するはずがない。
穴が両方開いていて片方を通過した波動関数と穴が片方ふさがっていて残りを通過した波動関数がちゃんと区別できれば、「収縮」みたいなものは不要。
でも、波動関数にはそんな情報は無いから、いろいろ「解釈」が必要になる。
「重ね合わせ状態」は脳内の記述。
2重スリットの観測装置が影響を与えるのは不可能。
もっと実験結果に素直になれば良いだろう。
片方の穴を観測装置でふさいで繰り返し実験を行えば、装置に入る電子と、空いている穴をスルーする電子が半々になる。
つまり、電子は必ず片方の穴を通過している。これが実験事実。
しかし、量子力学の本には、干渉縞ができるときに「電子が片方の穴を通過した」とは書いていない。
それは何故か?
答は簡単で、波動関数でうまく記述できないから。
「電子が片方の穴を通過する」のを波動関数で記述しようとすると、通過しなかった穴の位置における確率振幅をゼロにするしかない。
が、これは、境界条件で片方の穴をふさいでしまったのと同等になる。
これでは、干渉するはずがない。
穴が両方開いていて片方を通過した波動関数と穴が片方ふさがっていて残りを通過した波動関数がちゃんと区別できれば、「収縮」みたいなものは不要。
でも、波動関数にはそんな情報は無いから、いろいろ「解釈」が必要になる。
131: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/06/01(月) 19:34:52
>>129
つまり、観測を行っていないときに電子がどちらかの穴を通るか、両方通るか、両方とも通らないかは、この実験からは全く分からないのではないのですか?
>片方の穴を観測装置でふさいで繰り返し実験を行えば、
>装置に入る電子と、空いている穴をスルーする電子が半々になる。
>つまり、電子は必ず片方の穴を通過している。これが実験事実。
この実験からは、「どちらの穴を通過するか観測を行ったときには電子は必ずどちらかを通過している」という事実しか分かりませんよね。 >装置に入る電子と、空いている穴をスルーする電子が半々になる。
>つまり、電子は必ず片方の穴を通過している。これが実験事実。
つまり、観測を行っていないときに電子がどちらかの穴を通るか、両方通るか、両方とも通らないかは、この実験からは全く分からないのではないのですか?
132: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/06/01(月) 20:09:25
>>131
穴を通過した直後に観測装置を設置すれば良いだろ。
穴の後ろに観測装置が有るのか無いのか、電子には見えないからw
穴を通過した直後に観測装置を設置すれば良いだろ。
穴の後ろに観測装置が有るのか無いのか、電子には見えないからw
133: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/06/01(月) 21:21:36
>>132
穴その物ではなく、穴の後ろに観測装置を設置した場合、観測装置に引っかかった電子が確かにその前にある穴を通過した保証はどこにあるんですか?
もう片方の穴を通った電子が「回折」して観測装置に引っかかる可能性も十分ありますよね?
現に、観測装置を十分遠くに置いた系が二重スリット実験にほかならないですし。
穴その物ではなく、穴の後ろに観測装置を設置した場合、観測装置に引っかかった電子が確かにその前にある穴を通過した保証はどこにあるんですか?
もう片方の穴を通った電子が「回折」して観測装置に引っかかる可能性も十分ありますよね?
現に、観測装置を十分遠くに置いた系が二重スリット実験にほかならないですし。
135: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/06/02(火) 14:43:55
>>133
穴を通過したのか、それともどこから飛び込んできたのか、とゆー心配は、実験技術の問題だから気にするな。
開いている穴を通過したのではなくて、壁をすり抜けてきた可能性がある、と言っているのと同程度の「問題」だしw
穴を通過したのか、それともどこから飛び込んできたのか、とゆー心配は、実験技術の問題だから気にするな。
開いている穴を通過したのではなくて、壁をすり抜けてきた可能性がある、と言っているのと同程度の「問題」だしw
141: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/06/03(水) 18:26:25
>>135
一体何を前提として、どういったロジックでそれを誤差として片付けられるのか全く分かりません。
穴を両方とも通過していたという仮定と、
暗黙に置かれている前提の中で論点先取が行われている可能性が十分にありますよね。
一体何を前提として、どういったロジックでそれを誤差として片付けられるのか全く分かりません。
穴を両方とも通過していたという仮定と、
>装置に入る電子と、空いている穴をスルーする電子が半々になる。
はどういう前提を措いて、その前提の下にどういう推論が行われれば矛盾するのですか? 暗黙に置かれている前提の中で論点先取が行われている可能性が十分にありますよね。
143: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/06/03(水) 20:23:59
>>141
それがそんなに気になるなら、導波路使った実験を考えれば済むだけだろ
それがそんなに気になるなら、導波路使った実験を考えれば済むだけだろ
144: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/06/03(水) 22:05:29
>>143
導波路使って同様な結果が出たとしても、そこからどうやって>>141の矛盾を導出するのですか?
暗黙のうちに、スリットを通過した時点で既に経路は決定しているという前提を措いて、その前提から推論を下して「片方の穴しか通過していない」という論点先取を行っているに過ぎないように見えます。
スリットを通過した段階で観測が行われていないとすれば、「スリットを通過した時点で既に経路は決定している」と仮定するのは変ではないですか?
例えば光子の偏光で言えば、Aspectの実験により「観測前から偏光は決定している」との仮定がおかしいということが示されましたよね。
導波路使って同様な結果が出たとしても、そこからどうやって>>141の矛盾を導出するのですか?
暗黙のうちに、スリットを通過した時点で既に経路は決定しているという前提を措いて、その前提から推論を下して「片方の穴しか通過していない」という論点先取を行っているに過ぎないように見えます。
スリットを通過した段階で観測が行われていないとすれば、「スリットを通過した時点で既に経路は決定している」と仮定するのは変ではないですか?
例えば光子の偏光で言えば、Aspectの実験により「観測前から偏光は決定している」との仮定がおかしいということが示されましたよね。
146: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/06/03(水) 22:30:35
>>144
両方のスリット内に観測装置を入れてみればいいだろw
両方のスリット内に観測装置を入れてみればいいだろw
147: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/06/03(水) 22:47:15
>>146
そうすると、「観測を行ったときに片方の穴を通過している」ことは分かりますが、観測を行っていない時にどうなっているのかは結局分かりませんよね。
そうすると、「観測を行ったときに片方の穴を通過している」ことは分かりますが、観測を行っていない時にどうなっているのかは結局分かりませんよね。
134: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/06/01(月) 23:28:21
>>132
その場合は干渉縞は生じないな。
当然のことながら(観測装置を置いても電子はそこで止まらないでスクリーンに届くとして)スリットの片方ずつを塞いだときの分布の合計になるだけだ。
その場合は干渉縞は生じないな。
当然のことながら(観測装置を置いても電子はそこで止まらないでスクリーンに届くとして)スリットの片方ずつを塞いだときの分布の合計になるだけだ。
管理人より:この後も議論は延々と続くのですが、長すぎるのでカット。ゴメンネ。
128: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/31(日) 15:57:48
「ある場所に電子が来なかった」というのも観測結果だからな。
どんな解釈をとろうが、その中に「波動関数の収縮」という概念を含む限りは、
「電子を検出しない」ことによっても波動関数の収縮が生じる
と考えざるを得ないだろう。
もちろん多世界解釈みたいに「波動関数の収縮」という概念を全く必要としない解釈なら話は別だが。
どんな解釈をとろうが、その中に「波動関数の収縮」という概念を含む限りは、
「電子を検出しない」ことによっても波動関数の収縮が生じる
と考えざるを得ないだろう。
もちろん多世界解釈みたいに「波動関数の収縮」という概念を全く必要としない解釈なら話は別だが。
187: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/06/04(木) 02:20:21
とゆーことで、
電子はいつでも2重スリットの片方を通過する。
が、波動関数でそのように記述すると現象を説明できないので、
「通過」に関してはアホになって何も語らないことにしてる
だけ。
波動関数で片方を通過したと記述すると、それはすなわち、片方のスリットを閉じたことに相当するから。
電子はいつでも2重スリットの片方を通過する。
が、波動関数でそのように記述すると現象を説明できないので、
「通過」に関してはアホになって何も語らないことにしてる
だけ。
波動関数で片方を通過したと記述すると、それはすなわち、片方のスリットを閉じたことに相当するから。
189: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/06/04(木) 02:27:06
片方の穴を通過しているのに、まるで波が両方の穴を通過したように振る舞う不思議な粒子が、電子。
とゆーのが、量子力学からの帰結。
とゆーのが、量子力学からの帰結。
85: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/23(土) 11:29:51
ひでー妄想スレだなw
86: ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2009/05/23(土) 13:14:18
>>85
何も分かってないだけだろw
それはそうと、「大きさ」という概念はすべて、素粒子の「分布範囲の目安」だと考えていいのかねぇ
自分の体が、実はスッカスッカのガランドウだと思うと何とも不思議な感じがする
頭がスカスカなのは、だいぶ前に分かってたがw
何も分かってないだけだろw
それはそうと、「大きさ」という概念はすべて、素粒子の「分布範囲の目安」だと考えていいのかねぇ
自分の体が、実はスッカスッカのガランドウだと思うと何とも不思議な感じがする
頭がスカスカなのは、だいぶ前に分かってたがw
こないだ、ノーベル賞の受賞が発表され、
ニュートリノが質量を持つことを明らかにした梶田さん、ノーベル物理学賞を受賞
↑コチラの梶田氏(物理学賞)ほか、寄生虫の感染症に関する治療法の研究で、大村氏(医学生理学賞)も受賞、ということでおめでとうございます。
なんか最近毎年ノーベル賞取ってる感じですね。
で、まぁ大村氏の研究は今度寄生虫スレまとめでちょっとやることにして、このニュートリノに質量アリ!というのはスゴイですね。ニュートリノには質量はないと思われていたわけで、定説を覆す発見。
本題とは関係ないけど、極小の粒子繋がりってことでひとつ。
今回は電子について、量子力学寄りのテーマです。
我々の目にする古典物理学とは全然別の法則にて動いているらしい、ミクロの世界の粒子たち。
あまりにも小さすぎてよくわからず、どうやら○○らしい…、○○というふうに解釈すれば一応筋道が通る…、みたいなあやふな感じになってしまいます。
なにも電子に限ったことではなく、原子も、スレでも出てたC60な人工分子のフラーレンでも、同様に「粒子と波動の双方の性質を持つ」というわけで、境目はどのへんにあるのでしょうね。毎回このこと巻末で書いてるけど、すっごい気になる…。
以前ですね、デーモン小暮閣下が「笑っていいとも」に出た時言ってましたよ。
閣下が学生の時に、「免許更新時に化粧が濃すぎると証明写真を却下される」という話を聞いて、じゃあどこまで濃かったらOKなのか調べようってことになったらしいですね。
誕生日が近い連中を20人ほど集めて、それぞれ段階に分けてメイクをする。メイクの薄い順に並べて免許更新に行かせ、最後は閣下が例の「素顔」で登場する、というわけ。さてどーなるか。
そしたら、12人過ぎたあたりから試験場の係員が眉をひそめ始め、15人を過ぎたあたりで「おいちょっと待て、それはダメだ!」と止められたそうです。そこで後ろから颯爽と登場した閣下、14人目と15人目を並べて「コイツらのどこが違うんだ!」と詰め寄ったとか。まさに悪魔!
粒でもそれやればいーんですよね。
粒子と波動の性質の両方を示すヤツと、示さないヤツの境目をしっかりチェックしてほしいな。
そして、「コイツらのどこが違うんだ!」と詰め寄ってみたいですよ、管理人は。
管理人が知らないだけで、そんな実験をご存知のドクターがいらしたら、ゼヒゼヒ結果とともに、管理人の蒙を啓いていただきたいと期待しております。
ニュートリノが質量を持つことを明らかにした梶田さん、ノーベル物理学賞を受賞
↑コチラの梶田氏(物理学賞)ほか、寄生虫の感染症に関する治療法の研究で、大村氏(医学生理学賞)も受賞、ということでおめでとうございます。
なんか最近毎年ノーベル賞取ってる感じですね。
で、まぁ大村氏の研究は今度寄生虫スレまとめでちょっとやることにして、このニュートリノに質量アリ!というのはスゴイですね。ニュートリノには質量はないと思われていたわけで、定説を覆す発見。
30年来の謎であった太陽ニュートリノ問題(ニュートリノの観測数が太陽の理論モデルと一致しないという問題)の原因がニュートリノ振動であることを明らかにしている。
暗黒物質=ニュートリノ説も再び浮上してくるんでしょうか。本題とは関係ないけど、極小の粒子繋がりってことでひとつ。
今回は電子について、量子力学寄りのテーマです。
我々の目にする古典物理学とは全然別の法則にて動いているらしい、ミクロの世界の粒子たち。
あまりにも小さすぎてよくわからず、どうやら○○らしい…、○○というふうに解釈すれば一応筋道が通る…、みたいなあやふな感じになってしまいます。
なにも電子に限ったことではなく、原子も、スレでも出てたC60な人工分子のフラーレンでも、同様に「粒子と波動の双方の性質を持つ」というわけで、境目はどのへんにあるのでしょうね。毎回このこと巻末で書いてるけど、すっごい気になる…。

閣下が学生の時に、「免許更新時に化粧が濃すぎると証明写真を却下される」という話を聞いて、じゃあどこまで濃かったらOKなのか調べようってことになったらしいですね。
誕生日が近い連中を20人ほど集めて、それぞれ段階に分けてメイクをする。メイクの薄い順に並べて免許更新に行かせ、最後は閣下が例の「素顔」で登場する、というわけ。さてどーなるか。
そしたら、12人過ぎたあたりから試験場の係員が眉をひそめ始め、15人を過ぎたあたりで「おいちょっと待て、それはダメだ!」と止められたそうです。そこで後ろから颯爽と登場した閣下、14人目と15人目を並べて「コイツらのどこが違うんだ!」と詰め寄ったとか。まさに悪魔!
粒でもそれやればいーんですよね。
粒子と波動の性質の両方を示すヤツと、示さないヤツの境目をしっかりチェックしてほしいな。
そして、「コイツらのどこが違うんだ!」と詰め寄ってみたいですよ、管理人は。
管理人が知らないだけで、そんな実験をご存知のドクターがいらしたら、ゼヒゼヒ結果とともに、管理人の蒙を啓いていただきたいと期待しております。
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関連記事:
粒子と波動の性質の両方を示すヤツと、示さないヤツの境目は完全にハゲのパラドクス
それにしてもこの手の話題は観測者効果と不確定性原理をごっちゃにする人がいたり量子の相補性についての理解度がバラバラだったりでまともな議論にならないのが残念
「あまり厳密ではありませんが」と前置きして説明してもらった
コペンハーゲン解釈が一番理解できた
このスレ苦労して最後まで読んだら
最後に大笑い、苦労した甲斐があったよ
何かの測定器で測定したって測定精度の問題があるから完全じゃないし
このスレ見る限りなんか間違ったこといってんのかな?
物理は全く分からんからスレの内容が理解できないけど
追記しておきました。ご指摘どうもです~
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>最後に大笑い、苦労した甲斐があったよ
お、良かった良かった。
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>粒子と波動の性質の両方を示すかどうかが主観になっちゃう
主観になっちゃうのは別にいいんですけど、このへんからもうほとんど波動の性質を示さなくなる、みたいなアバウトな指標はないんですかね。
フラーレンより大きなもので実験してみたひととかいないのかなぁ。実験結果がどうなのかを知りたいです。
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>このスレ見る限りなんか間違ったこといってんのかな?
あの動画は内容が少し違うみたいなことを聞いたことあります。
でも難しい概念だから、わかりやすく伝えるというのが指南のワザですね。
ぐらいの突き放した理解で良いと思う。
人間の直感的理解は人間スケールの現象に合わせて脳ができている。
ちゃんと理解したい人はまず数学を勉強して。
理解できそうでできなそうなそうでもないような、門外漢が語りたくても半可通では
鼻で笑われるような感じがして語りたいが輪の中に入っていけない、なんて気分に
時々させられる。
目で見る、観測という行動が基本的に"光の反射を受け止める"ことだから、対象で
ある素粒子に光を当てなきゃならない、光を当てると素粒子にはエネルギーを
与えてしまう、ゆえに位置と運動量を同時に確定はできない…というのが話の根底で
いいのかな。「光」の部分は厳密には電磁波とかいうことになるんだろうけど。
『絶対零度にして固定すりゃいいじゃん!』というのは絶対零度を実現できるか
どうか置いといても光を当てた時点で台無しか。
熱的ドブロイ波長というものがありますよ
ttps://en.wikipedia.org/wiki/Thermal_de_Broglie_wavelength
とりあえず熱が関係しているということだけわかりました。
昔のアニメは時代を先取り奥も深かった・・と感慨に浸ってみたり