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推理小説の殺人動機って正直どうでもいいよね? @ [ミステリー板]


推理小説の殺人動機って正直どうでもいいよね? @ [ミステリー板]
1: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/10(日) 08:04:54.35 ID:ybvO76R9
叩かれるのを承知でスレ建て。

動機重視の推理小説って多いけどさ、それって別にどうでもよくね?
殺人動機なんて「太陽がまぶしかったから」とか「人を一度殺してみたかったから」でも充分あり得るんだし、考えても仕方ないし、限がないだろ。
動機は所詮心理面だから犯人を論理的に割り出す根拠として用いるのは弱いし、それよりは誰が犯行が物理的に可能だったのか、といった論理的思考で犯人を割り出すべき。


殺人動機とか、事件に至る背景とか、推理小説で一番どうでも良い部分じゃないの?
それよりは犯人を「この人以外に犯行は不可能」と論理的思考で割り出す過程とか、想像もつかないようなトリックを用いて犯人が如何に摩訶不思議な不可能犯罪を成し遂げたのかとか、そういう本来の推理小説の要素にページや内容を割いた方が絶対面白い小説になると思うんだが。

動機なんて、いちばん最後にとってつけたようなものを一言二言説明すれば足りるだろ。
「一度人を殺してみたかった」でも良いし、別に何の伏線も無くても犯人バレした後で「被害者は実は父の仇で~」みたいなぽっと出設定を出しても良いし。

この考え方ってやっぱり異端なのかな?
でも論破出来る?
2: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/10(日) 09:12:13.70 ID:WmkFHDpz
AA:クマー
3: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/10(日) 13:01:38.03 ID:QFlUo+S4
異端とは思わないが、人それぞれだよ。
1が重要だと言うトリックは自分にとってどうでもいい。
どうでもいい事と重要な事は人それぞれ違い、動機や心理面が重要だと思ってる人もいるだろうって事だ。
6: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/10(日) 16:53:48.94 ID:ybvO76R9
例えばAさんが殺されたとするじゃん?
で、容疑者がBさんCさんDさんだったとしよう。

Bさんは被害者に両親を殺され娘をレイプされ婚約者を自殺に追い込まれ……という恨みつらみが有ったとしよう。
Cさんは被害者の妻で借金苦で首が回らず生命保険がなければ死ぬしかないみたいな状態だったとする。
で、Dさんには被害者に対する何の恨みもなければ被害者の死で得られる何の利益も無かったとする。

動機から線を手繰ったら当然Dさんは容疑圏外で、BさんCさんが怪しいって話になるよな。

でも実際はDさんが犯人で、「理由は何となく人を殺してみたい気分だったんで。」とか、そういうことだってあり得る訳じゃん。

そう考えると、フーダニットの上で動機って何の意味もないし何のヒントにもならないよね?
だから犯人を推理する上で動機なんてどうでもよく思えてしまう訳。
13: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/10(日) 23:53:46.08 ID:ZV9Idi81
>>6
簡略化した説明だから仕方ないかもしれんが
それだと何でD氏が容疑者になったかわからんな

ただアクロバティックに意外な犯人を演出する時、それに近い立ち位置の、異常な動機を持った犯人を西澤保彦なんかはよく設定するなあとふと思った
管理人より:「フーダニット」というのはミステリ小説の分類のひとつで、正統派に属するタイプ。事件の手がかりや犯人含む登場人物がちゃんと出演してて、読者が謎解きに挑戦できるタイプのもの。
7: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/10(日) 17:57:28.37 ID:bOzDGKHM
レビューをたくさん見るけど、被害者を殺した動機に納得いかないという不満をたまに見る
8: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/10(日) 20:07:33.52 ID:OyKdYRlT
動機のクオリティーが低くても構わんが、一般の読者の感情を超えた動機はになるかも
9: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/10(日) 20:09:16.52 ID:v8VAd0qN
>>1
まあ、本格ファンはそう思うんだろうけど、あくまでも小説の本義は人間を描くことだからね

殺人を犯す心理描写を丁寧に描いてくれたほうが面白い
動機がない殺人なんて、単純にキャラの掘り下げができてないよ


ただ、本格作家は、一応動機を書くんだけど、おざなりだからあんまり面白くはないよね
だから動機いらないってことになるんだと思う
10: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/10(日) 21:28:51.33 ID:ybvO76R9
>>9の意見の「人間を描く」で、ふと思ったのだが。

良く「推理小説は人間を描けてない。まるでパズルの駒みたいにキャラが扱われている。」とか言う指摘が大昔からあるけどさ。
俺に言わせれば「何で人間を描く必要があるの?何でパズルの駒扱いじゃいけないの?」みたいな話だ。


純文学とか恋愛小説で人間を描かなければならないってならわかるよ。
でも推理小説は一種の長編クイズみたいなものなんだし、読者が論理的に犯人を指摘し得るだけの情報を提示出来れば、後は余計な要素じゃね?
極論を言えば、犯人や犯行手段(トリック等も含む)を読者が論理的に指摘し得る迄の要素や伏線に人間性が一切関係なければ、人間性なんて一切書かなくても良いんじゃね? って気さえする。
其れこそキャラクターをパズルの駒みたいに描いて何が悪いの? って。
フーダニットに関係のない人間性なんて一々描いてたら其れこそ長ったらしい退屈な小説になるだけじゃね?

まあ、叙述トリックか何かで読者を引っ掛ける為に心理描写を入れるとか、心理トリックで密室殺人を成立させる為にキャラの性格を描くとか、そういうのは否定しないよ。その手のは俺も好きだし。
飽くまで物語に関係のない人間性を描く必要はないんじゃね? ってこと。

勘違いしないでほしいんだが、別に>>9に反論したいとか喧嘩吹っ掛けたいとかじゃないんで。
「人間を描く」って必要なのかなあ、ってふと思っただけだから。
15: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/11(月) 02:31:25.60 ID:H7rYQt3b
>>10
そりゃ、あくまであんたの意見だろ。
こっちは話としてしても楽しみたいわけ。
だから動機がどうでもいいなんてことは全くない。
12: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/10(日) 23:53:07.16 ID:Z1RKkQon
推理小説を犯人当てクイズと解釈すればそれでいいけど、物語の形式のひとつとして取ると、動機は推理小説におけるトリックと並ぶクライマックスの一つになりうるから大事だよ
つまり綾辻作品の動機はどうでもいいが、京極作品の動機は重要だと思う
26: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/12(火) 18:43:24.05 ID:UMhiBB1b
>>12
綾辻の時計館とか方程式の動機はトリックや殺害法にかかっていて面白いぞ
18: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/11(月) 16:54:26.20 ID:6cL4MlzN
現実からしてしょうもない殺人の理由が大半だからな
19: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/11(月) 17:46:26.17 ID:pcVL2Lpu
トリックが面白いだけの作品を目指すなら必要ないが、物語としての面白さを求めるなら動機も重要
21: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/11(月) 20:29:55.31 ID:EFxRxH1v
「本格好き」という枠のなかにサイコスリラー派パズラー派がいて、サイコ派の人間描写はオチの伏線、パズラー派は弾幕という印象
管理人より:「パズラー」もミステリの分類のひとつで、上述の「フーダニット」の別名だそうです。
23: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/12(火) 01:53:39.77 ID:DL+1VEEZ
動機を推理するのも楽しいからです
25: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/12(火) 12:03:50.33 ID:mFo6NjfQ
>>1が何に不満なのか全然わからんな
動機重視してない推理小説なんてゴマンとあるし、評価もされてるし売れてるし、そういうのを読めばいいんじゃね?
動機がダメだと叩かれて出せなくなったり売れなくなったりなんてないでしょ?
好きなものを読めばよし

動機を重視した推理小説もあって好きな人もいるから、そちらはスルーして叩かないようにってだけ
35: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/13(水) 00:35:41.78 ID:6zWCjPXW
ハンガーを投げつけられたから
将棋ソフトに『待った』を入れられたから。
アイリーン・アドラーがホームズを嘲笑する筈がないから。

位が丁度いい。動機なんて後付けで十分だろうし。
管理人より:「アイリーン・アドラー」はホームズシリーズの短編「ボヘミアの醜聞」に出てくる聡明な女性。別に殺人犯というわけではありませんし、ホームズを嘲笑するシーンもないです。(ホームズにいっぱい喰わされて挨拶しにくるシーンはある)
12.15追記:どうも上記のシーンは「名探偵コナン」の一場面なんだそうです。ご指摘どうもです~。管理人は「コナン」と言えば「未来少年」の方しか見たことないので、スンマセン。笑
37: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/13(水) 14:50:43.20 ID:g2ZmKVsx
現実では復讐殺人なんて滅多にないし、どうでもいい動機で人殺すのがほとんどだからな
別に気にしてないや
38: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/13(水) 23:44:31.63 ID:ebfmmHBJ
異端というか、むしろ古典じゃね?
シャーロック・ホームズなんて金の為が大半だぞ
管理人より:大半かなぁ…。痴情のもつれ(「踊る人形」など多数)、復讐(「緋色の研究」「悪魔の足」など多数)、秘密結社の制裁(「五粒のオレンジの種」)、生物被害(「獅子のたてがみ」)、殺人に見せかけた自殺(「ソア橋」)…とけっこう多彩ですよね。
40: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/14(木) 13:54:11.84 ID:rMVR6hUv
俺はカーの小説が好きなんだが、基本的に犯人は動機がないと思われていた人物で、解決では手がかりを示して実は動機があったと示される
ゆえに不要とは思わない
管理人より:ディクスン・カーなんてひと、今のお若い方はご存知ないかも。「夜歩く」「魔女の隠れ家」などで有名な推理小説家です。
44: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/15(金) 03:53:09.08 ID:0kPiM6dE
実際の捜査でもまず動機から調べるだろ
47: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/17(日) 07:02:33.87 ID:rM7j+ZsF
実際の殺人事件の動機ベスト3が、
男女関係のもつれ
金銭関係
・・・あとは強盗のハテ
だか、だったかな?

結局は、セックスか金なんでシステリーはワンパターンに陥りやすい。
51: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/17(日) 20:47:49.27 ID:R91Omyh4
完全犯罪に猫は何匹必要か? (光文社文庫) 動機の意外性しか魅力のない石持浅海を全否定するスレ。

『完全犯罪に猫は何匹必要か』の動機は重すぎて鳥肌立ったなぁ。
それまでがユーモアミステリー風だったから余計に。
管理人より:「完全犯罪に猫は何匹必要か?」は石持浅海じゃなくて、東川篤哉というひとの作品みたいです。
53: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/17(日) 22:16:18.46 ID:R91Omyh4
動機自体は、「太陽が眩しかった」とか、どんな突飛なものでも構わないが、その動機を指し示す伏線が一切無ければ、ただの手抜き作品と見なされてもしょうがない。
55: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/21(木) 09:42:41.20 ID:gCHe+VlN
トリックを見せたいなら推理クイズでいい。
ある程度の長編にするなら人間ドラマも書かないと。
動機に限らず謎が明らかになっていく過程が面白くないと意味がない。


長編の癖に途中がつまらない推理小説は駄作。推理クイズ作家にでもなれと
57: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/22(金) 22:22:53.17 ID:85wweJk2
>>55
推理小説の楽しみの本質は推理クイズだろ。


人間性やるのもいいけど、それなら下手なミステリにするよりサスペンス一本でやればいいじゃねぇか。
と人間性とか動機にこってるミステリを見ると思う。
56: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/21(木) 09:50:56.91 ID:0lLQSn8M
そうして密室殺人ゲームが生まれました
58: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/23(土) 00:55:25.45 ID:nbO/uZCW
まぁだったら小説でやる意味あるの? と思わなくもない
59: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/24(日) 18:09:28.22 ID:Xx9vvCjp
いらない動機というか、コナンとか2時間ドラマとかでも、一見動機もなさそうな人が犯人ってなったとき、犯行あばかれて語る犯人の動機というのが、善人そうだった犯人が殺意を抱いてもおかしくない悪辣な被害者像ってのを作るためにあるなあ、と思うときがある。

これっていつも、悪徳設定したら誰でも殺してもかまわないのかとか、犯人が語る被害者像ってのがフェイクで、実は犯人のほうがよっぽど悪賢かったという、二段落ちはないのかと考えてしまう。
61: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/24(日) 21:36:32.75 ID:QjNbT5qs
>>59
>犯人が語る被害者像ってのがフェイクで、実は犯人のほうがよっぽど悪賢かったという 二段落ち
ケイゾク/特別篇~死を契約する呪いの樹【TBSオンデマンド】 「ケイゾク」の犯人って半分くらいそんな感じじゃなかった?
犯人のお涙頂戴の動機を真山さんがぶっ壊すのが好きだった。
62: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/27(水) 08:17:07.94 ID:BY0CIfhJ
探偵ガリレオ (文春文庫) ガリレオ湯川とか犀川とかガラスのハンマーの榎本とか、理系探偵は動機とか事件背景イラネ!みたいなスタンスが多いよな。
目の前の不可能犯罪が解ければ良し、みたいな。


勿論「探偵本人にとって動機がどうでも良い」のと「小説の雰囲気として動機がどうでも良い」のはまた全然別問題だろうけど。
63: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/27(水) 08:33:19.29 ID:hXQ6x1Wh
物語上では動機に意味があるが、犯行自体には動機は有りさえすればいいからなあ……。
変わった方法で殺されて、なぜそんな方法を取ったのかが謎、あるいは犯人推測の理由になると言うのはありか。
64: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/27(水) 09:16:39.38 ID:BY0CIfhJ
例えばAさんが完全な密室の中で殺害され、死体はバラバラに切り刻まれていたとしよう。

・犯人は誰か? →まあ重要。場合によってはどうでも良い。
・Aさんは何故殺されたか? →どうでも良い。
・犯人は殺害後、何故Aさんの死体をバラバラに切断したのか。→割と重要。警察は「それだけ強い恨みだったんだろ?」程度で済ますが、実際はトリックや犯人解明の手掛かりになったりする。

・犯人はどんなトリックを用いて完全な密室の中でAさんを殺害することが出来たのか。→最重要。むしろこのトリックが作品の一番の要。

……みたいな感じだよな。
ぶっちゃけ動機なんて最終章まで作者が全然考えてなくて、最後の最後にそれっぽいことを思いついて適当に犯人に語らせても何とかなるけど、トリックの方は最初の構想段階から仕込んでないと物語が破綻するからな。

どうしても重要度は

トリック>動機

にならざるを得ない。
67: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/27(水) 09:33:31.26 ID:O6EVyT8x
>>64
今では多少陳腐化してるけど

陰惨なバラバラ殺人
=よほどひどい恨みか犯人の異常性
(=小説的に怪奇な演出)


と思わせておいて

犯行の実現・隠ぺいのためにはバラバラにすることが必然だった

っていう怜悧な結論が提示されて、その落差がエンターテイメントになるんじゃね?
65: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/27(水) 09:21:33.08 ID:O6EVyT8x
劇場版 名探偵コナン 業火の向日葵  (初回限定特別盤) [Blu-ray] トンデモ動機といえばコナンだってイメージ
やっぱりこのスレでも挙がってるなw


青山はここの>>1みたいな考えの持ち主なのかも
69: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/27(水) 19:55:49.51 ID:aVanKvtP
>>65
あれは教育的配慮って事であえてトンデモな動機にしてるんだそうな
75: 名無しのオプ 投稿日:2014/01/06(月) 12:16:02.87 ID:Arh5TSct
>>65
犯人に共感しないようにトンデモ動機にしてる、って聞いたことがあるような
68: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/27(水) 09:42:47.17 ID:O6EVyT8x
頭の悪い鬼警部が動機だけで犯人を決めつけ冤罪を作りそうになるところに、頭脳明晰な名探偵が論理だけで真犯人を見つけ出す対比

論理的に物を考え決定することをしない人間ばかりのこの社会にウンザリするときに、ミステリを読むと少しだけ気分が楽になる

ミステリってのはそういう存在でもある
動機の描写ってのは違う意味で実は結構大事
71: 名無しのオプ 投稿日:2013/12/18(水) 02:38:05.71 ID:zYeG9Uz6
トリックと動機は密接な関係にあると思うけどなあ
あくまでミステリは小説なんだから小説的要素である登場人物の心理を軽視するのはよろしくない

これを言うと元も子もないけど相手を殺したいだけなら(捕まってもいいなら)シンプルに殺せばいい
そうしないのは捕まりたくない動機があるからで(動機は遺産が欲しいでも 寝取られた恨みでも 数十年に及ぶ復讐でもいい)そうした中でトリックを使ったギリギリのところで殺人を犯す
結果として無理がたたりミスをして 見落としをして捕まる
トリックやロジックといったミステリ的面白さもいいけど、それと一緒に人間描写みたいな小説的面白さもあったら一石二鳥じゃん
46: 名無しのオプ 投稿日:2013/11/15(金) 13:03:33.96 ID:QdNqiMgJ
お子様ランチについてる旗っていらなくね?

その女アレックス (文春文庫) こないだ出張行ったとき本屋さんでこの本みつけて、なんか評判いいみたいだから読んでみたんですが、まぁまぁおもろかったんですね。具体的にどうおもしろいか書きたいですけど、ネタバレになるので、「伏線貼りまくりでストーリー構成も複雑で凝りまくってた」とだけ言っておきます。壮大な叙述トリックぽいサイコスリラー。内容はかなりグロいです。
序盤はものすごくオーソドックスな誘拐事件…て感じなんで、その後の展開でひっくり返りましたよね…。ナンテコッタ…。

で、ミステリーとかウチはあんまりやんないから、文学ネタで1回くらいやるか…と思ってミステリー板から。あんまり良いスレが立ってないので今後もやるかどうかはわかりません。

管理人はミステリー自体は小学~中学にかけて読みまくったものですが、»1さんとはまったく逆の意見です。トリックだけがよく出来てる作品というのはつまらなかったです。そゆのは最初の1回だけが楽しくて、2回め以降何度も読みたいとは思わないですしね。
世界に名だたる推理小説家だって、トリックだけで名を成したひとってそんな多くない気がする。
アガサ・クリスティーとか、ガストン・ルルーとか、モーリス・ルブランとか、あのあたり?スレでも出てたけど、ディクスン・カーはどっちかていうと情緒的な描写だったし、コナン・ドイルも描写はけっこうちゃんとしてるし。

まぁでも純粋なミステリーファンっていうのは、»1さんみたいな極端な感じなのかなぁ。あまり理解できん…。

ミステリーの手法っていうのは、たぶん一番最初のポーの「モルグ街の怪事件」以降、ありとあらゆるトリックが開発されては消費されていって、新しい手法とかストーリー構成を考えるのがどんどん困難になってますよね。
「謎解き」という部分に読者が楽しみを見出す関係上、それまで1回も登場しなかった意外な人物が犯人なんですよー!エヘッ…というのも、なかなか許されないし。
だから、意外な真犯人は、信頼してた上司、愛する妻(恋人)、親友、肉親、あるいは自分自身とか…、まぁそんな感じでマンネリですよね。

刑事コロンボ完全版 1 バリューパック [DVD] そういう意味では「刑事コロンボ」シリーズなんて、それを逆手に取ったうまいやり方だったと思いますよ。あれは最初に犯人が明らかになってて、完全犯罪と思われてたものを、一見野暮ったいオッサンのコロンボが、どう切り崩していくか…というアレですから。ヒッチコックの「ダイヤルMを廻せ!」なんかもこのパターンかな。
ダ・ヴィンチ・コード (1枚組) [DVD] その一方で最近の「ダ・ヴィンチ・コード」なんかのダン・ブラウンは、そのマンネリをいっそ堂々と踏襲しての大ヒットなわけで、だいぶん無理のあるストーリー展開だけど、あのひとは案外神経太いのかなぁ…て思います。なんか最初から「映画っぽさ」を意識してたようではありますけど。

トップ絵は「アレックス」つながりで拉致監禁ものの映画「隣の家の少女」より。
「その女アレックス」も、たぶんそのうち映画化されるんじゃないかな。アレックス役には、画面映えするとびっきりのフランス美女を起用してほしいな!
1.5追記:当記事を朝目新聞さまでご紹介いただきました!
たくさんの掲載ありがとうございます!!(*´Д`)
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    • ※1 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.12.15 21:38
    戯言遣いシリーズは逆に
    動機以外はどうでもいい
    • ※2 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.12.15 22:28
    本当に小説が好きなら>1のようなことは思わないだろうに
    動機が「太陽がまぶしかった」でも犯人の心理状態を読み取るには重要な要素だし、動機なしや出鱈目な動機では登場人物ごとの物語を読み取る楽しさが減るじゃないか、ミステリを論理パズルとしてしか見てないから出てくるくだらない意見だと思うよ
    パズルとしての謎の複雑さは犯人の狡猾さの指標程度のものだし、そこにのみ重きを置くなんて幼稚な考えは犯人よりウォーリーでも探す方がお似合いだね
    • ※3 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.12.15 22:59
    アイリーンの下りは、名探偵コナンという漫画だと思います。
    被害者が書いた小説にアイリーンがホームズを嘲笑するシーンをいれてみたら、そんな事するわけない!といって著者をやった話がありました。
    • ※4 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.12.15 23:18
    71にもあるように動機も含めて推理するのも醍醐味だとおもう。
    遺産相続とかで、この人を先に殺したら自分がお金を手にすることができないから時間をごまかしたんだみたいなのとか。考える事が多岐に渡るほど面白いとおもう。
    あと、管理人さんも紹介している犯人がわかってるパターンは、推理しつつ犯人視点も楽しむってのもあるから、動機があった方が感情移入できたりします。
    動機無き作品でも面白いものもあるんでしょうが、なぜ犯人はそこまで危ない橋を渡ってまで犯行を犯したか説得力が欲しいし。
    最初から犯罪者思考の人だったら、日頃の行いで捕まってそうだし、危ない奴だけど政治的圧力がある人が親だから捕まらないとかだと、むしろ話の中では(恨まれて)被害者になりそうなキャラだし。匙加減がむずかしそう。
    長々書いたけど、犯人役って推理ものの花形だと思う。
    • ※5 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.12.15 23:24
    >44
    >実際の捜査でもまず動機から調べるだろ
    これについては、
    現実の世界では被害者に関わる人間が多過ぎるのでまず絞らないと始まらない、
    ってのが大きいと思うが。
    フィクションの世界では登場人物を絞ったり孤立した環境を用意したりできるが、
    現実ではそうはいかないから。

    それこそ「それまで1回も登場しなかった(捜査線上に浮かんでなかった)意外な人物が犯人なんですよー!」
    が現実じゃいくらでもあり得るわけで、
    現実の事件ってミステリーだったとしたらホントに駄作なやつばっかりだと思う。
    • ※6 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.12.15 23:40
    動機について描写するのはいいが、それを推理に含めるのはなんだかなーと思う。
    • ※7 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.12.15 23:49
    トリックはトリックで重要だけど、>>1の言うとおりにするならば
    小説ではなく論理パズルで十分って結論にすらなるよね
    心理面を削るってのは実験小説としてはありかもしれないけど、実際読んで面白いかは疑問
    • ※8 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.12.16 4:23
    昔ならともかく、娯楽の選択肢が増えた現代ではただの論理パズルの問題文としては文庫はボリュームがありすぎる
    一話あたりのボリュームが小さいコミック作品がパズルやれるのは当然だよ
    • ※9 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.12.16 7:21
    法月綸太郎の短編で死刑囚が処刑直前に殺されたのは何故か?っていうのがあったなあ。
    >>1はフーダニット、ハウダニット、ホワイダニットって言葉を知らんのかなあ?
    • ※10 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.12.16 7:58
    好みを押し付けられてもねぇ

    ところで今だと電子デバイスが発達しまくりで
    純粋な謎解きって難しくなってる気がします
    • ※11 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.12.16 10:46
    アガサクリスティとか、まさかこの人が!何の為に!ってなった後に
    これまでの伏線から動機が示されるのが面白かったけどな
    動機も含めて推理してるのに、億万長者が殺された!みたいな明らかに遺産狙いの殺人で
    犯人は快楽殺人犯でした~とかやられたら手抜きにしか見えない
    • ※12 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.12.16 11:17
    動機がなければ殺人じゃなくて過失致死になるだろ!!
    動機重要!!

    あさっての方向から叫んでみた
    • ※13 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.12.16 12:48
    カウンセラーとかプロファイリングを全否定?
    • ※14 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.12.16 16:44
    まぁ、「料理なんて栄養をとるための物であって味や見た目なんてどうでもいいだろ!」という理念に基づいたイギリス料理が大好きって人もいるだろうし、多少はね?
    • ※15 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.12.16 17:03
    個人的には推理モノに限らず『復讐』を動機に据えて
    犯罪や非道を正当化しつつ、お涙頂戴劇にするのが大嫌い。
  1. おお、意外や意外、盛り上がってますね…。
    おおむね皆さん、管理人と同意見ってことですか。まぁそうですよね。


    >アイリーンの下りは、名探偵コナンという漫画だと思います。

    あ、そうでしたか。追記いたしました。ご指摘どうもです~
    ---------------
    >犯人役って推理ものの花形だと思う。

    ですよね~。主役ですしね!
    ---------------
    >現実の事件ってミステリーだったとしたらホントに駄作なやつばっかり

    事実は小説よりも奇なり、でしょうか。
    ---------------
    >犯人は快楽殺人犯でした~とかやられたら手抜きにしか見えない

    それはもう「金返せ!」って言いたくなりますねぇwww
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    >「料理なんて栄養をとるための物であって味や見た目なんてどうでもいいだろ!」という

    あーなるほどw
    一理あるとは思います。
    • ※17 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2015.12.25 22:45
    1が言おうとしてることは例えるなら算数の文章問題だな。
    太郎くんがお使いを頼まるとか花子さんがりんごを分けるとかが動機で数式がトリック。
    どうやってを考える限りでは動機は必要じゃない情報としてオミットされるからそういう意味ではどうでもいいし何でもいい。でも数式だけ書かれているのでは推理小説を選ぶ意味が無い。
    つまり1は必要な情報を取り分けることが楽しい人間と見た。
    • ※18 : 安易なドラマは嫌
    • 2016.1.14 21:36
    個人的には1に完全同意だ。ミステリにおいてトリックとドラマのどちらが重要かと言えばトリック。これが下手なものほど動機に逃げてるイメージ。
    ミステリは過去のネタにオリジナル要素を付け加えて、いかに捻るかで評価されるジャンルなのに、人間心理なんて普遍的なもの出されてもつまんない。
    • ※19 : 安易なドラマは嫌
    • 2016.1.14 22:15
    あと、例えが間違ってる。

    >「料理なんて栄養をとるための物であって味や見た目なんてどうでもいいだろ!」

    ではなくて、

    「料理は味が第一なんだから、見た目は二の次でいい」
    「見た目重視で味が落ちるくらいなら、最初から見た目になんてこだわらなくていい」

    と言ってるのが1だ。
    • ※20 : ドクター・ノオ・ネーム
    • 2017.1.20 16:12
    ミステリーと一口に言っても、その中でジャンルが細分化されてる。
    スレ主の言っているのは本格、新本格って言われる系譜で、フーダニット(誰が=犯人当て)やハウダニット(どうやって=不可能状況の解決)のような謎解きが重視され、動機のような人間ドラマはフレーバーや目くらましとして扱われる。
    読者への挑戦状って特徴が分かりやすくて、読者が推理できる=パズルとして成立している、って点が大切。
    有力なジャンルの一つだったけど、売れないんで下火になった。

    人間描写が評価されてる東野圭吾先生なんかも、デビュー作「放課後」でガチガチの機械式トリックを書くぐらいで、元々はそういうのが好きらしいが、トリック重視はウケないんでだんだん書かなくなってしまった。

    スレ主の主張は本格系のミステリー好きの定番の愚痴。気持ちはよく分かるが、悲しいかな広く理解はされないだろう。
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